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モリアーティ秘録
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モリアーティ秘録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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序盤の状況説明はアレだがモラン大佐の語りからは夢中で読んだ。 例の日記部分は飛ばしても良いが、よく見るとモランの演義シーン等が混ざっている | ||||
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なんか読みづらい。普通の本なのに進まない。なんでだ? | ||||
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評価の星は,内容5つ,翻訳1つの平均. 内容的には,ホームズのパスティッシュ関連としては,水準以上のできだと思う. ただし,翻訳が不十分で,誤訳や意味不明な箇所が多数みられる. 原著者の知識,関連情報が膨大なため,翻訳するのが大変であることは理解できるが, シャーロッキアンの一人者を自認する訳者としては,訳のレベルが低すぎる. 知識不足はある程度許容するとしても,文脈からして理解できないような部分が結構ある. 翻訳するからには,責任を持ってやってほしい. | ||||
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モリアーティ教授が人間くさいのが気になったが、上巻はホームズ物のパスティーシュとして楽しく読めた。しかし下巻になると作者のオタク的引用が暴走を始め、小説としての完成度を損なってしまった。抑制があればモランを語り手としてこの作品のパスティーシュもあり得たと思う。残念な一冊。 | ||||
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「ドラキュラ紀元一八八八」と同様にホームズの敵役モリアーティ教授の犯罪組織No2のモラン大佐が作者という設定。 モリアーティ教授の犯罪記録4編で各章の題名はホームズのもじりだが、上巻ではホームズは出てこなかった。 | ||||
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最後の「最後の冒険の事件」が面白かった。」 これはホームズの「最後の事件」をもじっていて、ホームズも脇役で出ているがメインは違った。 これも入院中に読了したもの。 | ||||
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乱暴な英語で書かれてあるのか、翻訳に苦労されている印象が拭えません。ゆっくり読みましょう。 | ||||
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登場人物も多いので、なかなか読むのが難しい。話のプロットが理解しやすいコナン・ドイルは偉大な作家であることが再確認できる。 | ||||
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作者が「覚書および謝辞」で「(インターネットができる前は)作家はどうやってしのいでいたのだろうか?」と書いているが、それはこの本の翻訳者が実感している思いだろう。調査ご苦労様でしたというほかない。ことほど左様に、何でもかんでも詰め込み過ぎである。知っていることをすべて作品に入れればいいというものではない。選択と集中も必要なのだ。まるで素人作家が博覧強記ぶりを自慢しているみたいで浅薄かつ幼稚な感じがした。折角の面白いテーマなのに、その所為でストーリーが散漫になってしまった。惜しいことである。 | ||||
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シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の活躍?をその右腕モラン大佐を語り手にして描いた連絡短編集です。 注釈で補足説明があるものの、他の小説、映画等から引用される膨大な固有名詞に魅力を感じるかどうかで、本書の評価は大きく分かれるのではないでしょうか?(例えば、フー・マンチューや、ドクトル・マブセといった名前が出たときどう思うか。) また、各短編の筋も、本家シャーロック・ホームズ物のストーリーその他のパロディになっているので、そのあたりも含めて楽しめるかどうかかなと思います。 ただ、(本筋とは関係があまり無いような)アイデアやくすぐりは豊富なので、再読、再々読しても、楽しめるかもしれません。 | ||||
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快調に読み始めたが、3章で息切れし、4章は単調で読み進めるのが辛かった。下巻も買って有るが読んだものかどうか… | ||||
