■スポンサードリンク
泥濘
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
泥濘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
間違いのない疫病神シリーズです。読み出すと止まらない! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黒川さんの作家デビュウ以来のフアン、発売されるたびに購入、愛読、関西人特有の笑いあり、掛け合い漫才みたいなトークに破顔一笑の連続。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相変わらずの黒川さん独特のヤクザものの描写になっています、読んでいて肩もこらずすんなりと読んでしまいました、 又の作品を心待ちにしています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分が本を読むリズムとテンポは、たとえ学術書であっても、大きくは変えられません。 楽しみで読む場合は、もう、それが合うことが第一。この著者の、 特に「二宮・桑原」組のものは、その辺ぴったり。十分な下調べと、 きちんとしているけどそればっかり主張しない構成も快適です。 高齢者施設がそろそろ切実に気になってくる年齢なだけで読んだんじゃないですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黒川作品の中でも、疫病神シリーズは好きな作品です。文庫になるのが待てなくて、単行本でいつも購入してます。今回の作品もパターンてきには変わりませんが、展開が面白く一日で、一気に読みました。次作を期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
安定の面白さ。 ややパターン化し過ぎて飽きもあるが、面白さはいつも通り。力を抜いて楽に読める、これぞエンターテイメントという感じ。 次回作も期待してます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回はオレオレ詐欺と老人ホームで悪稼ぎをする、警察官OBを相手に桑原と二宮がしのぎを削る。話の流れとしてはいつものパターンだけれども、このシリーズの楽しみはやはり桑原と二宮の漫才のような掛け合いと、相変わらずの桑原のイケイケぶり。あと大阪の地の利があれば、もっと楽しめるのだろうなと毎回思います。それにしても桑原は何時も美味そうな食事と酒を摂っているのに、相変わらずスマートで喧嘩は無敵なのが凄い!ヤクザの鏡や! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
待望の最新刊を読みました。 ちょっと登場人物が多いのですが、外れなく面白い。 前作より本も厚く(ページ数が多い)とても満足です。特に暗証番号のところは笑いました。 毎回言っていますが、黒川先生も他の小説で小銭を稼ぐのではなくこのシリーズに集中してください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
破門シリーズは全て読んでますが、やはり、桑原と二宮の大阪弁のボケとツッコミの掛け合いが抜群です。本作は、そこに、中川が絡み、トリオ漫才そのものです。次回作今から待ちどうしです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズはテンポが絶妙で面白い。 この面白さをマンネリ化させないために、常にこの世界の情勢を反映して、扱う犯罪のテーマも変えている。 最近の暴排の気運が多感りつつあって、筆者もこれを盛込んではいるのだけれども、リアリティを追及すると、このシリーズの継続も難しくなっていくので、そのバランスが意味深長でもある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
筋が分かりやすく、一息に読みました。 二宮と桑原の相変わらずの掛け合いが面白く、読んでいてクスリとさせられます。 落ちはスッキリとしていますし良い物語だと思います。 次作にも期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あいかわらずの、二宮と桑原。軽妙な会話でどんどん読ませるのもあいかわらず。次回作が楽しみだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
