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クジラアタマの王様



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【この小説が収録されている参考書籍】
クジラアタマの王様
クジラアタマの王様 (新潮文庫)

クジラアタマの王様の評価: 3.93/5点 レビュー 110件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全78件 61~78 4/4ページ
No.18:
(5pt)

新たな試み

新たな試みがありながらも、その試みに頼りすぎること無く描かれていて面白かった。
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4140057068
No.17:
(5pt)

うむ!さすが伊坂さん!!

とても読みやすくまた、世界観に引き込まれる内容でした!
伊坂さんの描く奥さんはいつも魅力的ですね!!
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No.16:
(4pt)

読み応えあり!

夢の世界と現実の世界の絡み合いが読み応えありました。
今までの伊坂幸太郎の世界観もありつつ、新たなステージに到達した1冊かと思います。
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No.15:
(4pt)

著者のほかの作品と同じように楽しく読めた。
広報部関連の話は爽快感があった。
挿絵の新しい試みもよかったと思う。絵自体も好きです。

気になったのは、伏線をはる序盤のところに違和感というか、著者のほかの作品を読んだ人の中にはここが後で絡んでくるのだろうと簡単に気づいてしまう人もいるのでは、という少し自然さに欠ける感じがあった。
あと、著者の、迫ってくる脅威を描写する文章が好きなのだが、後半それが少なかったように思われた。この作品ではそれがあまり重要ではなかったのだろうとは思う。霧の中の動物のシーンは緊張感があってよかった。
次の作品を楽しみに待ちます。
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No.14:
(5pt)

毎回杞憂に終わる嬉しさ

私は、「伊坂幸太郎」さんの全ての作品を愛しているので、毎回新刊が出る度に緊張している。
今回こそ、もしかしたら、「私には合わない」作品だったらどうしよう、と。
そして、そのたびその心配が杞憂に終わる。そんなことはなかった。むしろ一作毎に大切な作品が増える。
伊坂さんは、そんな作家。
今回はファンタジーでありながら現代社会の闇を切る…まで行かなくても「痛いでしょ?」と後に残る傷跡を残すような作品だった。
そして、最後まで読まないと分からないが楽天イーグルスファンは読んでみて欲しい。
イーグルスファンの私は、最後の最後でひっくり返りました。嬉しくて。
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No.13:
(5pt)

必読

新しい伊坂さんに出会った気がしました。いつも奥さんがキャラがあって好きです。
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No.12:
(4pt)

とりあえず もどかしさは消えた

マリアビートルを境にここ数作の伊坂作品に期待と落胆を繰り返していた身としては作者がなんかやる!という感触だけは掴めたのでほっとしています。
物語自体はまぁ平易で従来の伏線と回収あるいは洒脱で思わずくすっと笑えるようなウィットからすれば小粒で程遠いのですが、なかなか味のある挿し絵?のチカラを借りて微笑ましく読める小品となっています。
ともあれ伊坂帰った〜の期待を抱かせるものであることに違いはありません。
次の一手が楽しみです。
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No.11:
(4pt)

良いんですけど

夢の中の出来事が現実世界に影響を及ぼしているのか?
苦境におちいった時、夢の中で怪物と戦い勝利すれば・・・
主人公を含む三人は夢の中で共闘し現実世界でも同じピンチを乗り越えてきていた
それは果たして偶然か否か、答えはクジラアタマの王様が知っている・・・のか?

伊坂さんは普通の小説を書くことに飽きてしまったんでしょうか?
今回は幕間に絵本の挿絵のような無声漫画?を差し込む形での出版です
思えば私が伊坂作品に初めて触れたモダンタイムスも漫画家とのコラボでしたね
まぁそのままでも素敵な作品を作り出すことのできる作家さんなのであまり変化球ばかり
投げられてもちょっとなぁと思ってしまいました
あと主人公がちょっとウィットに富みすぎてる気がして少しマイナスでしたかね
新作が出る度に期待値が上がってしまいますが次作も期待しております
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No.10:
(5pt)

さすが

パラレルワールド?ものは理解しにくいことがあるが、この作品は挿し絵の効果もあってどんどん読み進められる
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No.9:
(4pt)

ファンタジー性溢れる作品

伊坂幸太郎作品はどれも読んでいるのですが、長編作品は本当に面白い。今回の作本は絵が挿入されているので絵と本作との関連性に注目して読んでいくと面白いかもしれません。
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No.8:
(4pt)

新しい伊坂作品!

