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麦本三歩の好きなもの
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麦本三歩の好きなものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 1~20 1/4ページ
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主人公麦本三歩の日常を描いた物語にあまり起伏のない物語集 この作者の本は初めて読みましたが、物語に起伏がないのは全くウィークポイントになっておらず、ドラマチックな出来事を抜きにして物語の世界に読者を引き込むだけの手腕を感じました。 一冊を通しての構成も読みやすくて、大学時代の男友達と遊びに行く話も含め、恐らくかなり計算されて書かれた本なのだと思います。 ただ、主人公の日常を主人公の一人称で描くというこの本において肝心要の主人公のキャラ造形に魅力がなさ過ぎた。 天真爛漫で物事の良い面を見つけることに長け、周囲に愛され周囲を愛し、その上で世の中と自分のギャップに苦悩し、そんな自分に人知れずコンプレックスを抱きながらも心のどこかでそれを他人事のように捉える強さも持ち合わせている。 こういうキャラって既にどこかで何度も見たことある半古典的キャラクターディティールで、その他に真新しい要素もなくテンプレートに収まりきっていることによる「コテコテ感」が半端なかったです。 そういうキャラが好きな人にはぶっ刺さるでしょうし、小説としてのクオリティは高いと思いますので、主人公を好きになれるかどうかがポイントです。 あくまで自分は、読みながら随所随所で「うわぁ…」とか「この女しょうもな…」と感じる部分が多かったです。 音楽の趣味はめちゃめちゃいいと思う。 | ||||
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患者さんから「きみ膵の作者さんだから買ったけど面白くなかったからあげる。」と頂きまして読んでみました。 うん、途中まで本当に面白くない。 三歩が仕事して何食べてどうしたとか単なる日記でこれは小説なのか?と思いながら読んでましたが後半面白くなってくる。 文体は軽くて今風だけど‥そう住野よるってきみ膵のときもさらっと大事なことを教えてくれたんでした。 私個人としてはきみ膵のテーマは「その人がどんなに不幸な境遇であっても、不幸が起きたとしてもそれで他の不幸がチャラになるわけではない。」ということなのですが(当たり前な話かもしれませんが、意外と人間はこれを忘れがちです。)三歩もなかなか深いことを教えてくれます。 他の方のレビューで三歩が自意識過剰とありますがわかる気がします。今の20代は確かに自意識過剰というか自己評価が高い。だから「おかしな先輩」が「私は三歩みたいな子好きじゃない。」と言ったときは少しスッキリしました。 (三歩は仕事できないくせに、心の中でおかしな先輩とかあだ名つけて若干馬鹿にしておいて、自分がおかしな先輩から好かれてないと知るとショック受けて‥なんかイライラします。) おかしな先輩、怖い先輩、優しい先輩はそれぞれ魅力的で好きですが三歩に魅力は感じない。「麦本三歩は君が好き」の章がなかったら三歩を嫌いなままで終わっていたかもしれません。 とりあえず最初は「面白くねー」って思っても我慢して読んでみてください。後半から面白くなります。 | ||||
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メリハリがあるか? ない、ほんわかとしている。 盛り上がりがあるか? ない、ほのぼのしている。 物語に華があるか? ない、のほほんとしている。 じゃあ何があるの? 少しクセがあって、変わり者っぽい雰囲気を持っているけれど、どこか魅力的な麦本三歩という女性の日常が詰まっています。 クセになります。 | ||||
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全く本を読まない私が、読んでみようと買いました。 普段は読み始めてもすぐ飽きる、辛くなって諦めてしまうのですがこの作品は短編で読みやすく、話も良い意味で単調でするする読めました。 私に本を読むきっかけを作ってくれた、個人的にはとても感謝している作品です。 | ||||
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「あえて」「逆に」「意外と」「普通に」というあらゆる言い訳で 「結果、わたしすごくかわいいでしょ」と語りかけてくるのが究極にうざいし、 実際にこういう人がいたら本心はもっと打算的で胸糞悪いと思うけど、 そこすら猫をかぶり続けてファンタジーにしている感じが、生臭くて逆にクセになる。 | ||||
