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すみれ屋敷の罪人
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すみれ屋敷の罪人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 21~32 2/2ページ
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意外な展開と人々の善意が巻き起こした。悪い人は居ないのに時代背景が巻き起こした悲惨な事件。 | ||||
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久しぶりに本を読む生活になり 読めるかと思ったけど、どんどん読み進められた。 この作家の他の作品も読んでみようと思いました。 | ||||
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時は、第二次世界大戦…終戦間近。 すみれの花咲くお屋敷を舞台に家族の愛憎劇が繰り広げられる…。 表紙も素敵です。 | ||||
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最初は退屈。後半はぐいぐい夢中です。 | ||||
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流れるような文章で、読んでいて気持ちが良いです。 降田天さんのミステリーは裏切りません! | ||||
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ありがとうございました | ||||
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廃墟になった屋敷から白骨死体が発見され、その屋敷の戦前~戦後にかけての過去を高齢になった生存者から聞き出していくお話。 いろいろな人の少しずつの情報で謎のピースが集まっていき、最後に埋まっていく感じがとてもよかったですし、出てくる人のそれぞれがお互いを思いやる気持ちが刺さり、最後のほうは涙が止まりませんでした。 | ||||
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名士、紫峰家。 その当主である太一郎とその娘、葵、桜、茜。 そして、使用人たち。 戦時中、彼らに何があったのか? 現在、再開発で庭を掘り返すと数体の遺体が...遺体は一体誰なのか? 刑事を名乗る西ノ森泉はその謎を追うが... 西ノ森の正体。 遺体の正体。 生きている当時の関係者からの事情聴取、そして、彼らの独白。 そこから徐々に見えてくる真実... 見せ方が良く、テンポも良い。 それぞれの想い、読み進めるとより深く見えていなかったものが見えてくる。 なかなか良かった。 | ||||
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大好きな作家さんのひとりです。今まで短編しか読んでないので長編はどうなんだろうと思ってましたがドンデン返し、健在でした。最後はなかなか切なくて目が潤んでしまいました。皆さんにオススメの物語です。 | ||||
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放置されたお屋敷の庭から出てきた3体の遺骨。それはいったいだれのものなのか? 当時を知る老人たち4人に探偵役が聞いてまわり、徐々に全貌が明らかになるという『藪の中』形式のミステリーです。老人たちの言い分が食い違うことはなく、新しい情報が提示されたり、「あれって実はそういう意味だったんだ」と驚かされたりします。トリックのようなものは出てきません。作者の情報の出し方しだい。情報工学によるサスペンスです。 過去の惨劇が謎めいているだけでなく、探偵役は何者なのかとか、彼に依頼したのはだれなのかといった、二重の構造になっているのもおもしろいところ。 遊びのない書きぶりは緊迫感がありますが、ちょっとつらかったです。 P.249で病院に現れたのはだれ? それがしっくりこなくて、読後感が悪い。 過去の話はすごくいい話なので、ミステリーにしない方がおもしろかったのではないかという印象。文庫化のときに、それを追加して、完全版となることを期待。 | ||||
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いまは廃墟となっている華族の屋敷の庭に埋められていた二体の白骨死体の謎。 超美しい物語であります。 エレガントです、耽美です、繊細優美華麗濃密です。 かつての使用人たちの証言が積み重ねられてゆくなかで徐々に状況が見えてくるのですが、 証言者も何かを隠していたり、重要なポイントで嘘をついていたりするもどかしさ。 そして最後に明らかになる真実は、せつなさ120%、静かな衝撃。 伏線回収、辻褄合わせも抜かりなく、完璧に組み立てられています。 華族の屋敷を舞台にしたゴシック・ロマンであり、美しい姉妹の愛憎物語であり、親子・主従の絆を描いた忠義の物語でもあります。 文章も洗練され流麗かつ自然、人物描写も巧みで、その心理や行動には十分な説得力があります。 悲しい物語ですが、読後感は爽やかです。 「罪人」は出てきても「悪人」は出てこないからでしょう、きっと (「悪人」がいないからかえって切ないとも言えます)。 数年前に読んだケイト・モートンの「リヴァトン館」を思い出しました、あれも面白かった。 しかしあえて断言しますが、「すみれ屋敷の罪人」のほうがはるかに傑作です。 | ||||
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著者の作品はすべて読んでいるが、相変わらずの筆力に驚かされる。 かつて華族が住んでいた屋敷から発見された白骨死体は誰のものなのか。 スリーピングマーダー(「回想の殺人」)と呼ばれる、過去に起こった事件を主人公が捜査していく形で物語は進むが……この短いページ数(256p)の間に、読者の目に映る真実は二転三転どころか流転していく。 この時代、この形でこそ、描かれるべきラストは切ない衝撃だった。 | ||||
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