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こわされた少年
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こわされた少年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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この作家の作風は、好みじゃない。 犯人捜しを読者に考えさせながら読ませたかった? 展開に覇気は感じられず、イライラしながらやっと読んだ。 正直、ハズレの本だった。 | ||||
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魅力的な失踪ミステリー。母親に溺愛されて育った少年。妻との中が冷え、家族に無関心な父親。弟を愛する姉。もともと崩壊の危機にあった家庭が、少年の失踪を境に崩壊しはじめる。少年は養子だったことを知り、実の父親に会いにゆく。その感化からか少年は、恐喝に手を染めはじめる。「こわされた」少年は生きているのか死んでいるのか、最後までわからない。それもまた魅力的な謎だが、それ以上に少年の失踪の動機をさぐる過程がスリリングだ。 そして、この作品の一番の魅力は、冷えきった現実感だ。その作品世界は、本格推理というよりむしろ社会派推理小説に近い。しかし、日本の社会派から想像されるようなどろどろした情念とはまた違った現実が描かれる。本格推理と社会派推理が幸福な結合を果たした作品といえるだろう。 | ||||
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魅力的な失踪ミステリー。母親に溺愛されて育った少年。妻との中が冷え、家族に無関心な父親。弟を愛する姉。もともと崩壊の危機にあった家庭が、少年の失踪を境に崩壊しはじめる。少年は養子だったことを知り、実の父親に会いにゆく。その感化からか少年は、恐喝に手を染めはじめる。「こわされた」少年は生きているのか死んでいるのか、最後までわからない。それもまた魅力的な謎だが、それ以上に少年の失踪の動機をさぐる過程がスリリングだ。 そして、この作品の一番の魅力は、冷えきった現実感だ。その作品世界は、本格推理というよりむしろ社会派推理小説に近い。しかし、日本の社会派から想像されるようなどろどろした情念とはまた違った現実が描かれる。本格推理と社会派推理が幸福な結合を果たした作品といえるだろう。 | ||||
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