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BUTTER
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BUTTERの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全122件 41~60 3/7ページ
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全体的には面白かったが、登場する男性の描写からこの作者はミサンドリストなのだろうか?男性への嫌悪感を感じた。また怠け者と思われる、とか努力が足りないという言葉も数回出てきたが引っ掛かかった。私は言われたことも、人に言ったこともない言葉だ。この作者が頻繁に言われたか、周囲にそういった価値観の人がいたのだろうか。 | ||||
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バターマシマシ塩ラーメンも。自分も町田里佳みたいに太ってしまいそうで焦りながら読みました。 | ||||
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人間の深いところを、興味深い小説として描いていたので、毎日本を開くのが楽しみだった。終わり方も、未来に向かう感じがして、好感が持てた。著者の文章が好き。 | ||||
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食についての視察が深いということで期待して読みましたが、その点では少し強引と言うか一方的かな、とくに奥深いとは感じませんでした。まぁタイトルがバターなのでそうなりますか。ストーリーそのものと、どこまでがフィクションなのかの興味がそそられ、面白く読み進みました | ||||
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面白かったー。本を昼休みや仕事終わりに少しずつ読んでいます。次の読む時間が待ち遠しく感じました。料理もたくさん出てきます。美味しそうでした。 | ||||
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ひょっとしたら自分は、誰かが作ったドールハウスの中の人形で、誰かが自分を動かしているのかも、、、というような表現が印象深い。 また、他人の些細な、本当に些細な仕草や言葉尻や呼吸までも複雑に絡め取って自分の城壁に塗り固める。 そしてドールハウスに籠る様が胸糞悪いほど自分に似ていて。 | ||||
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図書館で単行本読んですごく良かったので文庫本買ったら、自分が個人的に好きな文章が2箇所ほど削除されててちょっとショックだった。単行本も購入しようかなと迷っています。 内容もとても良かったです。日本で女性として生まれ育だてられた人ならこの小説に書かれている、男性や世間から求められる女性像との葛藤みたいなものは誰しも経験があるんじゃないかなと思いました。 | ||||
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この本に出てくる梶井真奈子を彷彿とさせるような、カリスマ性をもつ人物とはいったい何なのか?ということが知りたくなり、気になって読んでみました。 読んでみたら、単純に梶井真奈子について描かれているわけではなく、「何か」によってアイデンティティを守り、自立し、時に破滅までしかける様々な女性の生き方について描かれていた本だと思いました。 自分は食べ物にあまり興味がないので、味の描写部分は少し億劫になりながらも、その「何か」に「料理」という女性らしさの権化をを据えなくてはいけなかったんだろう、と読み進めながら納得できたので、苦痛を感じるようなことはなく、最後まで一気に読み切れました。 カリスマ性のある人物(他人の人生を簡単に振り回したり、崩したりする人物)とは一体何なんだろう?という疑問は解決できないながらも、そういう人間にひかれてしまう人々の弱さについては肯定してくれたような気がして、読んでよかったと思っています。 | ||||
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久しぶりに小説を読んだ。まず文章の軽快さ、奥深さに虜になり、ストーリーに飲まれていった。料理を作ることが好きなことも楽しめた一因でした。 今後小説を読むきっかけになりそう。 | ||||
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人の心理状態がわかったとき、それは自分の心理になってることではないのか。でも楽しく読ませてもらいました。 | ||||
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すがすがしい読後感の人間ドラマ。冗長に感じる部分もあったが、食べ物や料理の描写がよかった。 | ||||
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何かを表す 伝える ということに長けている。 読んだ文字がちゃんと頭の中で絵になる。 一本の映画を観ているような感覚になった。 | ||||
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脂質に糖質、あれこれ気にしてたはずなのに この小説を読んでどうしても少し塩味のきいたエシレのバターが食べたくなります。 とはいえ、美味しいグルメ系小説では決してありません。 なんと書いたらいいか、極論「人」に関する小説だなと思いましたし、登場人物に会ったことがないのに、周りにいる誰かに近しい気がして、不思議な気分になります。 まずはマーガリンではなく、バターを選ぶところからです。 | ||||
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グイグイ読めるというより、取り込まれる感じ。 素晴らしい小説であり、良い意味で問題作! | ||||
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「BUTTER」(柚木麻子著:新潮文庫) 現実に起こった事件に題材を取り、数奇なる女性の奥深い闇を鮮やかに描き出した傑作。 何処にでもいそうなおばさん・カジマナの恐ろしき半生記。 一見平凡な女は、何故男も食材も料理してしまったのか。 ☆ ☆ ☆ ☆ 下世話な表現で恐縮なのだが、下手な〈婚活本〉を読むよりは、この小説を読む方が、よっぽど女子力、否、男性を魅了する魔性の力を身に付ける事が出来るのではないか? 梶井真奈子の欲望を達成する為のレシピにより、男共は、次々と絡みとられ、誑かされ、振り回されて、まるでヤシの木の周りをグルグル回り続ける虎達の様にトロけさせられるのである。 鳥肌ものの指南書として読むのも一興。 | ||||
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帯に書いてある『読み進むほどに濃厚な味が広がる』一冊。 前半は主人公と容疑者のやりとりが主に書かれていて、休み休み読んでいました。容疑者の聴き取りを仕上げて犯行を明らかにするのかと安易にとらえていました。けれど、途中、主人公の親友の奇行がはじまったあたりから、グッと内容の厚みが増しました。犯行告白が主の単純な作りではなく、複数の複雑な人間心理と成長が丁寧に表現された濃厚な一冊で、後半はイッキ読みしました。登場人物それぞれの抱える問題をときほぐし前進させるきっかけが、結果的に容疑者の言動であったような、不思議な感覚があとを引きました。 とても良い作品だと思います。 | ||||
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普段本を読まない人にも読みやすい文章。 そして実際に起きた事件が題材になっているので想像しやすくリアルなストーリーでとても面白かった。 エシレに行っておいしいバターを買いたくなった。 | ||||
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誰もが知る事件をイメージする序章から始まりますが、バターと熱を軸に展開してゆくストーリーに惹き込まれ、一気に読みこんでしまいました。『自分を粗末にすることは、誰かに怒りをぶつけていることだと思う』という言葉が、印象深い。 | ||||
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現実の犯罪をベースにした小説。女性であること、女性としてどう生きるかが主題で、私の気分にぴったりだった。最後まで楽しく読めた。おすすめです。 | ||||
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柚木さんの本は初めて読みましたが、とても面白かったです。結構な長編ですが、続きが気になってすぐに読み切ってしまいました。女性であることについて、いろんな角度から考えさせられる物語でした。 | ||||
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