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(短編集)
拝み屋郷内 花嫁の家
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拝み屋郷内 花嫁の家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全131件 61~80 4/7ページ
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いや、ぞくぞくした! スーリーだけで無く、登場人物や設定、そこで描かれる人間ドラマ等、ほとんど全てにおいて、最期の最期まで引きつけられ、一気に読み切ってしまいました! 怪談・オカルトマニアの私も、ここまで引きつけられ、印象に残った作品にはそうお目にかかれません! | ||||
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この話が事実だったら、本当におぞましいです。花嫁の影響で作者の奥さんに障りがありませんように。 ネタバレになるから、詳しくは書けませんが、読了後イヤな気分になる本です。長編ですが、先が気になって休み1日使い、読み切りましたが、私の手元に置いておいて、大丈夫なのかしらと、不安になります。 恐ろしいのでそのうち中古屋に売りに出します。残穢と同じくらい嫌な気持ちになる本でした。 | ||||
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知人に頼まれて購入したのですが とても喜んでくれて良かったです。 | ||||
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他の複数の方が書いていらっしゃるように、素晴らしい構成力です。怪談としても、凄まじい恐ろしさを内包したお話でした。途中まで、怪談始末と同様の短編集だと思っていたのですが、その後の展開に引き込まれました。お薦めです。 | ||||
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興味深い内容で読み入ってしまいました。 これが実話なのか?フィクションなのかを問わず大変面白い内容です。 著者の本を全て読みましたがその中でも一番の面白さです。 | ||||
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最初、話がバラバラで、なんか読みづらいなあと思っていたのですが、後から後からまるでパズルのように繋がっていくんです。 心瞳さんって名前なので、年配の女性なのかと思っていたら、うら若きにいちゃんだったので、これは最初の方に描写して欲しかったけど。 久しぶりに、面白い本読みました!お盆の時期にどーぞ( ̄ー ̄) | ||||
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怖い!!でも面白い!! 「花嫁」と別々に登場する人物とが嫌な縁で一つに繋がっていく… 実話だけど郷内さんの書き方が良いのでしょうね。 変に説明っぽくなくて、どんどん引き込まれていきます。 今、一番新作を読みたい著者です!! | ||||
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もともと筆力のある作家な上に、本作は怒涛の展開で、ミステリーとしても十分に読ませます。面白い、という表現が妥当かどうかは分からないけれど、やめられないだけのものがありました。これがもしすべて本当だとしたら、もうびっくりです。霊感がなくってよかったーとしみじみ思いながら本を閉じました。 | ||||
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子供の頃から怖い話、怪談、心霊が好きで色々読みましたが、これはもう壮大なストーリーで言葉を失いました。 始まりはなんと昭和中期からで、物語の終わりがあのまさかの震災。ストーリーはそこまで続きます。 序盤は2,3Pで時代、登場人物、場面が変わるので最初はなんだこれ?という感じでしたが、最後にすべてが一致します。 ページの真ん中くらいでまずクライマックスのような物が来るので、終わりそうだけどまだ半分あるしなぁ、なんて思ってしまいましたがとんでもなかった。 日本の怖い話のドロドロで何が起きるかわからない不気味感たっぷり、手を出してはいけない領域に入ってしまった末路。 一つ一つの区切られた話の主人公に寄り添って読んでいたら、あることが原因で亡くなってしまう虚しさ。 夜寝る前に読みだしたのですが、前半だったら途中でやめられたのに、半分以降まで読んだあとは止まらなくなり、読み終わったら夜中2時。 いつも寝る前に読書をし、怖い話でもすぐ寝れるタイプですが、これは怖くてしばらく寝られませんでした。 ちなみに拝み屋さんは、よくある霊能者シリーズの最後は霊能者が解決するヒーローものではありません。 未熟だった拝み屋さんが、ときにジレンマと戦いながらなんとかしたいと挑んでいくストーリーです。 もしすべて本当のことなら、真也の今が気になります。あと人形も… できたら最後、相関図が欲しかったかも。 怖い話が好きな方にオススメです。 アマゾンは文庫価格が定価ではなかったので、図書館で借りました。 | ||||
