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(短編小説)

三鬼 三島屋変調百物語四之続



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三鬼 三島屋変調百物語四之続の評価: 4.58/5点 レビュー 88件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全88件 81~88 5/5ページ
No.8:
(5pt)

次が待ち遠しい。

終わるのがもったいないと思いながら、一気に読んでしまいました。宮部みゆきさんの本はどれも好きですが、中でもこのシリーズは特に好きです。おちかさんの今後も気になります。早く次が読みたいです。
三鬼 三島屋変調百物語四之続Amazon書評・レビュー:三鬼 三島屋変調百物語四之続より
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No.7:
(5pt)

おちかの人生の転機

相変わらずお化けの種類や怪異現象のパターンは多様。しかしそれらを作り出しているのは人間の怨念や業の深さだといういつものスタンスは変わらない。

 三島屋のお百物語4巻目。まだ12~3話しか進んでいないので百話までどんだけかかるんだろうという感じ。まさに宮部さんのライフワークという感じでいろんな形態の怪異ものミステリーもの書いてきて行きついた舞台設定が三島屋の黒白の間という感じがする。

 この巻きで感動的だったのは最後の『おくらさま』の物語。日経新聞に連載されていたときは切れ切れにしか読めなかったし、登場人物の背景などもあまり知らなかったので今一つピンとこなかった。しかし今回は『お文の影』で青野利一郎の悲劇が頭に入っていたし、またおちかの人生のこともよくわかって来たのでかなり心への響き方が違った。おくら様に家族を犠牲にされたお梅の話を聞くことで、おちかが成長していく、トラウマから自由になって行く様がゆっくり描かれていく。曰く「自分に閉じこもってはいけない」「年を止めてはいけない」。おちかの周辺で物語を聞いている富次郎など他のメンバーにも成長を促していく。

 この物語、おちかの人生に転機になる物語が『おくら様』の物語だと感じました。
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No.6:
(5pt)

とても楽しみにしておりました。

宮部さんの本が大好きで新刊が出ていないかいつもチェックしています。時代ものも現代ものも大好きです。登場人物たちも味があり実があり不思議なお話哀しいお話とおちかを取り巻く人物たちの生きざまなども興味深く読ませていただいております。
ラストあたりで腹にどしん!とパンチが聴いているのも宮部みゆきさんならではですね。
今回は、読み終わった後に気持ちがふさぎましたがおちかちゃんの今後も気になります。
出会いがあれば別れもある。人生はいつだってままならないです。
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No.5:
(5pt)

99話までドンドン行こうぜぇー

とても良いです。
まだ読んでないんですけど、おそろしーあんじゅうー泣き童子ーまで大変楽しめましたし、今回の作品もとても楽しみです。
572頁のかなりの厚さですが、もっともっと長く書いてください!!!
つぎは、是非、おまえさんの続編を!
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No.4:
(5pt)

聞いて聞き捨て、語って語り捨て

宮部みゆきの小説の中で、大好きなシリーズの一つです。
宮部みゆきの優しい語り口と江戸の風俗が垣間見える、とてもいい本だと思います。

今回も、悲しかったり暖かかったりする不思議話と出会いますが、様々な怪異を引き寄せる人の心に触れることで、おちかちゃんも段々と変化していきます。
今回の大きなテーマは「出会いと別れ」でしょうか。
出会うことで変化し、変化することで別れを受け入れる・・・そういうことを改めて感じました。
宮部先生は、この別れを初めから想定していたのかなぁ。おちかちゃんのゆっくりとした心の変化と供に寄り添っていた読者としては、本当に「寂しい」の一言です。理解はできるけど寂しくて仕方ないです。
人の縁は、不思議で抗い難く、唐突に結ばれたり結び目が遠くなったりするものですね。

とてもいい話なのですが、大声で泣きたくなりました。
おちかちゃんのこれからも、ゆっくり見守っていきたいです。
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No.3:
(5pt)

待ってました。

三島や百物語待ってました。今までのよりおどろおどろしてないけどやっぱり宮部みゆき
さすがです。現代ものはけっこう出されてるの時代物は荒神以来かな。最初の語り手は女の子
江戸時代で言う13歳なら今なら10か11くらい
はじめての子供の語り手です。つたないけれど
一生懸命で賢くてちかに三島やに奉公してもらいたいくらいと言わせます。亡者との結界を開いてしまった絵師 亡くなったった妻子に逢いたいがために。そして最後に結界を取り払うためにおんなじ妻子を亡くした若者。絵師は亡者には逢いたいけど自分の命は惜しい。語り手の兄も。いろいろと見えてくる人の心 幼い娘は敏感に感じとる。怖くはないけど少しせつない。
そして少し笑わしてくれるお話。離れてしまった憑き物を恋しがる夫婦。全部は書かないけれど。今までの三島やの百物語みたいに怖くはない。だから賛否両論かも⁉ちかのまわりでおこる
別れと出会い。ちかの心はどう変わっていくのでしょうか?楽しみです。一気に読ませてもらいました。私の好きな時代小説の女流作家が
相次いで亡くなり、宮部みゆきは貴重な存在です。摩訶不思議ワールド時代小説でも全開で
お願いします。おまえさんの次も楽しみにしてますが子供たちが大きくなりすぎたかな?
楽しみにしていたので読みごたえあって満足しています。
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No.2:
(5pt)

やはり面白い三島屋変調百物語!!

このシリーズを読んで、宮部みゆきさんのファンになった、私にとって特別な作品の第4段です!!本当に楽しみにしていました。
そして、期待を裏切らない素晴らしいお話でした。第3段は少し怖い、後味が苦いお話が多かったですが、今回は柔らかいお話がありました。特に「食客ひだる神」はこのシリーズの中では2番目に好きなお話になりました。(1番のくろすけはもう殿堂入り)
最後の話はある人との別れのお話で、とても残念でしたが、おちかお嬢さんの心の傷の有りようが少しづつ変わってきていると読みながら、納得しつつ、でもやはり残念でした。
(ここを読まれて気になった方は、さあ直ぐに三島屋さんの世界に飛び込みましょう!!)
次回第5段が今からもう楽しみでしょうがありません。また、首を長くして次回を待ちたいと思います。
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No.1:
(5pt)

いや~あ!待ってましたよ

日経新聞の朝刊に連載されているのを見て面白いなと思いシリーズ全て即読んでしまいました~待望の本が出たので即購入して改めて読んで見て~やはり面白いですね~前巻に比べると話が少ないけども続きが気になって一気に読んでしまいました~第5弾が楽しみです
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