疫病神シリーズは期待を裏切りません。 おもろい。 1997年の「疫病神」に始まり、「国境」、「暗礁」、「螻蛄」。 2014年の第151回直木三十五賞受賞「破門」から「喧嘩」に続く。 人物像とロケーションの映像化がピカイチで、強烈な臨場感が味わえます。 コテコテの大阪界隈でイケイケで繰り広げられる。 介護ビジネスとオレオレ詐欺に喰らいついていく。 アングラが、よりアングラなぐすぐすの欲のかたまりを制するところがすっきり感。 二宮と桑原のコミカルなやりとりが痛快です。 ボケとつっこみの一言一句が笑える。 大阪弁のしゃべくり。 スピーディーに展開していき、決してあきさせない軽快なテンポがあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中々早いペースで続編が次々と出て嬉しい。末長く続いて欲しいシリーズです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
疫病神シリーズは黒川氏の作品の中でも一番好きです。二人の掛け合いは最高。 今回も一気に読んでしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品、このシリーズの面白さはなんなのでしょうか。謎解きではないし、介護ビジネスだとかオレ詐欺がからむ今回の事件にしても、世相を反映したリアリティはあるとして、それほどすごい話な訳でもない。わたくし思いますに、二宮と桑原コンビのキャラクターと、会話の面白さなんでしょうね、結局のところ。二人それぞれが悪にも野卑にもなり切れない、ギリギリのところで品を保っている絶妙の設定です。このキャラなら、あと何作でも行けそうな気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1997年出版のシリーズ第1作目から、リアルタイムで読み続けています。21年前ももちろん暴力団は反社会勢力で違法な存在でしたが、暴対法など規制が厳しくなったこと、縦社会を嫌うイマドキの若い子が組に入らなくなり、ヤクザの高齢化が進むなど、社会情勢が大きく変わってきました。シリーズ初期に桑原や二宮が普通にやっていたことも、今は即アウトなことが多くなりました。 本作も、2人の掛け合いや桑原のイケイケぶりは健在ですが、「活躍」の場が段々狭められているのではないか、という印象を受けました。作者の黒川さんも悩ましいのではないでしょうか。 話はテンポ良く、一気に読み進められますし、米朝落語や文楽などの上方文化もさりげなく言及されていて、大阪の文学だなあ、といつもながら思います。 業界の裏側のからくりを2人が暴いていき、2人と共に「こいつら、腐ってる」と驚き呆れるのが常でしたが、今回の特殊詐欺や警察OBの腐敗については、特に深く切り込んでいるわけでもなく、事件そのものはあっさりしていると思います。特殊詐欺に関しては、「勁草」の方が本格的で面白かったです。 桑原が命に関わるような大怪我をしたこと、二宮が仕事がなくてインコの世話ばかりしていることなど、「らしくない」点が気になって、もしかしてシリーズの分岐点になるのかな、とまで深読みしてしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
桑原と二宮のテンポの良い掛け合いで、思わすわ笑ってしまいました。疫病神シリーズはとても楽しいです! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今作もあいかわらずの面白さだが、帯にある「疫病神シリーズ最高傑作」は言いすぎでしょうか。老人ホームとオレ詐欺の構図はさほど入り組んでおらず、事件の「絵」はあまり意外ではないからだ。ただし、組同士の一触即発が生み出す緊張感と暴力描写はその不足を補ってあまりあり、これまでに比べてかなり読みやすい。 もはや伝統芸の域に達しつつある桑原と二宮の軽妙なやり取りは健在。ただ、サバキの仕事がない二宮はもはや失業寸前、従妹の悠紀よりインコのマキに依存しすぎて、桑原からいかに金をむしり取るかしか考えていない。イケイケと小市民の綱引きが面白いのだが、サバキもシノギもますます難しくなる現実で、ふたりの絶妙なバランスが崩れ始めている。これからもシリーズが続いてほしいのだが、ちょっと心配。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
予約して職場の方に配達してもらったのですが、読み始めると仕事がそっちのけになる危険な本でした。 今回の桑原はまあ、暴れること暴れること。そして二宮はやられることやられること。会話には名言がちりばめられており、そのうち桑原二宮名言集ができそうです。 三人称を使いながら実質的には二宮視点の内心を含めた一人語りという手法が絶妙にハマリ、会話のやりとりと感想とがサンドイッチになって、緊張と緩和が波状攻撃の手をゆるめない傑作でした。 黒川作品の特徴として、因果応報というか、複雑な筋書きでも最終的にはやったことに比例した報いを受けるという仕舞い方をすることが多いです。本作品も例外ではないですが、桑原に限っては、重症を負って内省を深めるタイプではおよそなさそうです。 桑原は悪ですが相手にするのはもっと悪なので、次作も超回復した桑原の暴れっぷりに期待します。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!