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魔術はささやく
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【この小説が収録されている参考書籍】
魔術はささやくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全93件 81~93 5/5ページ
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日本推理サスペンス大賞受賞や数々の賞を総なめしている 宮部さんのバックナンバー集めることにしました。いきなり、こんなミステリアスな内容を読者に突き詰めてくるのは宮部ワールドらしいです。最初に、数ページでその情景を一瞬にして読者に察知させ、そこから、点と点を線で描写していく感覚でした。でも、残念なことに最後の最後で 自分の期待していたクライマックスが、なんか はぁー? なんでそうなるの??ちょっと嬉しくないクライマックスでした。でも、十分ほかのミステリーよりは読み応えあるはずなので 読んで損はないと思います | ||||
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少年を描くのが上手い著者の力量が発揮されていた作品だと思う。軸になる事件そのものの解決より主人公の少年の父親に対する想いや秘められた謎にケリがついた時にこの本の最大の感動が待っていた…心憎いエンディングにもちょっぴりホロリ。 | ||||
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出足はスリラー的、「何で?何が起こったの?」不気味なはじまり。次から次へと起こるミステリーな事件。途中で読者に「・・・かな」と思わせる雰囲気をつくり、犯人との出会いへと・・最後の結末は素直すぎたかな。でも、超高速で読破してしまった私は宮部ワールドへはまった一人だと素直に認めます。 | ||||
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新潮文庫の100冊で「ミステリー入門書」と紹介されているだけあって、普段ミステリーを殆ど読まない私でも無理なく読むことが出来ました。他のレビューを見てみると「レベルが低い」等の評価もあるので、やはり上級者には向いていないと思われます。ストーリーは、15年前の著書の為 扱っている事物がやや陳腐化していることを除けば、時間を忘れて読める程ぐいぐい引き込まれていきます。ただ叙情的な側面は少ないため、感動の逸作とはなり難く、星4つとさせて頂きました。 | ||||
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宮部みゆき様の小説の中でも、感情移入出来なかった作品です。 発想力も構成力もある事はわかっています。 しかしです。 長いです。余白が多すぎて、ちょっとスローテンポになる時が多い。 どうにかなるのではと想いました。 さらに、物語の主軸が脆いような……。全体的に濃い味と薄い味のバランスが悪い気がします。「ああ、そういう方向ですか……」という残念が。 宮部様の作品は好きですが、本作品はお薦めできないという想いです。 | ||||
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私が最初に読んだ宮部作品です。これから彼女の作品の虜になりました。最近改めて読み直してみたわけです。日常では考えられないような事件が突如主人公・守の世界に訪れます。でも、彼は決して周りの環境に流されることがない。それは彼がつらい時代を経て今、たくさんの周りにいる人々のおかげと彼自身の力によるものだと痛感します。自分自身にくじけそうになるときは守君の力をわけてもらうために是非、読んでほしいです。 | ||||
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本格的なミステリーを読みたくて、手にとりましたが、やはり宮部みゆきは長編うまいですね!引き込まれてしまい、一気に読んでしまいました。中盤から最後にかけてゾクゾクしっぱなしです。おすすめです!!!! | ||||
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この作品の良さは構成の巧みさに尽きると思う。いくつもの仕掛けが一つ一つ明らかになっていき、最後まで飽きることがない。単なる推理小説やサスペンス小説ではなく、小説の面白さがつまった作品だ。 | ||||
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いまでこそ「クロスファイア」や「模倣犯」の映画化で有名になりすぎた感のあるみゆき氏ですが、初期の頃のこの作品がマイベストです。主人公の少年の描き方がいいのと、どの作品にも共通しますが、読み終えたあとに残る印象が決して不快にならないところが魅力。ほか「レベル7」と「鳩笛草」も自身の5つ星! | ||||
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私は高校3年、この小説に出てくる主人公の守君も高校生、ですが私の周りでは見たことのない男の子です。自分の父親が横領犯としてどこかに行ってしまって周りの人たちからどんな仕打ちを受けても負けずに育ったいい性格、回転のいい頭、その他色々ありますが、とにかくいい男の子です。宮部氏の書く小説には、主人公がいい人が多くてひきこまれます。そうさせるのは、情景描写がピカイチで、その場面が目の前に広がります。この小説もです。宮部氏の文章力もお勧めしたいのですが、やっぱりこの小説は守君でしょう。最近爽やかな少年を見ないなあ、と思いの方はこの小説を読んでください。読んだ後、守君と一緒に達成感を得ることができると思います。意外な守君の特技にも注目です。 | ||||
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私は普段はほとんど小説など読まないのですが、ちょうど旅行から帰ってきた本好きの妹が、新幹線の中の暇つぶしに駅の書店で買い、持って帰ってきたのが本書でした。「宮部みゆき」という名前はさすがに知っていたので、暇な時間を利用してなんとなく読み始めたら、そこから止まらなくなってしまいました。とても面白かったです。最後までどんでん返しの連続で、ネタがばれてしまうことがありませんでした。ただ、小さいこと(映画の小道具のようなこと)が細部まで書き込まれてあって、聞くところによるとこれは宮部さんの特徴なんだそうですね。この描写の仕方は好き好きが分かれるかな、と思います。私はちょっと苦手です…。先に「どんでん返し」や「ネタばれ」と私自身書いたように、これはきっ!! | ||||
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火車とレベル7読んで、宮部みゆきの作風がわかったような気がする。 今回は日本推理サスペンス大賞を受賞したものということでまた読んで見る事にした。 まじめそうな女が男をだます手口がおもしろい。 だますほうも相手より、自分がだませないと自分がまいってしまい、今回の事件もその辺から始まっている。 | ||||
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この本のお勧めの部分はなんといっても臨場感あふれる描写です。火車でも思いましたが、まるでその情景が思い浮かぶようなその感じがすごく出ています。冒頭では、ちょっと陰惨といえるような3人の亡くなった様子がすごくリアルに描かれています。読者は自分がまるで、止めようとしてそのうちの1人の服をつかんだと描かれている男性になったような錯覚をするくらいです。この男性はその夜から、悪夢に悩まされるだろうことが簡単に推察できるくらいに・・・。 ほかに4人目の女性と主人公守君とが初めて会おうとする場面は、どうなるんだろう、どうなるんだろう、とどきどきさせられます。そしてその後、魔術師と自称する老人と会い、話をする。その場面がまたどきどきです。老人から語られる言葉、隠されていた秘密。それは日常で簡単に起こりうる可能性があり、その時の本人の心の傾き次第でどちらにでも傾く、ということがありありとわかる・・・気がします。また、守君が、同級生に対して脅しをかける場面、恩をかけてくれた人間が隠していたことを知った時の憤り。その台詞。とくに印象的だったのは「引き算でしか者をはかれないんだな」というところです。すごくおもしろいです。ぜひおすすめです。 | ||||
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