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永遠に残るは: クリフトン年代記 第7部
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永遠に残るは: クリフトン年代記 第7部の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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直ぐに読みました。すごく面白かったっすよ。 | ||||
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ついに読み終わってしまった。第一部上巻を読んだ時、ケインとアベルの二番煎じかなと思いましたが、それ以上のものでした。2冊目くらいからぐいぐいと引き込まれ、スケールの大きさやハラハラドキドキ感に圧倒されながら読んでいきました。ただ正直、4巻目の頃、先が長いなと感じたこともありますが。それから、よくこんなに次から次へと悪役を思いつくものだと感心します。 翻訳は基本読みやすかったと思います。イギリスならではの言葉は訳語の横にカタカナで書いてあるのが私は楽しめました。頂けなかったのが女言葉です。大企業の女性会長が会議で、〜だわ、〜かしら、〜なの、とか言うのは不自然過ぎです。かのサッチャーも私的な場ではあっても、やはり同様の不自然な女言葉を使うのは非常に違和感がありました。 | ||||
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勝手な僕自身の感想ですが、アーチャー作品を読んだのは本作が初めてなので、個人的な感想を述べますと、 もっと続けて欲しかった、という何処です。 僕らは世界じゅうな人間はみなそうですが、何かしらの役目を持って生きているはず。 そうじゃ無い、遊んでいる、仕事をしているいないに関わらず皆そうです、 この物語はハリーとジャイルズ、2人の主人公を主軸に、善人、悪人ないまぜに登場し、消える、生きる、これだけです。 一体、人間の本能とは何か。 有名になって富を得る、転落しホームレスにでもなるか、勿論結論なんか誰にもわからない。しかしとても重要な事は人のため、心を少しでも開き、弱くても良い、自分の道を開ければ、と当たり前の事が書かれているだけです。 困る事にこの点が僕ら読者の弱点で続けば続くほどに知りたくなる、興味が湧いてくる。 第一巻で正直、ああ、つまらんなあとは思いました。ありきたりの資本主義的な話か、とも思った。けれども、あのかつてハリーを虐待した人物が彼がようやく大学をでた際にまた登場、とまあ、あまり筋は述べませんが、 第二次世界大戦から現代?まで、出来れば、登場する人の3代くらいまでは、と思う小説好きの本音です。 文明がいかに便利になり、いかに生活が楽になっても自己からは逃れられない。 イヤだから、どんなに頑張っても安楽は無い。生まれて来た事が運命だから。 宿命は生まれ持ったもの。 そして運命は変えられるもの。 ま、勝手なわたしの感想ですが。 | ||||
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感動的な物語でした。 | ||||
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きれいな商品で予定通りに到着しました。 | ||||
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アーチャーの作品はほとんど読んでいますが、そのうちでもこのクリフトン年代記は最も長いもので、7巻続いています。すべて興味深く教えられることも多いので、お勧めしたい本です。 | ||||
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いつまで続くのか、終わりは来て欲しくない | ||||
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いよいよですね。ここまで楽しませてくれました。 | ||||
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アーチャー作品で泣く日がくるとは。 このシリーズ、日本語訳が雑だったので、原語で読みなおしてモヤモヤを解消したい。誤訳?という箇所もあったし、全体的に推敲不足な印象。 アーチャー作品は、大病院の待ち時間とか、その後の入院生活とかにおすすめしたい。 | ||||
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ハリーとエマ、本当に強い愛情で結ばれた夫婦だったんだなぁ…と思わせる完結編です。クリフトン年代記にふさわしい終章はジャイルズの述べる言葉に言い尽くされていると思います。 | ||||
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最終巻まで長期にわたりましたが待ち遠しい乍ら、楽しみました。 ジェフェリー・アーチャーには「100万ドルを取り返せ」以来、すべて魅了されています。 ストーリー以外に、主人公たちが仕事に関して用意周到に準備するところが非常に勉強になります。 | ||||
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最終章、一巻から最終巻まで待ち遠しかったが5年余りかかって(?)遂に完了。大変面白かった。 | ||||
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全7部、冊数にして14巻の大長編サーガの完結編です。 波乱の時代を乗り越えた「奥さん大好きおじさん」についに最大の試練が訪れます。 シリーズ通してのチャラ男のジャイルズがきれいに〆てくれるこの作品。ジェフリー・アーチャーのほかの多くの作品がそうであるように、原題の「This Was A Human」がキーワードとなっております。 …そういえば、ディーキンズの影が若干薄いような気もしますね。 | ||||