今までの伊坂作品とは異なったパターンでしたが楽しめました!
挿絵をそういうふうに使うかと読み進めながら感心しました。

今後こういった新しい伊坂作品を展開してくれると思うと楽しみでしょうがありません。
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No.7:
(4pt)

これまでとは一味違った作品でした

中に出てくる挿絵がとっても良くて、小説の枠組みを少し外してくれました。一方で、ストーリーは物足りなさを感じるモノの、ラスト20ページの躍動感はTHE伊坂孝太郎作品。時間軸が少し未来なのか、他作品と連動するパスカあたりは、ファンとして堪らない。どの伊坂作品でも、使命を受けた人は全力で全うするという、人の描写が伊坂作品を好きになる理由かもなー、一生懸命、諦めないって感じの。
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No.6:
(5pt)

イラストがとても良い

初めは「イラスト?新手法にこだわりすぎでは?」と思ったが、予想以上にイラストが良かった。話に合っている。このコラボでガッツリした絵本も見てみたい。
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No.5:
(5pt)

タイトルは「ハジビロコウ」のラテン語名

洒落たリズム感ある会話劇と作中の小さなディテールが最後でかっちりハマっていく小気味いい伊坂節が楽しめる作品です。
現実パートと夢パートともいえる二つのパラレルワールドのお話との側面があり、新しい試みとして夢パートにはコマ割りされた漫画イラストが挿入されています。最初のページでイラストが目に入ってきた時は戸惑いましたが、川口澄子氏によるこのイラストが実に味があり良い感じです。
面白く読めました。
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No.4:
(4pt)

挿し絵革命を起こしたアイデアが見事です!

まずは挿し絵革命とばかりに、挿し絵を最大限に活かした画期的なアイデアの使い方が見事で、
革命的な試みを堪能させられました!

事件としては、菓子メーカーに勤める主人公の会社の異物混入事件等、現実的なものばかりで、
今までは未来を描いてるような非現実な事件が多い伊坂さんとしては意外でしたが、もう1つの世界との関わりが伊坂さんらしいSF要素として見事に活かされており、
終盤に向けての伏線の活かし方も見事で、面白く楽しめました(^-^*)/

ただ作品全体のクオリティとしては、☆5が続いた『AX』~『シーソーモンスター』までと比べると、若干物足りない☆4となり少し落ちますが、
それでも挿し絵革命というアイデアは見事で、充分読む価値がある作品です!
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No.3:
(5pt)

これは夢なのか、現実なのか…

タイトルの「クジラアタマの王様」は、主人公の案内役兼ラスボスである「ハシビロコウ」のラテン語の呼び名である。
製菓会社の広報担当・岸、人気アイドル・小沢、そして本作のキーマンともいうべき県議会議員・池野内。岸の製菓会社の新商品を機縁にして、この3人が出会ってからこの奇妙な物語は始まる。
簡単に言えばパラレルワールドものなんだろう。しかし、3人の単なる妄想という事も否定できない。夢の中で巨大なモンスターと戦うなんて、そんなRPGみたいな展開、誰が信用するだろうか。普通ならそう考える。しかし、次々と起こる奇妙な事件の前に翻弄され、徐々に夢の、RPGの世界に深入りしていく3人。彼らがモンスターに負ければ、現実世界でも良からぬ事件が起きてしまう。虚構と現実の境目がますます分からなくなっていく。
序盤から出ていたハシビロコウをボスに、製菓会社が設置したがっていたビジョンが最後に役立つなど、伏線もきっちり回収している。クライマックスの描写から考えて、やはりRPGの世界は3人の妄想だったと思った。最後は夢ではなく、現実の自分の力で悪い奴を倒したんだから。
とにかく、小難しい事は考えずに頭をカラッポにして読んだ方が楽しめそう。
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No.2:
(5pt)

小説の可能性を感じた

ページを開いてコミック?がいきなりあって「これはどうなんだろうか…」と思って読み進めましたが、そんな不安を覆すあっと驚く仕掛けでした!
伊坂さんはこんなこともできるのか、とまた新たな魅力を知り、物語の勢いに引き込まれました。
小説の面白さ、読書の楽しさを教えられる、想像力の広がる一冊でした。
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No.1:
(5pt)

こういうのは好き

パラレルワールドもの。安易と言えば安易であり、とくにあっちの世界の物語の魅力が薄い印象でした(漫画パートを引き立たせるためにわざとか?)。けれども、こっちの世界のウイットに飛んだ会話と、ぽんと15年間飛ばしたりするテンポが心地よく、あっという間に楽しく読み終えました。
 ただ次回は出来れば、異世界や超能力やSFチックな道具立てなしに、現実世界の中でひねりにひねってさらにひねくったような伊坂作品を読んでみたいです。映像とのコラボも漫画とのコラボもやって気が済んだら(まだ音楽とのコラボなんかがありそうな気もするが)、筆一本で驚かす原点に戻ってもらいたいものです。
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