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ベルリンは晴れているか



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ベルリンは晴れているかの評価: 3.53/5点 レビュー 77件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全19件 1~19 1/1ページ
No.19:
(1pt)

挫折…

話が全く進まないので三分の一も行かずに挫折。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.18:
(1pt)

商品としてありえません。

新品の値段で購入。来たのは、明らかな中古で前の持ち主のものと思われる何年も前のレシートが5、6枚挟まっていた。汚れも酷い。
知り合いへの贈り物だったため、かなりショックでした。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.17:
(1pt)

お勧めしません

いくら資料を読み込んでも、いくら戦後のドイツの描写に力を入れようと、それだけでは決していい物語を書けない。
主人公はは作者がこうするのだ、こう描くのだ、こういうふうに動かすのだと思って動かすものではない。
良い物語というのは、作者が最初に描いたプロットを遥かに超え、一人歩きし、思いもよらぬ言動をし、作者が知り得なかった結末に向かって突き進んで、初めて傑作になる。
たとえば、カフカの独白などは長いだけで物語に何の厚みも加えていない。
不必要でダラダラした場面もあちこちにあり、くどい印象しか与えていない。
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No.16:
(2pt)

カスタマー

長すぎる。
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No.15:
(1pt)

つまらない

細かな描写の連続で途中で飽きてしまった。
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No.14:
(2pt)

「物語」としてはお粗末

作者が書きたかったのはこの時代の「様子」であって、「物語」ではなかったのだというのが読後の一番の印象。無理やりにエンターテイメント分野に突っ込んだような稚拙さが目立つ。
ナチスの台頭から戦中・戦後のベルリンの様子はわかりやすく書かれていて一読に値すると思うが、ストーリーや人物描写がすごく薄くてご都合主義。ヒロインは17歳の設定だが、両親を処刑・自殺で失いソ連兵にレイプされた半分子どもの少女という感じが全然しなくて、27歳でも37歳でも同じに感じられてしまう。周囲の人物も、ツィゴイナー(ロマ)、同性愛者、知的障害者と、ユダヤ人以外にナチスに迫害された人々が作為的に並べられているし、生粋ドイツ人なのに生まれつきユダヤ人にしか見えないという相棒の設定も無理がある。確かにユダヤ人には鉤鼻とか人種的特徴はあるが、世界中に散らばった彼らは外見からはわからない人がほとんどで、まるで白人のふりをする黒人のような描き方は違和感がすごい。(モデルがいたのかもしれないが…)さらに言うと、ヒロインの父親が全く本を読まないという設定も、本を全く読まない人間がどうやって共産主義者になったんだ??と突っ込みどころ満載。
この時代に興味はあるけど、歴史の本やドキュメンタリーはちょっと…という人は読んでみればいいかと思うが、ミステリーとか人間ドラマに期待して読むとがっかりすると思う。
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4480437983
No.13:
(1pt)

この分厚さに、この薄っぺらい内容……「はい、よく調べましたね」作文、です

日本語力のなさ(語彙の間違い、妙な単語チョイス、よくつながらない文脈……)に気を取られ、内容が入ってこないのだと思っていたら、内容がないのだった。スカスカ。
いったいこの小説はいつになったら動き出すんだろう?と言うより、いつ始まるんだ??と思った時点ですでに半分近く行っていた。結論から言うと、最後のほうでつじつま合わせが行われる(それもひどかったが…)以外、内容はないに等しい。ではなぜこんなに分厚いのか? 描写である。おそらく調べたことを書かずにいられないのだろうが、街の作りや様子が事細かに書かれている、が、どれも、なぜか映像的に立体的に見えてはこない……、そこは文章力の欠如か。人物造形も薄っぺらいので、共感などあり得ないし、何を考えているかわからないから行動は謎だらけ。

何よりまず、日本語がほんとにひどい!
・暮れていく夏の夕暮れ→馬から落馬、と同じ。一日が暮れていく時間帯を夕暮れと言うのだ。
・道の先は蜃気楼に揺らいでいる→暑くて道にゆらゆら立つのは「かげろう」だ!蜃気楼ではない。
・人の畑からニンジンを盗んで来て食べるのを「拝借する」とは言わない、「失敬する」だ。
・青々しい森が繁茂→木が繁茂したものを森と言う。しかも青々しいって!スラングならあり得るかもだが、これはそんなPOPなタッチではない。
そのほかにも、「しばし」と「しばしば」を取り違えるなど、編集者や校閲者はちゃんと読んだのか?といぶかしむ。本当にひどい。素人だってもう少しましだ。