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この著者の作品はデビュー作からずっとフォローしていますが、このシリーズは7部作が完結するまでずっと積読で待っていました。 完結と同時に一気に1か月かけて読み終えました。相変わらずの壮大なストーリーに酔いしれました。 | ||||
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日本語訳だと多くは分からないけど、英語ならではのくすぐりは随所に あるみたいだ。 しかしストーリーだけを辿っていると、読者受けを狙った持ってまわった わざとらしさしか感じない。 一方でキャラ設定を見ると、悪役はあくまでズル賢く、しぶとい。 贔屓しているかと思うくらい、描写も細かい。 憎らしさより逞しさを感じさせるのは、さすが著者というべきだろうか。 | ||||
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全14巻を2ヶ月かけて一気に読んだ。ストーリーも良かったが、翻訳者の言葉の表現と選択がセンスがあって、 海外ドラマを見ているかのような感覚で、楽しめた。ハリーやエマが死ぬというラストは予想していなかったが、 何か納得できないラストと思える。しかし、4年間待って一気に読めて満足。上流階級のイギリス近代史ととらえ ることもできる。ぜひ、海外ドラマ化してほしい。洗練されたセリフ回しは、実際の会話に応用したい。翻訳者の 言葉の選択は最高だった。 | ||||
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もともとは没落が運命づけられていた大英帝国の近現代史を背景とした二つの家族の物語。野望あり失望あり恋あり悲恋あり波乱万丈が続くのだが、ギリギリまで題材を引張って最後に突然予想を裏切る著者お得意の手法にはもう飽きがきているのに、あまりにも長引かせて(おそらくは利益を求めた出版社の強い意向に逆らえず)泥沼にはまっただろう。「大河小説」と言うものの、スパイ小説、犯罪小説、政治小説、金融小説、恋愛小説などの混合に過ぎない。 | ||||
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主役のうちの二人が死に至る旅が主題。「大河小説」にふさわしい終幕かどうかは読者次第。孫の世代まで登場し、稀代の悪女も最後には静かになったようだが、残された者たちがこれからどう生きていくのか何も暗示されない。第5部で<完>としておけば良かっただろう。 | ||||
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ハリーとエマの夫婦愛がすばらしい。最後は涙、なみだで泣きながらよみました。 | ||||
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「クリフトン年代記」第7部『永遠に残るは』上巻は、エマ・クリフトンの「船尾にカナダの国旗を揚げた船を、エマは必ず二度見ることにしていた。」というエマの複雑な心境を描写しながらのプロローグで始まる。 「メイプル・リーフ号」が、老朽船となって解体されるから、その船底からハリーの父アーサー・クリフトンの遺骸が確認できる可能性を秘めているからである。(下巻でDNA検査の結果ハリーとエマは異母兄妹でなかったことが証明される。) 第7部上巻では、ジャイルズの妻のカリンが、危うい諜報の仕事が露見し、間一髪殺されるところで救助される。 総選挙で保守党が勝利し、マーガレット・サッチャーが、ダウニング街10番地の主となり、エマが閣僚に任命され、兄のジャイルズと対峙することになった。 著者は、エマ対ジャイルズの政治家としてのエピソードなどでページを割くが、なんといってもこの物語では悪漢たちの動向が一番面白い。 あらたに登場したソールキン・インターナショナル代表のソールキン・コンラッドが気になるし、もちろん、レディ・ヴァージニア・フェンウィックや刑務所の住人となっているデズモンド・メラー、メラー・トラベルを乗っ取ったエイドリアン・スローンなどからも目を離せない。 この物語は、なんといってもレディ・ヴァージニア・フェンウィックが、窮地に追い込まれながら次から次へ繰り出す狡知に長けた遣り口に、評者などは期待さえ感じながらページを繰っていたのです。 評者は、この「クリフトン年代記」は、レディ・ヴァージニア・フェンウィックが主役ではないだろうかと思いながら読み進んでしまった。 第7部上巻は、セブの娘ジェシカの唐突としか思えない目障りで面白くもない、とってつけたようなエピソードで終えていた。 さて、さて、第1部の上巻を読んだ時に、最期まで読む気力などないとレビューに書いてしまったが、とうとう第7部『永遠に残るは』下巻まで辿りついてしまった。 この下巻では、レディ・ヴァージニア・フェンウィックの次なる謀りごとは?と、期待しながら読みはじめてしまった。 イギリスの富裕層の成功物語として読んでくると、少々退屈してくるへそ曲がりな評者だから、これだけ長編になるとあまり本筋に興味がなくなり、脇役であり敵役のレディ・ヴァージニア・フェンウィックを応援したくさえなってきてしまったのです。 ハードフォード侯爵から遺贈(彼女が生きている間だけ所有できる)された明時代の超高価な花瓶二個を叩きつけてしまったエピソードには、拍手さえしたくなってしまったのである。 ハリーの追悼礼拝式で大聖堂へ入っていったジャイルズが意外な参列者を目にして、「侯爵未亡人としてふさわしい待遇を受けられることを期待してはいないように見えた。」と語っている。 この物語のレディ・ヴァージニア・フェンウィック最期の登場シーンである。 著者ジェフリー・アーチャーが、このヴァージニアの謀ごとのエピソードを生み出す上手さは抜群であり、もうハリーとエマが人生の終焉を迎える感動のシーンなどは、おまけのように感じながら『クリフトン年代記』第7部上・下巻を読み終えたのです。 | ||||
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