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道祖土家の猿嫁
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道祖土家の猿嫁の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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特に見せ場があるわけでもなく、淡々と話が進行してゆきます。 言い換えるならそれだけリアリティがあると言うことでしょうか・・・ 民衆から見た自由民権運動とか太平洋戦争の描写がすばらしく、考えさせられる。 下記は本文から印象的な部分の抜き出しです。 「儂らはみんなぁ、気ままに水に潜って、悪さして、遊びほうけることが好きな猿猴ということよ。裸でおるのが一番楽じゃに、馴れもせん人の着物を着こなそうとしゆうだけかもしれんち」 (中略)曾祖母は、家というものに自分を合わそうとした、私は社会という物に自分を合わそうとしている。だが、ぴったり合わなくて当然なのかもしれない。私たちはつまるところ、家でも社会でもないのだから。 | ||||
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