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マギル卿最後の旅
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マギル卿最後の旅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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事件の謎を解くストーリーはいいんですが、少し退屈な場面が多かったです。 犯人の目星はほとんどの人がわかると思いますが、この小説は証拠をどうやって見つけるかフレンチ警部の奮闘や頑張りが読みどころだと思います。 | ||||
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※一部ネタバレ 富豪の老人が行方不明になり、謎の人物からここを探してみろという手紙が来て、そこを探すと老人の死体が見つかる。……老人が死んだ場合、最も多く遺産を受け取るのは息子だったので、息子に対する容疑が濃厚になる。……という筋ですが、まあ推理小説の筋として、最初に容疑者として浮かび上がる人物が犯人であることは、まずないので、息子以外の人物が犯人だと言うことは、だいたいわかります。それに、割と最初の方で、息子以外の人物が事件当時何をしていたかが、妙に詳しく述べられるので、そこで真犯人がだいたいわかります。 ……それにしても、死体を運んで船に乗せたりおろしたり、埋めたり、そのために船や列車や車を使ったり、変装したりして、なぜそんなにややこしいことをしなきゃいけないのか分からなかった。……この状況で犯行がバレないように/またはアリバイ作りのためにはこうしなきゃいけないという理由が、読者に理解しやすいほうが、面白いし、いい推理小説と言えるんじゃないかと思う。 ……最後に、犯人を捕まえるために罠にはめるところは、面白かった。……まあ実際にはこんなやり方は絶対しないと思うけど……。 | ||||
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今日隆盛を誇っているトラベルミステリーの元祖である。作者のクロフツは鉄道の技師。まさに餅は餅屋、お手の物の題材。初めて読む人は驚くに違いない。意外な犯人である。 | ||||
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内容は面白かったが、少しくどく感じました。 | ||||
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クロフツの全盛期に書かれたアリバイ崩しをメインに据えた作品の代表作と言える作品。 英国とアイルランドを舞台にして、スケールの大きい緻密で凝ったアリバイトリックをフレンチ警部が丹念な捜査で一歩一歩暴いていくクロフツならではの醍醐味が堪能できる傑作である。 何故か最近の創元の復刻版にはまだラインナップされていないが、必読の作品である。 | ||||
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クロフツお馴染みのアリバイ崩しの最高峰の部類の作品の1つだと思います。ここまで考えた犯人がいたら、現実の犯罪だったら、はたして見つけられるかどうか・・・と言うのが正直な感想ですね。相当綿密な計画殺人ですから。お馴染み警部さんの執念の足を使ういつもの捜査に感服させられます。「樽」と同等の秀逸な作品だと思いました。 | ||||
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樽に隠れた目立たない作品ですが、これ程アリバイを徹底させた推理ものは中々お目にかかれません。ある意味、もう一つのクロフツの誇る代表作といえると思います。ロンドンの富豪マギル卿が消息を絶ち何らかの事件に巻き込まれていく・・・・・・。この作品も、「旅」と「アリバイ崩し」に特徴が随所に感じられる作風です。1930年頃の作品ですが、今読んでも色褪せた感じが全くなくて、旅情観溢れる本でお勧めです。 | ||||
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この作品には従来作品にはない 試みがされているのです。 なぜかと言うと終盤に「アリバイ崩し」があるからです。 そう、これは非常に爽快に感じることでしょう。 むろんフレンチ警部の、執念深く、 かつ綿密な捜査はおなじみです。 ただし、この作品ではちょっとグレーなことは していませんが… 後半を読むと うわぁぁと思わずにはいられないかと思います。 | ||||
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老富豪が北アイルランドで忽然と姿を消し、格闘の行われたらしい痕跡と血痕のついた帽子だけが残されていました。フレンチ警部が捜査に乗り出したところ事態は急展開を迎えるというお話です。 クロフツというとアリバイ崩しが有名ですが、本作もそれを主眼としています。 ただ、事件がかなり込み入っており真相を見つけるのには骨が折れるでしょう。 舞台は彼が育ったベルファスト、船・鉄道・自動車といった様々な交通手段を駆使し、大きなトリックの脇にも小さなトリックを混ぜておく。 まさにクロフツの持つ要素が凝縮された作品であり、完成度としても非常に高いと言えるでしょう。 | ||||
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老富豪が北アイルランドで忽然と姿を消し、格闘の行われたらしい痕跡と血痕のついた帽子だけが残されていました。フレンチ警部が捜査に乗り出したところ事態は急展開を迎えるというお話です。 クロフツというとアリバイ崩しが有名ですが、本作もそれを主眼としています。 ただ、事件がかなり込み入っており真相を見つけるのには骨が折れるでしょう。 舞台は彼が育ったベルファスト、船・鉄道・自動車といった様々な交通手段を駆使し、大きなトリックの脇にも小さなトリックを混ぜておく。 まさにクロフツの持つ要素が凝縮された作品であり、完成度としても非常に高いと言えるでしょう。 | ||||
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クロフツといえばアリバイ崩しが代名詞になっていますが、これはその代表格と言えるでしょう。ただ、一般的にアリバイ崩しは「犯人の目星が早くつく」とされていますが、この作品は必ずしもそうではありません。 ここでは、作中のフレンチ警部が事件を解決するだけのデータが、読者にも与えられているのです。いわゆる「フェアプレイ」の精神で書かれているわけで、自分も推理しながら読み進めることができます。フレンチ警部より先に真相を見破ることができるでしょうか? | ||||
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フレンチ警部のシリーズ1930年の作品。引退した老富豪の失踪にはじまる事件を、フレンチ警部が何度も何度も繰り返し、試行錯誤しながら調査を進めていく。そのため物語の進むテンポが遅く、聞きこみ場面が続くので退屈に感じるかもしれません。しかし、犯人の犯行計画とアリバイづくりがとても複雑巧妙で、それが少しずつ明かされていくにつれて話がだんだん盛り上がり、退屈なんて吹っ飛んでしまいます。また、なぜそんなに犯行を複雑にしなければならなかったのかもキチンと書かれているあたりに好感が持てます。「樽」に並ぶクロフツの代表作だと思います。 | ||||
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フレンチ警部のシリーズ1930年の作品。 引退した老富豪の失踪にはじまる事件を、フレンチ警部が何度も何度も繰り返し、試行錯誤しながら調査を進めていく。そのため物語の進むテンポが遅く、聞きこみ場面が続くので退屈に感じるかもしれません。しかし、犯人の犯行計画とアリバイづくりがとても複雑巧妙で、それが少しずつ明かされていくにつれて話がだんだん盛り上がり、退屈なんて吹っ飛んでしまいます。また、なぜそんなに犯行を複雑にしなければならなかったのかもキチンと書かれているあたりに好感が持てます。 「樽」に並ぶクロフツの代表作だと思います。 | ||||
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