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跳ぶ男



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【この小説が収録されている参考書籍】
跳ぶ男
跳ぶ男 (文春e-book)
跳ぶ男 (文春文庫 あ 64-5)

跳ぶ男の評価: 4.37/5点 レビュー 19件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.37pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

習作ではあるが

この小説を碁に例え、主人公が国元を離れ江戸に出るまでを序盤、江戸で次第に能で評を得るまでを中盤、自裁の決意をして以降を終盤とするならば、中盤が間延びすぎる。
 中盤では、能についての解釈、説明が延々と、しかも断片的になされるので、何を言いたいのかよくわからず、飽きてしまう。
 しかし、終盤のまとめは見事である。さすがと言ってもよく、中盤のもやもやが吹っ飛ぶ思いがした。
 自分としては、この程度の分量の単行本は通常3~4日で読了するのあるが、中盤が面白くなく結局、読了まで3週間弱もかかってしまった。中盤を引き締めて描くことができれば、もっとよい小説になったのではないか。
 作者には一定の根強いファンがおり、出版できたのであろうが、読者に斟酌は必要なく、自分の考えで自由に評してよいのではないか(ただし、その論拠は必要だろう)。
跳ぶ男Amazon書評・レビュー:跳ぶ男より
4163909508

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