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「君の膵臓を〜」の人が書いた本で、図書館を舞台にした小説。ちょっと読んでみようくらいの気持ちでページをめくった。 麦本三歩は20代女子。読んでいる自分とは年齢も境遇も全く異なるが、三歩の生き方が心に刺さった。本編全体を通して、何もファンタジー的要素はないし、特別なイベントも起こらない。三歩も普通の(どちらかというとできない)人。特に大きな波乱も起きない。しかし、本文を通して見る、三歩の日常は、幸せに満ちている。日々忙しなく生きている自分には、三歩の生き方が眩しく見えてしまう。いや、自分も目的を持って働いているし、好きなこともそこそこしていると思うけど。三歩の生き方は決して真似できないけど。でも、三歩の生き方がとても心に刺さる。 読む人を選ぶと思うが、多くの人に読んで欲しい。 | ||||
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全体的に主人公のモノローグ的な地の文がかなり多い。 文体はラノベ的で軽く、ポップさはあるものの、ノリツッコミ的な表現の繰り返しで、読んでいるとだんだん疲れてくる。 軽い文体とは裏腹に、重めのテーマの話が結構あり、ハッとさせられる瞬間もいくつかあるが、一方で表紙から連想されるようなほのぼのした雰囲気は意外となく、読後感はあまり良くなかった。 自意識過剰気味の主人公の性格にも、一種の同族嫌悪的な感覚を覚え、感情移入しにくかった。 | ||||
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短いストーリーがいっぱいで、読みやすかった。笑顔でよめる | ||||
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活字版は読んでいないですが、Audibleの無料分に含まれていたので聴いてみたらグイグイ引き込まれました。 悠木碧さんの朗読が、最高にチャーミングです。 | ||||
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想像ではありますが、著者も編集部も評判が二極化すると予想していたのではないかと思ってしまいます。 一個人の感想は、 なにが面白いのかまったく分からないため、段々と腹が立ち、途中で読むのを放棄しました。 当然ながら続編も読む氣はありません。 物語の内容は、一般人の日常を綴ったブログのレベルだと思います。 わざわざ、大切なお金を払ってまで読むほどのレベルではないと思います。 本当に『君の膵臓を····』を書いた人間なのか?と疑うほどの内容です。 否定的なことは書いたり口にしたりしたくはないのですが、あまりにもお粗末な内容のため、我慢出来ませんでした。 星ひとつもあげたくはありません。 | ||||
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主人公三歩ちゃんの人間関係が少しずつ日々変化していく様子にとても心が温かくなります。 刺激がない!!からすぐ読める作品でした(笑) そして心穏やかに読み続けることができる作品なので、心がザワザワした時におすすめです。 | ||||
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「かくしごと」がそこそこ面白かったのでこちらも買ってみたしたが、正直つまらない。わざわざ面白おかしくしようとユーモラスな文体にしていますが、ことごとくスベってます。 昔、作家の荻野アンナさんが華々しくデビューしたばかりの頃にテレビで見たインタビューを思い出しました。話を面白くしようといろいろと工夫して話すのですがそのひとつひとつがとても寒々しくて、見てる方が恥ずかしくなったものです。のちにテレビには全く出なくなりましたが・・・。あれと同じ感触です。 小説の内容からいえば、文体で読ませるタイプの物語なので、その肝心の文体があまりにもスベり倒している為、読み進むにつれてイライラが増していきます。何か面白い展開になるかと期待するも、特に面白いことも起こらず。かといって何か文体の底に哲学でもあるのかと思えど何も無く。主人公の趣味趣向が面白いのかといえば、そんなこともなく平凡の極み。これをどう楽しめというのか。 でもせっかくお金を出して買ったので、もう一度繰り返し読んでみます。 | ||||
