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信長の原理



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【この小説が収録されている参考書籍】
信長の原理
信長の原理 上 (角川文庫)
信長の原理 下 (角川文庫)

信長の原理の評価: 4.46/5点 レビュー 85件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全76件 21~40 2/4ページ
No.56:
(5pt)

ありがたいです

信長や周囲の武将たちが採った行動を科学的に解き明かそうとしたのだと思いました。
説得力があると思いました。

歴史家たちは、色々な説を比較検証していると思います。

この作品では、フィクションである小説の利点を活かして、一つの解釈で歴史を再現していると思います。
説得力もありました。

ありがたいです。
信長の原理 下 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:信長の原理 下 (角川文庫)より
4041098653
No.55:
(5pt)

新しい信長像

面白いです。
信長の原理Amazon書評・レビュー:信長の原理より
4041028388
No.54:
(5pt)

戦国時代好きなら読むべき

上下巻読了しました。時代小説なので必ずしも史実どうりではないですが「この人なら考えそう、やりそうだな」と思わせる作者の筆力に感服しました。
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4041098653
No.53:
(5pt)

信長の素質

信長の才覚の素晴らしさを文章に表すにあたって、アリの1-3-1の原理を使おうという発想と、見事にそれをまとめ上げているところが、ものすごく面白いです。一気に読んでしまいました。
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4041098645
No.52:
(5pt)

明智のポジションの難しさ

信長の描写は上巻に引き続き、とても面白いです。近臣の動きを冷静に分析しながら采配するところなど、憧れの情すら湧いてきます。ところが、明智の、才覚のわりに優柔不断さが、まさかの結末に繋がるとは、予想外でした。
まあ、でも面白かったのでよいです。
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4041098653
No.51:
(4pt)

変わった視点の歴史小説として楽しめました

織田信長を題材にした小説は沢山ありますが、
一風変わった視点で生誕から本能寺迄が書かれています。

後半が少し間延びしますが楽しく読了。

戦国物がお好きな方には、まあまあ楽しめるかと。
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4041098653
No.50:
(5pt)

読みごたえあり。

「ワイルドソウル」には圧倒されました。この作品でも、働き蟻の法則に絡めた、織田家中の興亡がドライに描かれており、よく知られた史実が新鮮に読めました。単純な悪役として描かれることの多い松永弾正を有名な武将と同様に丁寧に描写しているのに感心しました。
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4041098653
No.49:
(5pt)

観察、洞察、明察の脳力を磨くことが大切であることを学習しました。

生き方、考え方の参考書。
何よりも、読書の楽しさを満喫しました。
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4041098645
No.48:
(5pt)

信長の心情

信長の場面ごとの細かな心情が描かれており、今までにない、人間味豊かな信長を見られました
ぜひ、下巻も読みたくなりました
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4041098645
No.47:
(4pt)

時代小説だが現代を描いている。

垣根涼介さんの本です。
いやー、名作じゃないですか。信長を主人公にした小説は多く読みましたが、これは突出して面白いですよ。
視点人物が信長が軸ですが、秀吉や光秀に切り替わったりします。
この話のおもしろいところは、現代の話でもありうる、というところなんですね。
正直、信長の話ではなくて、現代を舞台にしても、それは成立するのかな、と。それが、面白さの秘訣なんですね。
あと、確信に変わったのですが、垣根涼介さんの本は、「引き摺られる」という人間の現象を主題の一つにしていますね。
この本も、「引き摺られる」現象を、蟻の原理で説明していて、その原理が、まさに「信長の原理」、というところが、新しい。
蟻の原理ってのは、働き蟻全体を五とすると、一は懸命に働き、三はそれなりに働き、一は全く働かない、というヤツですね。
信長は、それに気づいて、なんとかトップの「懸命に働く蟻」で組織を構成しようとするのですが、
どうしても、それがうまくいかない。懸命に働く蟻だけを取り出しても、やはり「一・三・一」の割合になってしまう。
それまで目覚ましい働きをしていた蟻が、いつのまにかドンケツの「働かない蟻」になってしまう。
そういう組織の論理で、織田家は拡張していき、重臣たちがサバイバルになっていきます。
最後に、光秀が落伍していくわけですが、それも、一筋縄では描かずに、迷いを描いていて、なかなか面白いです。
ただ、家康の描き方が、さほど詳しくされていないので、ちょっと物足りないところもありますが、軸になる信長の話が面白すぎるので、あまり気にならないですね。
とりあえず、時代小説なんだけど、現代にも通じる話を、見事に描いている小説です。おすすめです。
信長の原理Amazon書評・レビュー:信長の原理より
4041028388
No.46:
(4pt)

面白い

今までとは異なる歴史解釈があって、夢中に読むことが出来ました
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4041098653
No.45:
(4pt)