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考えれば原典のモリアーティは、最後の事件に少ししか登場していないし、描写もいかにもステロタイプの悪人だったので、外見は原典から、世界観はコナン・ドイルからいただいて、オリジナルな世界をつくりあげている。語り手に原典では粗暴なだけの彼をもってきたのも面白い。下巻が楽しみ。 | ||||
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上巻に引き続き展開するモリアーティ教授とモラン大佐のエピソード。様々な人物が入り混じり、読むのが楽しい物語が展開する。ただ、痩身の男のファンとしては、最後のエピソードが、ちょっと不満。 | ||||
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ホームズの宿敵 「犯罪界のナポレオン」ことジェイムズ・モリアーティ。 その腹心の部下、セバスチャン・モラン大佐の回顧録の形をとった、モリアーティ犯罪記録です。 ホームズ正典では、モラン大佐の描写はさして多くなく、軍人で冒険家、虎狩で名を馳せた暴力を重んじる暗殺者といったイメージです。 本作では、こうした正典を下敷きに、具体像を膨らませて、女好き、機転は利くし決断力はあるが、少しおっちょこちょいでいつもトラブルに巻き込まれ、モリアーティに翻弄される。それでもモリアーティから離れられないという「憎めない個性的な主人公」に描いています。 物語は現代から始まります。犯罪者のための銀行を裏家業にしていた老舗銀行が破綻。その地下金庫からぼろぼろの手記が発見された。それは、かのモラン大佐による回顧録で、これまで「うわさ」はあったものの誰も真実を知らなかったモリアーティの犯罪が細かく記載されていた・・・・というもの。 ニューマンの博覧強記をバックボーンに、ホームズ正典のストーリーの「裏面」をうまく組み込んで書かれていますので、シャーロッキアンにとっては、数ページに1回はほくそ笑むこと請け合いです。ホームズ・ワトソンの名セリフや掛け合いをそっくり裏返し(犯罪を美徳とするということ)で書かれていたり、ホームズのセリフがそのまま、裏返しの意味で使われていたり、ホームズの推理法「不可能なことをのぞいていけば、それがどんなにありえそうもないことであっても真実だ」を「それは間違いだ、不可能なことそのものを疑うことが大切だ」などと批判してみたり。ホームズのバイオリンはストラディバリだけれど、ドイルはアマティを持たせたかったという逸話を下敷きに、モリアーティはアマティを購入して分解してしまうという下りがあったり・・・。 かなりの長編ですが、短編の集合体ですので飽きずに読み進められます。(ところどころ冗長なモランの脱線話がはいりますが)各章のタイトルも正典のパロディになっていますし、登場人物も正典の人々がちょくちょく出てきます。 読書のお供にに正典を横において参照するとおもしろいかも。 総じて期待通りの作品でした。 是非、ご一読ください。 | ||||
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ホームズの宿敵 「犯罪界のナポレオン」ことジェイムズ・モリアーティ。 その腹心の部下、セバスチャン・モラン大佐の回顧録の形をとった、モリアーティ犯罪記録です。 ホームズ正典では、モラン大佐の描写はさして多くなく、軍人で冒険家、虎狩で名を馳せた暴力を重んじる暗殺者といったイメージです。 本作では、こうした正典を下敷きに、具体像を膨らませて、女好き、機転は利くし決断力はあるが、少しおっちょこちょいでいつもトラブルに巻き込まれ、モリアーティに翻弄される。それでもモリアーティから離れられないという「憎めない個性的な主人公」に描いています。 物語は現代から始まります。犯罪者のための銀行を裏家業にしていた老舗銀行が破綻。その地下金庫からぼろぼろの手記が発見された。それは、かのモラン大佐による回顧録で、これまで「うわさ」はあったものの誰も真実を知らなかったモリアーティの犯罪が細かく記載されていた・・・・というもの。 ニューマンの博覧強記をバックボーンに、ホームズ正典のストーリーの「裏面」をうまく組み込んで書かれていますので、シャーロッキアンにとっては、数ページに1回はほくそ笑むこと請け合いです。ホームズ・ワトソンの名セリフや掛け合いをそっくり裏返し(犯罪を美徳とするということ)で書かれていたり、ホームズのセリフがそのまま、裏返しの意味で使われていたり、ホームズの推理法「不可能なことをのぞいていけば、それがどんなにありえそうもないことであっても真実だ」を「それは間違いだ、不可能なことそのものを疑うことが大切だ」などと批判してみたり。ホームズのバイオリンはストラディバリだけれど、ドイルはアマティを持たせたかったという逸話を下敷きに、モリアーティはアマティを購入して分解してしまうという下りがあったり・・・。 かなりの長編ですが、短編の集合体ですので飽きずに読み進められます。(ところどころ冗長なモランの脱線話がはいりますが)各章のタイトルも正典のパロディになっていますし、登場人物も正典の人々がちょくちょく出てきます。 読書のお供にに正典を横において参照するとおもしろいかも。 総じて期待通りの作品でした。 是非、ご一読ください。 | ||||
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