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本性



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【この小説が収録されている参考書籍】
本性
本性 (角川文庫)

本性の評価: 3.45/5点 レビュー 38件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(3pt)

人間の本性の怖さ

『代償』で衝撃を受けて、伊岡瞬作品をいくつか続けて読みました。
この作品は、登場人物の誰もが愚かな本性をさらされて、なんだか哀しい気分になります。
犯人の殺害動機にもあまり共感できなくて、全体の印象ではもやもやが残る読後感でした。
本性Amazon書評・レビュー:本性より
404102398X
No.10:
(3pt)

誰の本性だったのか

人物ごとに分かれた章。そして、それぞれの人物の章に一貫して出てくる一人の女。
その正体とは…というのが筋である。
最初のほうはなにか社会問題を扱う小説のようにリアリティがあり面白かった。
しかし、警察が出てくるあたりから、なんだかまだるっこしくなった気がする。
ミステリーの中心もどこにあるのかイマイチわからなくなったりして。
とくにどんでん返し的なものもなく、復讐劇?がテーマの小説であったような。
タイトルと中身がもうひとつマッチしていなかったのかも。
本性 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:本性 (角川文庫)より
404109593X
No.9:
(3pt)

帯書きにだまされる!

思わず手に取りたくなる「帯書き」にだまされました(笑)
『一体、どれだけ凄い話なんだろう?』と期待した割には、満足は中程度。
いえ。決して面白くないわけではないんですが、ずしんと来るような読み応えはありません。するすると読み進んで、なるほどね・・で終わりました。
意外性という点では、3章の青木繁子が白眉。この章だけ膨らませて、短編にしても面白かったかも。
この「本性」が井岡瞬の小説を読んだ1冊目。重すぎない読後感なので、次は「悪寒」を読むつもりです。
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No.8:
(3pt)

人の本性は不変

人の本性は不変だと思いました。
最後のオチが途中のオチより不足感がありました。
もっとスカッとしたかったです。
本性 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:本性 (角川文庫)より
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No.7:
(3pt)

最後の結末が甘い

ストーリは面白くすいすい読めた。犯罪の動機があまりにも弱いので、ありえないとがっかりした。
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404109593X
No.6:
(3pt)

現代の仕置人、サトウミサキ

壮絶ないじめに遭った弟の仇を討つ為に、姉のサトウミサキ(漢字でどう書くのかは不明)が起こした復讐劇を、事件の当事者・関係者それぞれの視点で描いたものが、本書である。途中までは面白く読めたが、物語前半の伏線が回収し切れていない上に、中途半端ではっきりしない、さらに救いようのない終わり方で、読後感はあまり良くない。あの後は宮下刑事が真相を解明するのだろうか?それはともかく、15年も前の仇討ちの今更感とか(赤穂浪士でさえ1年9カ月なのに)、ターゲットの殺す・殺さないの基準が曖昧だったり、挙句の果ては刑事も巻き込んだりと、ミサキに同情できる要素が薄いのが残念。
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No.5:
(3pt)

消化不良な終わり方だったのが残念

様々な男女の前に突然現れたサトウミサキと名乗る肉感的な女性。あるときはお見合いパーティ、あるときは同窓会、あるときは介護老人の家。

彼女が何をたくらんでいるのか、お金目当てなのか、怨恨なのか、終盤まで分からず引き込まれた。

終盤では警察の捜査で彼女の動機が徐々に明らかになっていくが、口数の少ない安井と先を読むことに長けた宮下のコンビは案外よかったと思う。

なぜ今なのか、なぜ自らを傷つけてまで行うのか、そして最終的な狙いは何なのか、最後はある程度明らかになるのだが、消化不良な終わり方だったのが残念。
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No.4:
(3pt)

イヤミス要素の濃いクライムサスペンス

男をたらしこみ強請った上で消えてゆく正体不明の女〈サトウミサキ〉が主人公。

全八章で構成されており四章まではイヤミス要素が濃くゾワゾワした雰囲気で惹きつけられます。

五章以降は焼死事件を追っていた刑事、安井と宮下が中心となり
様々な事件の解明をしながらミサキに近づいて行く様子が描かれています。

真相解明まで登場人物達の「本性」が暴かれて行きますが
揃いも揃ってゲスな人物ばかりです。

復讐に至った内容がグロテスク過ぎて、やるせない思いになり
又ミサキの取った行動に首を傾げたくなる場面もありますが、一気に読めた作品です。
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No.3:
(3pt)

イジメの方法が嫌だ、ゆえに読後感が悪すぎる…

なんとなく、木嶋佳苗死刑囚を連想させるような内容で始まり、最後は全く違う話で終わる。
それぞれの登場人物に、主人公に都合の良い事情があり過ぎる。しかし話はつまらなくもなく、やはり小説だからねと思いながらも、今時の人間の嫌な部分を眺めつつ読む事が出来る。
全8章で6章あたりから、ご都合主義が加速して、展開が雑。またネタバレで申し訳ないのだけれど、終盤に出てくるイジメの決定的なシーンが、思春期の子に残酷すぎる内容で、吐き気がするほど嫌だと私個人は考える。
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No.2:
(3pt)

ウールリッチの再来とはならず

むかし原語で読んだ江戸川乱歩が大絶賛したというコーネル・ウールリッチ(別名ウィリアム・アイリッシュ)の『黒衣の花嫁(The Bride Wore Black)』という名作がある。一見何の関係もない5人の男たちが次々に1人の女に籠絡され、殺されていく。やがて男たちのミッシングリンクが徐々に明らかになり、女の素性や宿怨も浮かび上がり、そして――というみごとなプロット。本作の読み始めから途中まではその再来かと思いきや、いやあ、竜頭蛇尾に終わりましたねえ。残念。「もうひとつのエンディング」なんてのが出てきてもいいんじゃないですかね。どなたかトライしてみませんか。
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No.1:
(3pt)

モヤモヤが残りました

職業も年齢も性別もそれぞれ違う人々の前に、忽然と現れ、最初は友好的な態度を取っているものの徐々に彼らに脅しをかけてくる「サトウミサキ」という美しい女性。最初のうちは、彼らの関連性もわからず、「ミサキ」の目的もわからなくて、次にどうなるのかが気になって、どんどん読み進めていきました。
 しかし、終盤で事実が明かされていくと、少々納得できなかったり、無理があるのではないかと思う部分や、結局はっきり判明しない部分があって、モヤモヤした気持ちが残りました。出だしが好調だっただけに、残念に思いました。
本性Amazon書評・レビュー:本性より
404102398X

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