哲学者としての信長

上巻が星4、下巻が星3、結果4とした。
働きアリの法則と信長の戦国の歴史の絡み合いが新鮮で面白かったし、信長なら自らその鋭利で明晰な観察眼からアリの法則を見出すことになんら違和感を感じなかった。しかしその法則をこの小説の主題とすることまでは素晴らしかったが、それに拘泥しすぎたため、下巻ではややこじつけ的な感が否めず、小説としての面白さが減ってしまった。ただそのままでは終わらず、下巻の最終部分の光秀が謀反を起こすまでの展開も見事な展開だった。ここでも作者のご都合主義な展開だったのは三家老への相談時に秀満を外してる不自然さ、これをうまく描けてればと残念でした。
信長と松永弾正忠の関係性の描き方にはすごく納得。単なる優秀さではない、世界を社会を、そもそもの本質から見出そうとする気質の共有が2人を結びつけているところに共感できた。それだけに松永が信長から離れる松永側とアリの法則のくだりはこじつけとしか読めなかった。この2人は戦国武将として下克上と勝ち負けの世界で先端を走りながらも、哲学者の視点を常に持ち続けてたとしてもおかしくない。そのような世界の存在を根源から観ようとする、むしろ観ざるをえない精神性は、光秀からも、秀吉、家康、信玄、謙信からも見えてこない。
その意味で2人がアリの法則や哲学的視点でもっと絡んだところを描いてほしかった。
戦国時代の信長の精神のこの孤高性は同時に彼の悲哀であらことを改めて感じる。
家康の嫡男が死んだ理由もこれまでの知識とは真逆だったので新鮮だった。史実なのか作者の創作なのか、どの程度の蓋然性があるのか気になる。
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4041098645
No.44:
(4pt)

部下をコマ扱いするとこうなる事例

実証主義な信長。
人間の集団の法則を見つけ、真理を探求するだけでなく、それに懸命に抗おうとする。
数々の斬新的な施策で、戦国乱世を制した彼の根底にあるものに違和感なく触った良作。
自ら神になろうとまでした男、と周りから思われたのはこういう姿勢なんだろう。
信長公記でもこれに近い描写はある。
そりゃあ、こういう上司がいたら部下は堪らない。
信長の原理Amazon書評・レビュー:信長の原理より
4041028388
No.43:
(5pt)

サラリーマンの指針となる信長と家臣の姿

昭和の時代、司馬遼太郎の歴史書を好んで読むサラリーマンや経営者が多かったのは、武将たちを企業戦士に見立てて、生き方の指針を得ようとしていたからだろう。時は流れて令和の世、企業人がかつてほど時代小説に生き方を求めることはないとしても、一定のニーズはあり、この『信長の原理』はそれに応える役割を果たすのではないだろうか。

もとより作家にそのような意図はないのかもしれない。しかしマーケティング用語としてしばしば引き合いに出されるパレートの法則(8:2の法則)に世界の理を見出して、人材を発掘し、登用する信長の姿は、楽市楽座、交易の推進(これらのシーンはほぼ描かれないとはいえ)とあいまって、徹底して功利主義の企業家と二重写しになることは確かだ。

他方でこの小説のもうひとつ興味深い点は、信長ばかりか、秀吉や光秀ら、家臣の内面にも自由に分け入って描写することだ。人の世のみえない理を前にした彼らの違いが浮き彫りになり、ひいては光秀による信長暗殺の原因もこの法則への態度で説明される。それはあたかも冷徹な合理主義を推進するワンマン社長率いる織田家という企業の興亡と重なって見える。近年、大河ドラマや漫画で光秀ブームが起きているが、謎に包まれた光秀による信長暗殺の理由を、本書ほど説得力を持って説明したものはない。すなわち、人は合理主義の駒となり切れるか否か、ということだ。
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4041098645
No.42:
(5pt)

おすすめできます

今までたくさん信長もの読んできたが 最高クラスの面白さです 個人的に一番お気に入りの部分は 秀吉が若いころ皆に嫌われていたので 織田軍に入ってからはいい人の演技続けてきたというところですね あと松永弾正もいいキャラで強く印象に残ります
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4041028388
No.41:
(4pt)

信長と家来の信頼感と一方での微妙な気持ちの揺れ

信長傘下の武将たちの心理描写と、蟻の法則や信長が家来の武将たちを自分の野望のために都合よく使おうとする気持ちと、家来のそれに対する複雑な気持ちの揺れが面白い。
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No.40:
(5pt)

戦国武将たちの多面を知る

心理学者みたいな信長を堪能できます。
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4041028388
No.39:
(4pt)

信長の思考の原点に迫れる

タイトルの通り信長の年少からの一貫した原理を追求している点が読者を引きつけます。
信長の原理Amazon書評・レビュー:信長の原理より
4041028388
No.38:
(4pt)

桶狭間の戦いはドキドキした

題名の通り、桶狭間の戦いの所は結構ハラハラした緊張感があって世界に入り込めました。私も一緒に桶狭間の戦いを体験出来るかの様に想像できたし、信長像は最近言われている、(作者の想像した信長像もここの作品で書かれて有るとは思いますが)感じで良かったです。
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4041028388
No.37:
(4pt)

やさしさが邪魔をする。

我、神仏を尊びて、神仏を頼らず(宮本武蔵)。 己の限界(これ以上は無理って)を超える正しい努力をしてはじめて、サムシング・グレートが・・・。

私が自由に「心」に描いた世界が、現世に投影され現実化する。 私が死んでも「世界」は存在するが、私にとっての世界、私が認識している世界、私が主人公の世界は終わりを告げる。 同じものを見ても、皆それぞれ捉え方が違う、表れ方が違う。 故に、一人一人の「心」が作り上げる世界が、それぞれの生き方に反映される。

この世に神仏は存在しない 。 人生を左右するのは、運命や宗教ではない。 すべては縁によって生じ、縁によって滅びる。 縁(えん)と努力により道は拓ける。 ただガムシャラに努力すればいいわけでもないが。

この世の中には三つの誤った見方がある。 その1∶人間がこの世で経験するどのようなことも、すべて運命であると主張する。 その2∶すべて神のみ業(わざ)であると主張する。 その3∶すべて因も縁もない、偶然であると。 この三つのいずれかの考え方に陥ることで、人は迷いと無明の世界に入る。
信長の原理Amazon書評・レビュー:信長の原理より
4041028388

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