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七都市物語
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七都市物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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かつて一度滅びた世界の物語。世界には7つの都市が復興しており、各都市は時に牽制しあい、時に手を結び、時に戦いつ均衡を保っています。 戦争を契機に軍事に転身し稀有の才能でアクロイニア軍を統括するようになった元医師・AAA(アルマリック・アスヴァール)、農業が趣味の危機管理型政治家リュー・ウェイ、社会性も協調性もゼロだが包容力ある上司の下でなら鋭敏な智謀を発揮するプリンス・ハラルド市のクルガン、などなど、それぞれの都市で政府や軍の首脳の立場にある、才能あふれる変人たち(?)が主人公です。 田中芳樹作品にしてはマイナーで、あまり派手さもないですが(失礼)、おすすめです。 ある理由から一定以上の高度が飛行できないため空軍があまり活用できない、といった一定の制約下での戦いが全5編を通して描かれていますが、この物語の本質はあくまで人間ドラマです。 戦争の本質、組織内(間)の不毛な人間関係や"無垢なる一般市民"の罪悪を田中氏独特の鋭い筆致で皮肉りつつ、我が道を行く個性的なキャラクター達の生き様と魅力をどちらかといえば淡々と、しかし惜しみなく描いた味わい深い作品です。 | ||||
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この一冊に、田中芳樹の面白さが詰まっていると思う。 ひとくせもふたくせもある軍人達がいて、引退志願な智略家がいて 戦争と平行して、政治家と軍人とのバトルが繰り広げられる。 笑えるけど、辛辣。 架空世界を構想してドラマを展開する手腕を持った作家なんだよ、と この作品については堂々と田中芳樹を語れるなぁ・・・・・・。 | ||||
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隠れた名作ですね。(^v^) 個性的なキャラクターが光ります。“戦争もの”と言うより、やはり“人間ドラマ”ですね。 小林智美さんの挿画が、彩りを添えてくれます。 未収録の話が、まだあったはずですが・・・。 | ||||
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ある意味、銀英伝より好きです。 軽いストーリー展開、一癖も二癖もあるキャラクター。 架空歴史(戦記?)ものとしては随一のでき。 三国志的群像物語としては一番バランスが取れています。 | ||||
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