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(短編集)
船玉さま 怪談を書く怪談
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船玉さま 怪談を書く怪談の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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タイトル通り、思っていたほどの恐怖は感じませんでした。 この著者の作品では「祝山」が好きでかの作品の臨場感は身近に恐怖を感じる気がしました。 今回の作品はそれほどの恐怖を感じないのはなぜなのだろうか? 思うに著者は作中の体験を「怖い」と言いながらあまり恐怖を感じていないのではないだろうか? 後から思い返して執筆しているかからなのか全体に状況を俯瞰して見ているような気がします。 それが実体験の怖さを薄め、「怖い」と言いながら結局は無事に終わるんですよね、とこちらにも俯瞰した視点をもたらしている気がします。 | ||||
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自分語りの臨場感のある怪談実話ではあるが、独特な押し付けがましさを感じてしまった。それは以前には感じなかったことで、怪異に対する作者の遠回しな決め付けが鼻につくようだ。テレビで商品解説のテロップに出る※個人の感想であり効果・効能を示すものではありません。の、ように感じ取った怪異をやんわりと打ち消して見せる所も胡散臭く受け取ってしまう。ただ作者の解釈を牽強付会に感じたとしても霊的な存在を声高に主張するわけではなく、この心霊の臨場感は得難い読書体験だとは承知している。 | ||||
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前回の「怪談徒然草」がすごく好きで、そんな感じかと思って買ったんですが、今回は文体がガラリと変わっていました。 前回はもっとくだけた口調で、対談方式というか、誰かとおしゃべりしてるのを書き起こした感じで、今回は一人で淡々と語っていました。 内容も一つ一つが長めで、とにかく硬い感じでした。 私の好みではありませんでした。残念。 | ||||
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加門さんの実話怪談は大好きなのでよく読ませて頂いております。 他の方も書かれておりますが、怪談徒然草に比べると味気なさは否めませんでした。 期待していたこともあり残念でした。 徒然草大好きな方にはあまりおすすめしません。 | ||||
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久しぶりに加門七海さんの怪談というか不思議な話を読んだのですが。はじめの「船玉さま」はじとーっと怖い。「いきようがない」という言葉が幾重もの意味を持ってじわじわ迫る「いきよう」も怖い。不思議な三味線に魅せられた男の「ある三味線引きのこと」やある浮浪者の「聖者たち」は、何か文学に近い話。三味線~は波津先生の雨柳堂シリーズにでもありそう。しかし加門さんの「怪のはなし」や「怪談徒然草」のように、本を持っていても何かやってきそうだけど、売っても何かたたられるんじゃないかというほどの怖さではなくてよかった(ほめてるのかな、これ)。 エッセイとしてちょっと詰めが甘い気もしましたが、もしかしてわざと話を詰め過ぎないように書かれたのかも(怪談徒然草って読者の家でも異変があった、という話を聞いたことが・・・)。 | ||||
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あの世のものをこの世で相手をする、生きているものと死んでいるもの、双方の間に産まれるジレンマ、摩擦、そこに立ち会う時の加門さんのスタンスが今までと変わってきているのかな。前作よりも大きく変わっているような、 巧く言えないけど攻撃的な印象でした。それくらい加門さん自信の心理描写が多めに書かれているということなのでしょうか。 人におすすめしたいかと言う面では、10冊目くらいにどうぞ!ですね。初っ端これを読むと加門さんを誤解されちゃいそう・・・。凛々しい女性ですがこんなに攻撃的ではない!です。 | ||||
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ここ最近に各誌に掲載したものを集めて加筆修正、更に書き下ろしを加えた十二話の実体験集を収録した実話怪談集。 旅先での体験談から友人からの相談事、家族を交えての茶飲み話まで、いつ、どのような状況でも、怪談は来る。集まる。寄ってくる。そうして採れた怪談の原石を、著者は情緒たっぷりに、私情を交えながら(笑)「読める怪談」に仕上げていく。私情を交えているから、読んでいる内に本人から話を聴いているような気分になってくる。喜怒哀楽、様々な感情が入り雑じった、怖くて楽しい怪談集だ。 | ||||
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なかでも『船玉さま』はゾ〜としました。怖かった。 伊藤三巳華さんの漫画に出ていた話があったので 加門さん側からの話も読めてよかったです。 加門七海さんの本は、怖い本にありがちな 『絶対怖がらせてやる!!!』という気負いがないので 私はとても読みやすかったです。 | ||||
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怪談徒然草で、加門さんに打ちのめされた私にはちょっと物足りない内容。 なんでかな? 怪談徒然草は、何十回でも読み返しちゃうし、人にも貸しまくりましたが、これはきっと三回位しか読まないし、人にも薦めないかな。 | ||||
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