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神様のカルテ3
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神様のカルテ3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 41~60 3/4ページ
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それぞれの登場人物が桜井さんであり宮崎さんなので、情景が浮かびやすく読み易かった! 続巻を希望するが作者様の忙しさを考えると難しいかとも思う。 とにかく一気に読んでしまいました。 | ||||
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これを、非現実的とか言う医者にはなりたくないですね。等身大の自分でいたいです。自らを省みるにも、姿勢を正すにも最高の一冊です。 | ||||
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2が映画になったので2を読み直したので3を購入しました。 新品なので何も問題ないです。 | ||||
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とにかく届くのが早くて、嬉しい。 息子が持っていた「1」、「2」を読んで「3」の文庫版が出るのを待っていました。信州の景色を思い浮かべながら清々しい気持ちで、読んでいます。 | ||||
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神様のカルテのストーリーは面白い。 内容、表紙ともに特に難点なく、よかったです。 | ||||
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娘が中学の朝読で読んでます。 ハードカバーでなければダメなのですが、これはOKでした。 | ||||
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今回の作品の見どころといえば、小幡医師の覚悟である。 その揺るぎない信念と、そこに至るまでの経緯が明かされるシーンが一番印象に残っている。 詳しくは書かないが、小幡の、「いまだにその時の主治医が許せないの」という言葉は忘れてはいけないものだと思う。 | ||||
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夏目漱石をこよなく愛する風変わりな医者。ただひたすらに目の前の患者に寄り添い、地域医療の一端を担っている。 はたから見たら、それが理想の医者の形だと思えた前作までと違い、今作では栗原のこれまでの医者としてのあり方に疑問を投げかける本作。 最後に栗原がだす答えにはただただ脱帽するしかない。日本の医療を支える医師たちが皆、同じ思いで今日も医療現場で奮闘しているのかと思うと、頭が下がる思いがする。 | ||||
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昨年の夏、久しぶりに会った大学時代の友人から、おまえは漱石や芥川が好きだったが、その二人の名前を取ってペンネームにした男を知っているか、夏川草介と云うのだ、面白いから読んでみろ、と言われ、『神様のカルテ』を読み始めた。(そして3冊読み終えた。) 確かに面白い。涙無しには読めない。成程ベストセラーになるだけのことはある。 文体は古風で、作中漱石が多数引用され、微笑を誘う。(ただ、何故か芥川の引用は少ない。) (御安心を。難しい引用はありませんから。) 登場人物は皆善人である。病院を舞台にしているので、不治の病もあれば、死もあるが、ストーリーはどれも温かい。漱石も芥川も人間の悪しき面(エゴイズム)を追求したが、夏川草介氏の作品にエゴイスティックな人物は登場しない。 私は『神様のカルテ』を読みながら、これも昔よく読んだ井上靖の小説を思い出していた。(歴史小説は別として)井上靖の同時代を舞台にした小説でも、登場人物はほとんど全て善人だった。ただ『神様のカルテ』と決定的に違うのは、井上靖の世界では、登場する人物は善人ばかりなのに全体を支配しているトーンは「哀しみ」だった――それが文学なのだ――それに対し、夏川氏の小説のトーンは「安心」である。謂わば水戸黄門の世界と同じで、先が読めてしまい、大抵が目出度し目出度しで終わるのである。はっきり言えば、安易なのである。だから、文学になりきれていない。長く生きてきた人間は、世間は善人ばかりで成り立っているわけではないことを知っている。(一人の人間の中に、善と悪とが不思議な調和を保って共存している場合も少なくない。) また、たとえ善人だけが集まっても思うようにならないことは数多あることを知っている。 漱石は明治の知識人の苦悩を描こうとした。そしてそれが明治という時代精神を描くことに繋がった。夏川氏も、現代日本の医療に携わる人々を中心に、知識人の苦悩を描こうとしている。それは認める。が、それが平成という時代精神を描くことに繋がっているかと言えば、残念ながらそうは言えない。恐らくそれは、漱石の時代とは比較にならないくらいに、現代が抱える問題が多岐にわたっているからだろう。私は夏川氏に同情する。 夏川氏がこれから深みを増すことを期待する。 ただ、『神様のカルテ』がとても良心的な作品であることは確かだ。夢を持ってこれから世の中に出て行こうとする若い人々、取り分け高校生への推薦図書としてはもってこいだろう。 | ||||
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医師が書いている作品だと思うが、主人公の消化器内科医師が医師としての経験がたかだか数年というのに、万能であるように表現されているのが非常に違和感を感じる。数年の経験では医師としては、どんなにたくさんの症例を担当しようが、通常は、ここまで自信をもって医療にあたることはできない。ただ、段々と解消されてきているので、おまけして1つ評価を甘く付けた。 | ||||
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1と2もいいです。全部いいです。泣けます。イチとハルの二人がほんとに素敵な夫婦で羨ましいです。 | ||||
