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太陽の棘
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太陽の棘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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毎年冬に那覇へ避寒に行くが、来年は「芸術村」と称された所を訪ねたいとワクワクする。 原田マハさんの小説はセミドキュメンタリーなのでついつい読みふけってしまう! | ||||
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沖縄の真実、米国人の視点 | ||||
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アートと沖縄をテーマにしている事、事実を基にフィクションを創り上げている事。 まさにマハさんらしいです。 彼女の作品の中での注目度は高くない方かも知れませんが、私は一番好きです。 | ||||
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数多くの沖縄のストーリーを出す原田マハさんでしたが、フィクションであれど、戦争の話は日本人が知るべき存在だと思います。 | ||||
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最初からすいすい読めた。ああ、そっか。ってなり、また頑張ろうってなれる | ||||
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美術という視点をうまく使い、物語が静かに、激しく進んでいく。 生活や心情が、それぞれの立場で交差し、理解を求め、そして拒絶しながらも求め続ける。 〈ノンフィクション物語〉として、読者を巻き込み最終ページへと誘う。原田マハだから作り得た作品だと思う。 | ||||
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出てくるだろう。沖縄で生まれ、育ってきたのに…何も知らなかった。首里城の北の方角にあるから、北の森(ニシムイの村)美術村と名付けられたそうだ。アメリカの占領下にあり、苦しめられ、日本にも見捨てられた当時の沖縄。才能にあふれた優しい人々が支え合って暮らしていた「ニシムイ」。Dr.エドさんと原田さんのおかげで、忘れ去られ消されそうだった記憶がよみがえった。「ニシムイ」のことを職場で聞いてみたが、ほとんど知らなかった。知らないことは本当に残酷だ。今は面影もないらしいニシムイ美術村に、エドとニシムイの仲間を探しに行きたい。 | ||||
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終戦後すぐの沖縄に赴任してきた米国人軍医と、ニシムイ美術村の沖縄人画家たちとの交流を描いたアート小説。 戦後の混沌、沖縄で生まれたアート、そして米国人の視点が合わせって描かれた沖縄は全然知らない新しいものでした。 | ||||
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最高‼️ 到着も沖縄なのに早かった! | ||||
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私たちはこの本のアメリカ人医師の立ち位置にいると思う。沖縄人ではない私たちは。本を読みながら「なるほど」「そうか」「分かった」「涙が出る」その様に感じるだろう、しかしそれこそが私たちがアメリカ人と同じである証拠の様な気がする。 この史実の物語を独自に実地に聞いてみたくなった。仕事場に読谷出身の50代の男性がいるので「ニシムイって知ってますか」と尋ねてみた。答えはノーだったけれど、代わりに同じく戦後に芸能を通して人々に活気を生もうとした人の名前を告げて「知らないの?」と逆に言われた。まるで日本人なら当然知っていると思ってた~テイで。 そして彼は「こんな時に笑うだなんてと反対した人も多かった」とその芸能に勤しんだ人の事を話してくれた。それだけで十分だった、私たちはやっぱり全然知らないのだという事が分かるのに。たった1分に足らない時間だったけれど、聞いてみて良かったと思った。でなきゃ分かったつもりで、理解したつもりで行っただろう。そこを止めてくれた本物の沖縄人が同僚にいてくれて良かった。その人でさえリアルタイムではないのにちゃんと傷口があるというのも知れて。そうやって私はこの本が完成すると思う。そこで5つ星になったと思った。 | ||||
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普段はあまり本を読まないので難しいことは書けませんが、非常に世界に入りやすく読みやすい本だと感じました。 画家たちと主人公との友情?関係が育まれていくさまは読んでいて没頭しました。 ただ過程は想像できませんでしたが、オチはやはりあの展開になりうるので最後のほうは少し味気ないかなと自分は感じました。 | ||||
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装画のインパクトが大きくて手に取った。 名前こそ変えてはあるが実在した沖縄の名だたる画家たちとアメリカ人医師らの交流、ニシムイを舞台にしている。 戦後焦土化した土地で基地建設第一で占領軍による地元民殺害や事件が横行する中で、この心の触れ合いがあったなら、奇跡のようである。人間が人間性を保ち続けられた礎となったもの、映画『戦場のピアニスト』に共通するような気がする。とても美しく、でも解決し得ない重たく複雑な読後感だった。 | ||||
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面白かったし、タイムリーに届きました! またお世話になると思います。よろしくお願い申し上げます。 | ||||
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戦後すぐの沖縄で芸術村であったこと、初めて知りました。沖縄の美術館に行って作品を観たいと思います。表紙が見たくて 単行本を買ってしまいました。あとがきの佐藤優の文章に賛成。原田マハの沖縄を舞台にした作品は好きです。 | ||||
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今度沖縄に行ったら、ニシムイを訪ねたい。 沖縄県立博物館美術館を訪ねたい。原田マハさんの小説には風を感じる。沖縄のニシムイの風を感じたい | ||||
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沖縄の悲しい歴史の裏側に、ほっとする暖かな人間関係が描かれる。 沖縄に行きたくなるなあ。 | ||||
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こういういい話をマハさんはどうやって知ったのだろう。そしてそれを小説にできるなんですごいです。出会えてよかった本です。 | ||||
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史実を元に描いた感動作品ですね。ニシムイという小さな美術村がかつて存在していたらしく、そこで暮らし生計を立てていた画家たちと、戦後の沖縄にきた軍医との交流を描いています。戦後の日本であって日本でない沖縄、敵国同士のアメリカと日本という複雑な状況下で、いろいろなアメリカを美化しているようにも見えますが、世界基準の絵画をベースに人と人が純粋に共感できるということはあり得る気がします。 | ||||
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表紙の人物像が印象的で本を手に取った。作者の原田マハはスピーチを題材とした小説「本日はお日柄もよく」が好きだったのでそのままジャケ買いした。 戦後すぐに軍属の医者として沖縄に渡った24歳の主人公とそこで出会った地元画家と沖縄の絵を通じた交流が描かれる。 青い空と海と白い道と真っ赤なハイビスカスは美し沖縄そのもの、暗い戦場の夜にボンヤリと白く浮かび上がる人間の顔、誠実で情熱的な主人公と向かい合って描いた主人公の肖像画(おそらくこれが表紙の絵と思われる)。 いろんな人がそれぞれの想いを絵で表す中で印象的だったのは、主人公の同僚が帰国する際、密かに想い恋叶わなかった女性のスケッチをこれだけは持って帰ると発したセリフ。 これは大切な痛みなんだ。しばらく刺さったままの青春の棘。。 人の気持ちを絵に表すがそれは痛みを覚える。そして、いつか痛みは忘れいい思い出だけが残る。 | ||||
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これは、お勧めできる本だと思いました。沖縄出身の佐藤優氏が絶賛しています。 沖縄の苦難の経験に直接踏み込まずに、適切な視点をとって、そこから描いたのがとても良かったのでしょう。 戦後すぐに、苦しみから立ち上がって、文字通り命をかけて絵を描いている人たちを描いています。 原田マハさんは、美術に造詣が深いのですが、絵に構図が重要であるのと同じように、沖縄を描くときに、 1つの優れた構図を見つけたのでしょう。沖縄出身の画家達の絵を見たいと強く思いました。 | ||||
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