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最後まで面白く読ませていただきました。しかし。作者が拝み屋でありながらも、あまりにも作者の実力では荷が重すぎて解決できなかった事例二つがこの小説のストーリーとなってます。 この二つの事例に寺尾玲子さんや天宮視子さんや井口清満さん、秋月慈童さんが携わっていたらどうなっていただろうと考えてしまいました。 ただ、一つ目の話は、山で養豚を営んでいた旧家で山の神様レベルの神獣(狼?)を殺した一家の話なので、こうなるとこの家は絶えるしかないのかな。 という話でした。しかし、本当に拝み屋になってしまった芹沢真也のその後の後日談には驚きました。この人の母親がこれまた現実にいそうな母親像で怖い。 あの祀られていた元凶の獣を退治しても、どうにもならなかったのでしょうか。その獣の子孫の恨みかっているだろうからなあ。 近親相姦の話が出てくるのですが、近親相姦が世代間で連鎖していくことのおそろしさ。オーストラリアのボルドー家の話を思い出しました。 第2話は東日本大地震が絡んでくる話で切なかったです。あの初代の花嫁はまだ成仏できていないのか? 今時、旧家にだけは嫁がない方が良いなと思ってしまった。 | ||||
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実話怪談にありがちに、日常として始まってからの、じわじわくる恐怖から、次々とまとわり付くような恐怖がきます。実話と言う言葉の重みが本当に感じられ、怖くて何度も周囲を見回しつつ読みました。これが実話なら、何て恐ろしい!と思うのに、嘘だと思えない、実話を感じられる実話怪談です。怖くもあり、そして悲しい…何もできる訳もないのに、頑張って!と、頑張って欲しいと、助けになりたい。関わりたくない、と言う気持ちにもなりました。 まるで自分の日常とかけ離れた話なのに、こんなに身近に感じられる恐怖は初めてかもしれません。怖いです。 | ||||
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これが創作なら自分を主人公にするなんて、ふつうは恥ずかしくてできないでしょう。 それに、これだけの設定をこのような中編形式2本で使い切ってしまうのは勿体無いとも思えます。 第1作で語られた怪異が突然に顔を出す瞬間の理不尽さは、なんとも言い難いです。 なので、この本を読む前に怪談始末を読んでおくべきです。 また、第3作目で語られる怪異もこの巻でぼんやりと、その存在が触れられています。 小説としての体裁とか、文章表現の巧みさを求めるなら、この作者の作品はハズレだと思います。 作者が実話だと言ってるんだから、実際に起こった事だとして読みましょう。 | ||||
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本の内容としては、最もつまらなく、また怖くないので、他のレビューを見て買って損をしました…。 | ||||
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「花嫁の家」を注文したし、履歴にも残っている。しかし届いたのは「逆さ稲荷」。 すぐに確認しなかった自分も悪いけど、なんだかスッキリしない。 | ||||
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いままて一番怖かった。怖すぎるけど ストーリーの展開にくぎ付けです。 | ||||
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単なる怖い話ではないです。緻密に構成されていて、生々しい現実味がある素晴らしい読み物でした。 | ||||
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ミステリーとホラーの融合作品が、流行りのようですが、 その最高峰と言ってもいいかも。ただし、9割ホラーです。 舞台は東北で、横溝正史的な「家」の持つ暗さ、 古くから続く呪いのような伝統と、現在の人たち。 そういったものが、東日本大震災も絡めて、収束をむかえた時、 真実が見えてきます。 点が線につながり、布のように包み込む恐怖感、 ラストに向けての盛り上がり感が、見事すぎます。 虚構と真実(実話)の境目が分からない、見事な作品に仕上がってます。 主人公の拝み屋 = 作家当人であり、 スーパーヒーローのようなパワーは持ってないようですが、 本当にヤバいものが出たら、お祓いをお願いしようと思いました。 | ||||
