■スポンサードリンク


道祖土家の猿嫁



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
道祖土(さいど)家の猿嫁
道祖土家の猿嫁 (講談社文庫)

道祖土家の猿嫁の評価: 4.46/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.46pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

淡々と進む小説

特に見せ場があるわけでもなく、淡々と話が進行してゆきます。
言い換えるならそれだけリアリティがあると言うことでしょうか・・・

民衆から見た自由民権運動とか太平洋戦争の描写がすばらしく、考えさせられる。

下記は本文から印象的な部分の抜き出しです。

「儂らはみんなぁ、気ままに水に潜って、悪さして、遊びほうけることが好きな猿猴ということよ。裸でおるのが一番楽じゃに、馴れもせん人の着物を着こなそうとしゆうだけかもしれんち」
(中略)曾祖母は、家というものに自分を合わそうとした、私は社会という物に自分を合わそうとしている。だが、ぴったり合わなくて当然なのかもしれない。私たちはつまるところ、家でも社会でもないのだから。
道祖土(さいど)家の猿嫁Amazon書評・レビュー:道祖土(さいど)家の猿嫁より
4062098997

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!