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最近この作品の一巻を読んでから、面白くて一気に3巻を読みましたが3巻が一番素晴らしかった。今作は今までの登場人物がかなり掘り下げられており、特に今まで素っ気ない態度をしていた東西さんの以外な一面が見られて面白かった。そして何より特筆すべき事は主人公の決意です。新キャラが出てきたときは、初期のタツのような人かなと思いきや凄まじい信念を持った人で内容紹介でかかれているように主人公の考えを大きく変えるような人だと思いませんでした。そして最後の大狸先生言葉と古狐先生の場面では思わずうるっときました。神様のカルテは一巻ごとに完結していましたが、3巻は展開からしてみるに最終巻といっても過言ではない内容でした。続編は気になるのは気になるのですが、本庄病院のスタッフが出ないと神カルじゃないなあともどかしい気持ちです。ですが思わず心にグッとくる言葉もあり、良い本に出会えたなあと素直に思いました。 | ||||
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1,2冊目もよかったが3冊目は作品の奥行きがさらに深くなり、感動的だった。家内も「よかった!」と。文章もいいですね。 | ||||
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医者の小説家と言えば、古くは渡辺淳一(ごめんなさいまだ現役なんでしょうが、最近というか初期のもの以外はほとんど医者出身を感じさせない作風ですので… 初期の『無影灯』は医者出身ならではの傑作です)ここのところでは、海堂尊とこの夏川草介でしょうか? いずれも、現代の医学界に対しての危機感が創作の動機となっている(と思われる)所は共通しているし、『患者や病気に正対する』姿勢や諧謔味あふれる文体 であることも似ています。 但し、海堂尊氏の作品は、デビュー作『チームバチスタ…』がそうである様にミステリータッチのものが多く、また、作品によっては展開がかなりアクロバチック であったりして、読み手側に多少体力を要求する上に、クオリティに波がある(多作のせいかもしれません)と感じます。(でも、傑作は多く、特に 『ジェネラル・ルージュの凱旋』と『ブラックペアン1988』がお気に入りです) これに対して、夏川草介のこの『神様のカルテ』シリーズは、多少謎解き風の展開は有るものの、基本悪人は出てこず、漱石?ばりの(といってもまともに漱石を 読んだことは有りませんが)懐古調の文体や言い回しと相まって、肩のこらない癒しの作品となっています。(主人公の医師一止を支える写真家の奥さんハル さんが素敵でなんとも癒されます) それでも、真摯に患者や病気に立ち向かう溢れんばかりの情熱が根幹にすえられていて、この第3巻では新たに登場する“小幡女医”の“患者を選別し治療しない ”姿勢に秘められた悲痛な過去のエピソードが心を打ち、涙を誘います。 この第3巻は、その小幡医師を中心におなじみの登場人物がそれぞれ良い味を出しながら、相変わらずのヒューマンな物語が展開されますが、その中で主人公一止が 最後に下した決断…第4巻も楽しみです。 | ||||
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地方医療現場を、ものすごくキャラが立った人物達で話が進む。 ぐいぐいと物語に引き込む展開は、まさしく安定感抜群。 第一部の終わりのような感じで、これから 大学病院での話を 第二部としてまた書いてもらいたい。 | ||||
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これは面白かった! 「主人公が惜しまれながら去っていく」という最終回の王道。よくあるパターンだがきっちり感動して涙ぐんでしまった。 でも折角のシリーズ、完結するのは勿体無い。 今後1年くらい構想を練って、一止が大学人として助教、講師、准教授(助手、助教授のほうがよほど呼びやすいのに・・・)と出世していくか、 或は教授と衝突して大学を離れるか、更に子供が生まれて家庭と仕事をどう両立させていくか等々物語を続けて頂きたいです。 でもこれ以上話をふくらませるには作者自身の実体験では難しいでしょう。山崎豊子みたいに綿密に取材を重ねようと思えば医師の仕事の片手間では無理でしょうし・・・やはりこの巻で完結になるのでしょうか? | ||||
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信州の自然の美しい描写、同僚の医師や看護師達・細君のハルや御嶽荘の住人達との軽妙な会話は、巻1・巻2に続いて健在であるが、巻3では 主人公栗原一止の医師としてどうあるべきかという問いかけが、より真摯になされています。 それは小幡奈美という女医の登場によって、「医者をなめてるんじゃない?自己満足で患者のそばにいるなんて、信じられない偽善者よ」「医者っていう仕事はね、無知であることがすなわち悪なの」という意見との対立と葛藤を通じて、鮮明に描かれています。 ある老人の膵臓良性腫瘍を癌と診断し、手術を施行させたことから、患者の家族や病院事務局との対立を生むが、いつしかその女医と同質の考え方に到達していることを自覚し、もう一段高いレベルを目指そうとして、本庄病院を去り大学へ行くことを決意する。 最初は軽い話から始まって読みやすいが、それらを重ねていくうちに次第に本巻のテーマが浮かび上がってきて、しかもその合間に現場の臨場感とかハルとのほほえましい夫婦愛とかが散りばめられていて、重苦しくなく清涼感があります。小さな水の流れをつないで、ひとつの大きな川に合流させる作者の文学的な手法も確かで、医者としての業務と両立させている事に感心いたします。一止が草枕を愛読しているというのも分かるほど、自然の描写も美しく巧みで、会話は機知に富み、文体には古風な格調の高さがあります。 読み始めると一息に読み終えるほど面白く、また読み終わった後何ともいえない感動と味わい深さ、もう一度読みたくなるような魅力のある作品 (3巻とも)だと思います。苦しいとき、うちひしがれた時に何度でも手にとって読み返したくなるような力を備えた作品群だと思います。 夏川草介さんには、この後も大学病院での問題点、人間関係などを書いて、巻4、5と続けていっていただきたいと切に希望いたします。 | ||||
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シリーズ3作目もたのしく 読めました。美しい信州の風景が彷彿としてきて・・。今回も一止先生頑張れ!でしたね。 | ||||
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「神様のカルテ」ファンです。もちろん1、2、3と読み終わりました。疲れた時の一服ではないのですが、心温まります。 | ||||
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神様のカルテ1から愛読しており、この刊にて最終巻となります。主人公の自分を見つめ直し、新たな旅立ちを決心する。 読後に色々と考えさせられる内容でした。 | ||||
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