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七都市物語



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七都市物語の評価: 4.44/5点 レビュー 27件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

新版は端的にひどい(内容は☆5なだけに)

ろくな校正も行わずにただ文章を移し替えて活字の大きさを変えたため読みづらいことおびただしい。半カラーイラストもなにも修正せずモノクロ化したせいで端的に汚い。ハヤカワ文庫編集部はこの名作になんという仕打ちをしてくれたんだと本心から怒っています。追加された短編はほとんど価値のないおまけですし、ブエノス・ゾンテ再攻略戦での時間的致命的ミスも訂正されていない(コミック版では訂正されていたのに)。田中先生ももう少し自作について意識を回してほしかったというのが本心です。できれば旧版を勧めたいくらいですがもはやまともなコンディションの本は皆無でしょうしやむを得ないです。しかしできるならば全面改訂版を作ってください。1,200円してもこの新版の欠点が全部是正されたら買いますから。それだけの名作にほんとうになんという仕打ちを。お金ないのはわかるにしても。
七都市物語〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:七都市物語〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150313024
No.1:
(2pt)

あんまり…

構想は群像劇だったのかも知れないが、5編しかないので戦争の連続だけで終わっています。
全編を通して志を持った人間は居らず欲で流されて行くだけの展開、落ちもありません。
SFではないのでオリンポス・システムをどうこうしたり、実は月には生き残りが居て…という話にもなりません。
銀英伝の回廊が迂回不能なのと同様、低空を除いて飛行不能という変更不可の舞台設定なのです。
説明も区切りもなく巻末に「帰還者亭事件」が収録されているので最終話と思って読むと肩すかしを食らいます。

田中芳樹の作風はアルスラーン戦記の序盤までの重厚なものから、それ以降のライトテイストなものへと大変貌を遂げているので、氏の作品を読む際にはそのことを頭に入れておくのが吉ですね。
七都市物語 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:七都市物語 (ハヤカワ文庫JA)より
4150303177

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