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(仮)ヴィラ・アーク 設計主旨 VILLA ARC (tentative)
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(仮)ヴィラ・アーク 設計主旨 VILLA ARC (tentative)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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この作品は江戸川乱歩賞の最終候補に選ばれたものらしい。その回の受賞作はQJKJQ。この年は 著しくレベルが低い年だったから、候補作がそれ以下なのは明らか。福岡の出版社に持ち込んで出版 されたということだが、特別なコネでもない限り、出版出来るレベルではないと思う。 当時の選評がQJKJQの巻末に書かれているが、いずれの選考委員も酷評している。出版までにそれ らの欠点が改善されているのかと期待したが、まったくその形跡がない。 まず、ミステリーとして弱い。肝心の謎を知る人物が、すぐ隣にいるのだから、彼に聞けばすぐに分か るのにそれをしない(語れない設定にしてはあるが不自然)。これはミステリーとしては致命的なミス だ。また、陶器皿などの蘊蓄が、物語の面白さにまったくつながっていない。 この作者は一級建築士らしいが、自分の理想とする防災建築を語りたかっただけなのでは? 出版当時、 作者はインタビューで、これからも書いていきたいと語ったらしいが、案の定、それを果たせていない。 にも関わらず、私以外のレビューは極めて高評価だ。一部の関係者か、よほどの好事家がレビューした のだろう。星の数は2くらいが妥当だが、防災建築に関する提言と蘊蓄に経緯を表して1個を加算した。 | ||||
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