■スポンサードリンク
本性
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
本性の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半の、誰かのために復讐してるんだろうなと匂わせる部分は面白かった。後半刑事目線になってから急激につまらなくなった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
復讐劇としては、都合が良すぎるのでは。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第4章までに、救いようのな人間をめぐる出来事が章ごとに独立した形で提示されます。共通するのはサトウミサキという女性が取り入って、彼(彼女)達を破滅に追いやるという展開。多分、過去の出来事に何か共通する理由があるはずだと、読み手は思います。第5章以下で、読者に代わって二人の刑事が真相に迫っていく過程が描かれます。 第4章までは面白い。この作者の他の作品と比べて性的な要素が多いのですが、それもあって、登場人物達の低劣な本性が強く印象付けられます。しかし、そのことで読み手は何となく「共通する理由」が想像できてしまいます。それは嫌悪感を伴う想像ですが、残念ながら、それを覆すような事実は示されません。 第5章以下は、さほど面白い展開があるわけではありません。普通の刑事物です。ハラハラする要素も乏しく、急に面白みが減少してしまいます。そして、ラスト付近では明快な推理や真相解明が示されることもなく、いわゆる「オープンエンド」で終わってしまいます。文庫化に当たり最終章を書き足したそうですが、多少のカバーにはなっているものの、すっきりしない読後感は残ります。 私は伊岡瞬さんのファンですが、この作品はあまり評価できません。読みやすいのが唯一の取り柄でしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ジャンルを問わず乱読するタイプですが、この著者の本は初めてでした。全体を通してどこかで読んだことのあるような既視感のあるパーツが組み合わされた感じでした。毎日寝る前にちょっとずつ読みましたが、どうしてもなかなか進まず、なんとか最後まで読んでたあげく結末がなんじゃそりゃと言う展開でした。完全に期待はずれ、久々のはずれ本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はじめて読む作家なので 一番面白そうなのを選んで期待していたのだが 経済的には母親に依存した中年男がサトウミサキの毒牙にかかる第一章から なんだか、どこかで見た話の連続で、先を読みたいというワクワク感が沸かなかった 3章の繁子さんなんて文章の違和感で早々にバッレバレだし このへん歌野さん、 ここ佐々木さん沈黙法廷、 これは女流作家のイヤミスで使い古し 刑事の上司と部下の関係は凍える牙系かな と他の作品ばかりが浮かんできて 最後まで新鮮味のあるネタは一つもなかった たまたまつまらない作品を選んでしまっただけで他はすごく面白かったりして・・・ とは思えない もうこの人の本は読みません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひねりもなく、読後に納得も共感もしなかった。登場人物全員がクズというのも珍しい。最初の章で、なんとなく概要が見えてしまい、それからは後追いの説明みたいに淡々と読み進んだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
変態女の復讐劇を描いた作品。 全て曖昧に書かれています。 制裁を与える基準、どうして過去のいじめの実態を 知る事が出来たのか?毒薬の使い方、入手経路。 考古学者でもない素人がどうやって骨を掘り起こし、 復元できたのか。 何故。姉の存在を知らなかったのか? あり得ないな話が満載です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方のレビューにもありますが、消化不良感が否めません。 なぜこのような終わり方だったのか…続編への布石でしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なにこの終わり方?ネタが浮かばずあきらめた?と思えるようなはぐらかしのエンディング。ここまで引っ張って答えを出さないってのはやっちゃいけないように思います。広げた風呂敷はキチンと閉じてもらわないとなぁ。それに後から実は姉がいましたなんて取ってつけた設定はやめてほしかった。実はヒロキがミサキになって…と勘ぐってもみましたが、そんなサプライズも無く…マグノリアのように様々な人間が交差していくのは面白いけど、最後になるほどと思わせるものがないとただの日記的なものであって小説にはなってないと思います。この作家の小説はどれも読みやすくて面白かったのでちょっと残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊岡さんの「いつか虹の向こうに」が大好きで、以来ファンだった…。 しかし「乙霧村~」は八墓村のような平家の落ち武者伝説かと思わせた挙句、最後のどんでん返しが果たしてそれにがいとうするのか、というなんともすっきりしない作品だった。そして本作品はというと。 ミサキの弟の復讐にかける思いというのは分かったが、安井刑事を篭絡して結局ミサキによる一連の殺人事件はどう終着したのか、元いじめ加担者たちへの復讐が叶ったがミサキは今後どうなるのかなどなど、続編がないのだとしたらやはりすっきりしない幕引きであった。初期作品が非常に自分の好みに合っていた分、なんだか残念です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!