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最近疲れてる人、落ち込みやすい人にお勧めです!むぎもとさんぽの1日を描いているのですが、特に何か特別なことが起きるわけでもなく私たちが過ごしているような本当に普通の1日です。時々仕事でミスしたりしてしまう三歩ですが、いつもマイペースで自分のあるがままに生きている姿に癒されます。これを読んだあとは、もうちょっと自分を甘やかしたり、たまには自分にご褒美をあげてもいいかと思わせてくれます。毎日、たくさんの人に囲まれて生きる私たちの毎日ですが、この本はそんな私たちの溜まった疲れを落としてくれるような一冊でした。 | ||||
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三歩さんの感性が伝わってきました. はっとすることが多かったです. ナレーションも好きです. 感情豊かです. | ||||
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声優が最高です。、 | ||||
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麦本三歩という主人公が見聞きした体験に対して感じた 疑問や感情が全て行動に現れており、等身大の姿に良さを感じました。 ただ現実に主人公のような人間がいたら、好き嫌いが分かれるのかなとは思いました。ただ見てると面白いといった感じです。 「好き」があるから人生は生きていけると 当たり前かもしれませんが、それを再確認できる本でした。 | ||||
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私は、麦本三歩第一集からではなく第二集から読み始めました。本屋で本を買って家に帰りついた時に続編物なんだと気づきましたが第二集からでも何となく内容は分かるだろうと読み始めました。 読みやすく一日で読み終わってしまい、第一集が気になって即購入。 第一集を読み進める度、第二集で軽く説明されていたことが詳細に書かれており伏線を回収してるような気分で二度楽しめました。 他の口コミにあるように友人の自殺行為の部分は穏やかではないなと感じながらもそんな彼を自分なりに受け止められた三歩の存在は唯一無二だなと感じました。三歩じゃない他の誰かではなく長年の友人である三歩。彼女の独特な考え方、言葉選びが救いになるんだろうなと思います。 三歩は愛らしく、どこか憎めない性格、クスッと笑える所も沢山ありまた共感できる場面も沢山あります。 何気ない日常をもっと気楽に楽しく過ごせたら幸せだろうなと思えました。 色々と考え過ぎて気を張り詰めて過ごしてた時に読むとこういう物の考え方もあるんだよなと考えさせられました。 心が疲れてる時におすすめします。 | ||||
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「麦本散歩は歩くのが好き」を読んだ感じだとわりと好きかも…と思えたんですけどね… 2話目から主人公の性格が無理でした。 無印良品系、低身長、素朴な顔だけどよく見たら可愛いいじられ愛されてキャラ?っぽいのかな?苦手なタイプです。語り口調がすごいラノベの主人公っぽいんですよね。 「へぁいっ」「いただきまふ」「はへっ?」 「ぬぇ?」「あてっ」「ごちそうさまでしつぁー」 びっくりしたとはいえ一々こんな噛むか??リアクションがCCさくら気取りか!ってツッコミたくなるウザさ… 途中で断念。現実この手の女子がモテるのかなあ〜無害そうに見えて彼氏に紹介したくないタイプ。 | ||||
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住野よるさんの本は大体読んでます。 なので、このほわほわした話も何処かでどんでん返しが起きるのか!と思って読んでいたら違う方向にどんでん返った、みたいな。 司書さんの日常な感じで(違うという説もありますが)それはそれで面白かったです。 三歩のキャラクターも可愛いし、周りの人達も中々。 ただ、本当に他の本に比べると凄く普通で、普通過ぎてわたしにはちょっと残念でした。 こういう話だと分かって読んでたらまた評価も変わったとは思うのですが、期待し過ぎました。 | ||||
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図書館の司書である主人公、麦本三歩の日常を描いた物語。 何気ない日常の中に自分の好きなものを見つけて生きていく三歩の語りは軽妙で、その目線にはまっすぐなあたたかみを感じられる。 三歩の語りと悠木碧さんの声音がとても合っており、活字で読むよりもより一層物語に引き込まれること請け合いだ。 | ||||
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