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ホラー小説として読みました。筆力お持ちです、構成の妙ですね。 本業が本業でらっしゃるので端々の説得力が違うと感じました。 こういった作品に実話どうかを問うのも野暮ですが、 事実2、フィクション8ぐらいの盛りと言うか演出されてるのかな。 散見出来るうそ臭さはわざとだろうなぁと。 そこはあえて乗っかって楽しむのが良さげかと、 映像化されたら面白いかもしれませんね。 一気に読ませる力の有る本でした、読めてよかった! | ||||
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最初、土俗色の強いミステリーかと思った。タイトルの感じとか、カバーデザインとか、田舎の旧家を舞台にした和風の推理モノのそれだったからだ。私はもともと妖怪もお化けも好きだし、怖い話になぞらえたミステリーも好きな方だ、が、だからこそ、怪異現象をトリックと結びつけたり、地方に伝わる伝説を犯人の犯行手順と重ねたりして結局「怪異譚が小道具として利用される」だけで終わってしまうこの手のミステリーは苦手でもあった、純粋に怪異譚を愛する気持ちが踏みにじられているようで。 よって、この本もまぁその手の類かな、と手を引こうとした際、本の帯に小さな文字で書かれていた「怪談実話」という言葉が心に引っかかった。…実話?この段に至って、ようやく本書をきちんとチェックしてみようと思い、背表紙に書かれた簡単な解説を読んでみる。そこにも、「怪談実話集」との言葉があった。どうやら、著者は実際に「拝み屋」として商いを行っている人物であり、どこまでが実話でどこからが味付けの部分なのかはわからないにせよ、実体験を元にした作品のようだ。…ふむ、面白そうである。そうして正式に手に取ってからは、それこそ一気呵成にというか、あっっという間に読み終えてしまった。 まず、ちゃんと「怪異譚」である。妄想オチとか精神病オチ、見立てミステリ系の設定ではない。この大前提が素晴らしい。次に、ちゃんと、怖い。想像の範囲内の出来事が起こる場合もあるし、こちらの予想通りの展開に落ち着くところもある、けれども、それ以上に読み手の心がゾワゾワするような、手抜きをしていない怖さが散見できた。作り物めいた安っぽさがあまり無いというか、妙にリアリティがあるというか…まぁ「実話」なのだから当然なのかもしれないが。 そして、上記と多少矛盾するようだが、リアルな中にも、読み物として面白く構成しようという意思もきちんと反映されていて、そこがまた丁度良いバランスになっている。ただ書き連ねただけの日記風のものでは、読者は順を追って内容を理解していくことは出来るが、点が糸になる過程を自分自身で楽しめないというか、自分で考えることなしに楽に内容を追えてしまう。しかし、例えば本書の「母様の家」では、年月日も名前もバラバラの人物が、ランダムに出てきて妙な話をする。解決したかどうかは記載が無い。だから読み手は安心の枠の中から外に放り出され、え?なにこれ?どうなるの??という疑問でいっぱいになる。しかし徐々に、これらのバラバラのピースが少しずつ繋がっていく。新しい発見と驚きがもたらされる。これは、構成の妙である。いささか展開に強引なところもあるし、幼稚な言葉遣いの部分もあって気にもなるのだが、それ以上に、久々に怖面白いものを読んだなー、という感動の方が大きかった。 あと、この著者の方の、慎重なんだけど熱いところとか、感覚と理論のどちらも大切にしているところとか、とにかく社会人としてきちんとバランスをとって生活している様子が垣間見えるのも興味深い。「拝み屋」を生業とし、自身が妙な体験をすることも多い方だというに、「そもそも視えるというのは主観的なもの」と言い放ち、観念論と唯物論の間でしょっちゅう悩んだり揺れ動いたりしている。「客観的な力の証明(=物に触れずに動かすとか、壊すとかいった類。誰が見ても客観的に確認できること)はどう捉えたら良いのか」についてもあれこれと頭を悩ませる。面白い。 驚愕なのは、おさめられている中編2編が、実は密かにリンクしていたということ。10万分の1くらいの確率でとんでもない依頼に出会ってしまうことがあると郷内さん自身も作品内で記しているが、まさに、何らかの因縁というか、妙な力を感じざるをえない独特の生々しさだった。 個人的に感覚が引っ掻かれたところは、「山神」とも言える獣の描写。南国の仮面を想起させる顔立ちに、荒縄のような体毛、蛍光色の臓物というのが、想像の斜め上を行っていて妙に印象に残った。ファンタジーめいているのに生々しいというか、第六感に訴えるリアリティがあるというか…。人間が古代から紡いできたモノというのは、やはり想像やまやかしではなくなんらかの真実が秘されているのではないかと考えさせられる瞬間だった。 | ||||
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平山夢明さんが好きで読んでましたが。読みつくしてしまい、探してたところ怪談始末に出会い面白かった。一話完結の話で読みやすかった。一気に読んでしまったため、こちらを購入しました。やっぱり読みやすいのがいいです。 | ||||
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