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大正箱娘 怪人カシオペイヤ
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大正箱娘 怪人カシオペイヤの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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箱娘シリーズ②巻。設定が頭に入ってるせいか①より読みやすく、内容がさらに面白くなってました。 主人公の紺は今回も、あせったり途方に暮れたり、泣きそうになったり恐怖に後ずさったりしながらも、逃げずにがんばってます。 ①でちょろっと出てた燕也が、ここでは3話あるうちの2話に出ていて、やっぱりというか、紺とやりあいます。 この巻でやっと彼の性格や考え方がわかってきて、これからが楽しみになってきました♪ 叉々も、紺に対してはフレンドリーになってきてる気が。 うららと叉々が一緒にいるシーンが少なかったのがちょっとだけ残念。オカンか、とツッコミを入れたい叉々の世話焼きセリフが好きだったので。 悪食警部もレギュラーなんですね。①でも②でもこの人は安定の腹黒さ。見た目を想像してみると渋くていい感じなんだけどなー。 ところで今回、うらら、かっこよすぎ。そっちの趣味はないはずなのに思わずフラフラ行っちゃいそうに。 これは開けなくていい箱、を開けかけてあわてて蓋をする。ギリでした(笑)。 紅玉いづき先生の本で一番好きなのは『ミミズクと夜の王』。次点が『サエズリ図書館のワルツさん』とこの『大正箱娘』なんですが。 好きな男キャラの順位がこの巻で大幅変更。燕也がタンゴ君どころか夜の王まで抜いてトップに。それくらい②の燕也が気に入った!んです。 彼が紺と言い合っていくうちに段々と、本当に少しずつ、変わってくる態度にワクワクさせられる。 あと、人が死んだり殺されたりするのに、この本はミステリでもホラーでもないような。 謎解きはしなくてもいずれわかるから、それより事件の成り行きを最後までじっくりと見届けよう。読んでるうちにそういう気持ちになっている。 紅玉先生の文章だから、でしょうか。独特の雰囲気がそうさせるのかも。 大きな白い箱があって。開けるとネットリした濃い闇が詰まってて。 その中で手を取りあった紺とうららが淡く光ってこの物語の世界を見せてくれている。叉々と燕也はそれに色を添え。 読んだ後、そんなイメージが浮かびました。 ②の続きにすごく期待してます。きっと面白い。 紅玉先生。子育て奮闘中で大変な毎日だと思うのですが、何年先でも構いません。いつまでも気長にお待ちしております♪ | ||||
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