話は、全体としては主人公がある人を探しに行くというだけ(本当にそれだけなのだ、ウソみたいだが)なのだが、困難を承知でその人を探し当てねばならない動機がないため、何の感動もない。加えて、ミステリーぽく宣伝されているが、明かされるべき「なぞ」は、最後のほうに急に出てきて、はい犯人はこの人でした、と取って付けたようにこれまた急に出てくる。伏線なんてもちろんなし。それ以前に、その犯人?も、それまで特に語られもせずに来た「どうでもいい人」である。は? 開いた口がふさがらない。

結局のところ、はい、よく調べましたね、というだけのものであり、調べたものもどれも有機的に結びついていないから、立ち上がっても来ないのだ。調べたことの8割は捨てろ、と言ったのは誰だったか、ともかくこれでは小説ではない。本当に、こんなひどいものを久しぶりに読んだ、いや、初めて読んだ。それが直木賞候補だとは、世も末だと、本気の本気で思っている……。
帯の惹句も、本当にこれを書いた人たちは、読んだんだろうか?と悲しくなる。日本語のおかしさをスルーして読めるほどの力のある作品ならまだ理解できるのだろうが……。
世の中には、おもしろく、正しい言葉で書かれている本が、あふれるほどある。それなのにこれを読む理由は皆無だと思う。
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4480437983
No.12:
(1pt)

前評判は、、、

長い割に予想のつく展開で退屈。あれ?終わり?という印象。読むのに時間かかった割に得るものが少なかった。
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No.11:
(1pt)

習作?

舞台に照らして人物の言動が嘘っぽくて物語世界に入り込めない。創作するにしても対象が遠すぎると難しい、と思わされる内容。文章力の問題でもある。ミステリとしては破綻している。
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No.10:
(1pt)

描写は繊細緻密だが、それ以上ではない。

情景描写は確かに緻密で、筆者の想像力を感じます。しかし、比喩表現が多すぎて主人公の心情の機微が読み取りにくい。映像は浮かんでくるが、何を考えてこの行動をしたのか、というところが見えてきません。特に気になるのは、主人公が大事な本を盗まれてスリを追いかける場面で、いきなり風景描写が入るところです。大事なものを盗まれて周りを見る余裕がないはずの時に、です。視点が主観なので尚更、違和感を禁じえません。申し訳ありませんが、その場面で本を閉じました。
蛇足ですが、「映像の世紀」のテーマ曲「パリは燃えているか」は大好きです。
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No.9:
(1pt)

展開が遅すぎる

本屋大賞候補ということで期待して読んだが、展開が遅く、内容もつまらない。なんとか読み終わったが、
途中から苦痛だった。
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No.8:
(2pt)

ミステリーとしては0点

2018年週刊文春ミステリーベストテンの栄えある第3位。一応、権威のあるランキングだし、入った作品は基本的に全て読むことにしている。前作の『戦場のコックたち』がつまらなかったので、どうしようか迷ったのだけれど。

 結論を言うと、本作も実につまらない。読んで損した。戦中・戦後のドイツを描いたフィクションとしては成立しているので、全否定はしないけれど、ミステリーとしてはほぼ0点では?

 他のレビューでは、「よく調べて書いている」との肯定的な評価もあり、私も概ね賛同するものの、他方でそれに疑念を抱かせるような表現も。例えば109頁の「お父さん」のルビが「ヴァーター」となっているのがそれ。

 ドイツ語のVは英語のFと同じく発音が濁らないので、父を表すVaterのルビは「ファーター」が正しいはず。めっちゃ基本やん。個人的にはここを読んだ時点でちょっと覚めた。
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No.7:
(1pt)

奇妙な日本語に違和感、残念

『スウィングしなけりゃ意味がない』に続く新たな“ドイツもの”と期待して読みはじめたのだが、丁寧な時代考証・場所考証にもかかわらず、なぜか、日本語の達者な外国人が書いた文章みたいな不思議な表現が散見されて気になった。明らかな間違いもあるし、日本人ならこのコンテクストでこうは言わない、あるいはこの人称でこの表現は使わないだろうという誤用もある。目につくままに拾ってみると、「ひとりでから回っている」「私は気づいた時には頷いていた」「本当にあるまじきことだわ」「私は……フレデリカの腕の中へ入った」「私はしとどに溢れる汗を拭い」「大尉は聞く耳を持ってくれない」「はっきり釘を刺しておくけど」などなど(こんなことは編集者のチェックが入らないのだろうか?)。問題は、こうした表現がなんとなく登場人物の造形のあいまいさに通底している点で、終戦直後のベルリンの、考証の行き届いた背景の中で、ドイツ名を持った人物たちが日本的な情緒と思考とでうごめいているとでも言ったらいいのだろうか。要するにドイツで展開する物語ではあるが、ドイツ人の物語ではない……そんな違和感に加えて、この奇妙な文章がブレーキとなってなかなか読み進めず、結局読了できなかった。残念。
こんな頼りない日本語力で外国の物語を書くことの意味がどこにあるのだろうかという疑問も湧くが(昔、お粗末な文章でフランスの歴史ものを書いて直木賞を受賞した人もいたからなあ)、読了していない身としてはその問題提起は控えます。
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4480437983
No.6:
(1pt)

なぜ?驚き!

