■スポンサードリンク
護られなかった者たちへ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
護られなかった者たちへの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全344件 61~80 4/18ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
護られなかった者たちへ というタイトルに帰結するラストが美しかった。最後まで完全に騙されてたわ。 個人が救える人数なんてたかが知れていて、個人が国の制度を変えるなんてことは到底無理で、それでも護りたいものがあったんだなあそれぞれが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の書籍も良かったので読んでみたのですが、すごく心が痛むというか悲しすぎて涙無しでは読破は無理でした。 何とか世の中の全ての人達が豊かな暮らしができる世の中になって欲しいと願うばかりです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こういうのはあらすじ書いてはいけないから・・・。 テーマでいうと、生活保護を巡って起った殺人事件。 主人公の利根。関わる人みんなが惹かれる。こういう人っているよね。それなりの時間を生きてきたらなんとなくわかる。これを小説の中で感じさせた著者はすごい。 最後、犯人がどうであれ、自分は利根の中に菩薩を見た。彼の見えてる世界に震え、こうやって人をすくっていきたいと思う心が起るのだということが嘘っぽくなく自分の中に流れてきた。 面白かった!いい最後だった!とかいう感想で終わっていいのだろうか。作品に対してではなくて、読み終わった自分に対して問いかける。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
生活保護のことや役所側の事情など、いろいろと考えさせられました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品の犯人は誰なのだろう。連続殺人の犯人は存在するが、その犯人は犯罪を犯したのだろうか。もちろん法治国家である以上、殺人は犯罪である。でも、その背後にあるものが重すぎる。殺された方にも殺される理由がある。でも、殺された方も積極的に何かをしたわけではない。むしろ自分の業務を責任もって実行しただけだ。じゃあ、誰が悪い? 国か? 世間か? 法律か? 犯人が誰なのかなんて、この作品では重要ではない。貧困や震災で弱者となった者たちが実行できるのは犯罪か自らの滅亡である。そんな世の中は正しいのか、大切なことを警鐘している作品だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
誰も恨むこともできない震災から始まる 逼迫する社会、現場 誰もが傷ついてる現状に 傷つき縺れた事件 誰も極悪人なんていないのが 見ていて苦しいが 現実を真っ向の外から見ているような気分になった いかにも悪い原則現状維持方針の人が 懸命に墓石を一人で直す姿に なんとも言えない気持ちになった 過去(=墓石、死者)にどうしようもないものを抱えて 抱えきれずそれでも必死に藻掻いて行き着いた先 「生きてる人間なんて 震災で亡くなるよりマシだろ 自分でなんとかしろよ」 心を壊して諦めた判断 胸が詰まる そんな方針に刺されるように 亡くなった人 「おかえりなさい」 最後まできっと二人を待ってたんだろう 娘のため決めたことだと言えども どうしてそんなことで 餓死するほど支援が届かないのか しねと言ってるようなものだと 受け取る人がいてもおかしくもない あんまりにも悲し過ぎる もう、あとの二人については 何も言えない ほんとに 抱えきれるはずがない現状を 噛み殺して生きて 「どうして貴方はそんなに強いんですか」 逆に言えば 「そんなに人間、強いわけがない」 「声を上げるんです もっと大きく もっと図太く」 そう語った彼女が起こした事件 あまりにも重たい 語らなければ始まらない 語るにはあまりに辛く あまりにも届かない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は動機の分からない殺人事件から、まるで犯人が主人公の様な展開からの実は。。。 ほぼ一気読みです。勿論、最後にはあーー。という感じで。 最近、中山七里さんが1番のお気に入りです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
法律、規則何のためにあるのだろう? 人間がお互い尊重し合い、秩序の取れた社会を築くため。 現実は… 法律を知らないと!規則を知らないと!その恩恵を受けられない。 正直ものがバカを見る社会になって欲しくない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全く同じ感覚を申請受付した時に経験しています。税金を給料にしていながら、申請受付の仕事をいかに減らすか、それが受付の上司の役目だなと、味わいました。それがそのまま本になって、ため息をつきながら読み終えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
想像を超えて結末に導かれる。悲しみと切なさへの落下に意識がついて行かない。 何のための、公平、平等なのか。凡庸な役人であることは、免罪の理由にはならない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
切ない 誰が悪で何をすれば良くなるのだろうか でも厳然たる現実 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
目を背けたくなる生活保護が受けられず死んでいく人がいる現実の描写が重くて辛いけど、小説としても登場人物も魅力的で面白かった! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読了後、この結末は他言できないと思った。それほどまでに驚愕の真相が結末で描かれていた。また、あまりにもの驚愕からその場で本を持ちながら戦慄してしまった。 福祉事務所がこの作品に描かれているとおりとしたら、我が国にはセーフティネットが無きに等しい。この作品に描かれていたことは飽くまでも虚構であることを祈るばかりだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
偽善者を偽った疑似者がとても模写されていた 実際あるだろう話し 本当に必要な人に行き渡らない国の金 一個人の感情だけで決めてはいけない そして偽善者の疑似者の生活保護者は本当にいる現実 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読むべき本です。生きるとは、幸せとは、自分にできることとはを考える時間になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中山七里先生の小説は、数冊目になりますが、最後にズンと胸に来ます。 生活保護の割り切れない実体は、あるのかもしれません。生活保護に限らず色々な事で、上手い汁を飲む側と、苦しい思いをする側はいるのでしょうね。 本の題名が、胸に染みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
生活保護受給の光と闇。 途中暗澹とした気分に陥ったが、 後半一気に読ませた。 福祉保健事務所の対応のいかんによって、 餓死する人が続出?なのかな? 必要な人に届かず、不正受給の問題もある。 明日は我が身。 自分が餓死する未来もあるのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
社会保障をテーマとしたこの本。 私の中で最近ハマっている、イェール大学助教授の成田先生は社会保障について、「すごく暗くてできれば触れたくないもの」と語っておりとても共感したのですが、この本を通じてよりその思いが強くなった気がします。 振り返ってみると、殺された社会保険事務所の職員も、誰かを苦しめたり痛めつけたりしようとしたわけではなく、保身はあったにせよ職務を全うしたわけです。 非常に暗ーい気持ちになりましたが、同時に社会保障制度について考えるきっかけにもなった本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に読んでしまいました。引き込まれる文章だけでなく、社会に一石を投じるThemaであったと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!