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BUTTER
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BUTTERの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全122件 121~122 7/7ページ
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あの婚活連続殺人事件で一躍有名になった、木嶋佳苗被告をモデルにした長編小説。 結婚詐欺の末、男性3人を殺害したとされる容疑者・梶井真奈子。通称カジマナ。 彼女の、バターのように溶け出していく女の欲望が、象徴的に描かれている様は、まさに本書の醍醐味でもある。 彼女のパワーに、女性記者・里佳の心が、洗脳されていく変遷も、大変興味深い。 また、本書は、料理をモチーフにした描写が秀逸で、本書を読み進めていくと、実際に食欲を掻き立てられる読者も多いのではなかろうか…?! バターのように濃厚な描写がお見事な本作品は、大いに読み応えのある小説であること請け合いである。 | ||||
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世間に衝撃を与えた木嶋佳苗の事件。 なぜ、あのような女が男たちを翻弄したのか?あのとき、世間に広がった男たちの嫌悪感と女たちの戸惑いの正体を暴こうとした力作。男女で、若しくは女性同士で、若しくは性別を越えて、今生きやすい社会を作るにはどうしたらいいのか…そんなことを考えるきっかけとなった。 最後のほうはだんだんと胸焼けがしてきたが、それもまた著者の狙い通りなのだろう。 なお、これを読んでいる途中でたらことカルピスバターを買ってしまった。食べ物への描写に、著者のこだわりを感じた。 | ||||
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