非常に読みにくい文体を我慢してどうにか読み終えたが、ありえない結末。犯人を知っているはずの刑事が犯人を捜し、最後に知っていたと告白されるような???な結末。なぜこんなに高い評価なのかわからない。主人公をはじめ登場人物が活き活きと動いてない。最大の???はこの本が本屋大賞を受賞したこと。不安になるほどわからない。
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No.5:
(1pt)

文章力の欠如は登場人物の素晴らしさを阻害します。

残念ながら、半分呼んで挫折しました。何度かトライしましたが、無理でした。この本のストーリーや背景には大いに興味を持ちましたが、正直、文章に魅力が感じられませんでした。文章力の欠如は登場人物の素晴らしさを阻害します。
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No.4:
(2pt)

労作だが凡庸な作品

普段ミステリーにあまり興味はないのだが、ベルリンが舞台ということで手にとってみた。参考文献をいろいろと調べてこれだけのボリュームのものを書き上げた作者には申し訳ないが、作品としては凡庸だと思う。
設定が戦後のベルリンというだけで、登場人物のメンタリティは1990~2000年代の日本人の若者のようでかなり違和感を覚えた。
また、私はベルリンには過去に数年間ほど住んでいたことがあるが、本書の都市の描写にはリアリティを感じなかった。結局、地名や通りの名前を拝借しているだけで、細部がしっかりと描かれていないことに因るものだと思われる。
過去の傑作と比較するのも酷だが、ベルリンが舞台となっている作品、例えばイシャウッド「Goodbye to Berlin」や、本書の参考文献にも挙げられているファラダ「Alone in Berlin」は、ヒトラー政権下のベルリンであるにもかかわらず、現代のベルリンにも息づいている空気感が感じられ、私がベルリンに住んでいたのは2010年代だが、郷愁を覚えたものだ。本書ではそうした感情を得ることができなかった。
残念ながら私にとっては「一気読みの傑作」でも「海外翻訳小説」のような作品でもなかった。そもそも現代において海外翻訳小説風であることが褒め言葉だとは思わないが。。
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No.3:
(2pt)

ミステリーとしては,残念な作品

ベルリン(フリードリヒ・シュトラッセ駅から徒歩5分くらい)にしばらく住んでいたことがあるので,地図がなくてもベルリン市内ならたいていの所なら行けるということで,終戦前後のベルリンの移動の部分は,懐かしく読んだ.
しかし,帯にあるように「読み出したらとまらない」というようなことはなく(帯は宣伝なので当然か)これだけの長さのストーリーを維持するには,人捜しという主人公の動機はパワーが不足している(むろん,最後にその動機の意味は明らかにされるが).
まず,登場人物の人間性が十分には描けていない.日本人が外国人を主人公にして小説を書く上での限界もあるが,基本的に主要な登場人物の顔があまり見えてこない.大半は,きわめて類型的な人物像に終始しており,魅力に欠ける(感情移入はできない).
そして,最も問題な点は,ミステリーとして読む場合の,完全なルール違反である.
ネタバレを避けるために詳細は書かないが,小説では登場人物の(他者からも見える)「行動」と,(自分にしかわからない)「内面の意識」をかき分けることが重要である.その点で,本作では主人公が「記憶障害」か「解離性同一性障害」でもない限り,ありえない結末になっている.しかし,主人公がそのような障害であったことは書かれていないので,これは著者の読者に対する不正である.
そのため,最後の「驚くべき」結末が,「なーんだ,それはないでしょ」という感じになってしまい,読後感はよくない.
まあ,著者の取材と調査の努力を認め,星2つとするが,小説としては残念なできと言うほかはない.
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No.2:
(2pt)

大作ではあるけれど

大作だとは思うが、舞台のベルリンの描写を描くことにのみ文章を費やしている気がする。物語の情感が足りないと思う。描写は素晴らしいのだが作者の狙いを感じて、戦中戦後のベルリンのガイドブックを読んでいる気持ちになった。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983
No.1:
(1pt)

読むのが辛い。まるで修行のような

終戦直後のドイツの話をなぜ書く必要があったのか。理解できない。
辛い。半分読んだが、これ以上読む時間がもったいない。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)より
4480437983

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