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お葬式
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お葬式の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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どうもこの主人公が生理的に合わない… 父親への憧れや尊敬の心情が繰り返し語られるのだが、ん〜? 確かに素敵な父親だが、いい歳の息子がここまで入れ込む姿は何か見てて(読んでて)ちょっと引いてしまいます。 関係ないですけど昔、江口寿史の作品に完璧にカッコいい理想の父親(ちょっとタイプは違うけど)のギャグマンガがあったのを思い出してしました。(笑) 物語は、序盤で父である片瀬和彦が亡くなります。 遺言では書斎の書類は一切目を通さず処分するようにとのこと… 生前もその部屋は一切出入り禁止でした、父には家族にひた隠しにした大きな秘密があったからです。 ん〜、けど普通こんな状況だったら見るなって方がどーっっっ考えても無理っスよねえ。これじゃーお父さん「見ろっ、見ろ!」って焚き付けてるよーなもんじゃないでしょーか。 案の定、主人公の在(ある)は、自分のアイデンティティを揺るがすかも知れないこの秘密を追いかけます。執拗なまでに! この後色々な人物が絡んできますが、妙に印象に残ってるのが父の同級生だった女性の証言。女性の複雑でちょっと怖い心情がリアルな感じがしました。 物語の最後に、父の過去について主人公が自分なりの解釈をするのですが、「い、い〜のかっそれでっ!」といってやりたくなりました。 ん〜やっぱりこの人とは合わんっっっっ!(笑) まあ、しかしながら小説内のキャラクターの行動や考えは納得出来ない点も多々ありましたし、 遠田作品としては他よりはちょっと弱いかも?ですが、自分的にはこの作家さんはどれも外れたと感じたことがなく、なんだかんだ言ってお話自体はけっこう楽しめましたと思います。 PS.「お葬式」ってタイトルはどうなのかなあ…と思ってたら文庫版は「あの日のあなた」に改題してました。 | ||||
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出版されて随分経つのにどうして文庫化されないのだろうと不思議に思っていました。すると、なんと『あの日のあなた』と改題されてハルキ文庫から出ていました。文庫の方が安価なので、こだわりがないのであればそちらがお勧めです。 | ||||
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面白く読んだけど、「父が憧れの人で崇拝してる」気持ちと、「何か隠し事があったら、他は全部ウソ」方式の思考がいまいち理解できないタチなんで、「まあまあ、お育ちがおよろしくていらっしゃるのねえ」って引っ掛かりを感じながら読んだw 全部丸出しで生きてる人はいないだろうよ。とも。 自己犠牲精神で「やってもない事自分がかぶる」のは、やられたら迷惑かな。怒りの矛先や憎む対象は「正しい」相手にしたいから。「後ろめたい事もあるし、それ説明するのも嫌だから、自分が悪者と思われてればいい」みたいな人は誠意がなくて嫌い。 スペアに散々こだわってたのに、結局スペアにおさまりに行くのも、なんか腑に落ちない。 とはいえ、楽しんで読みました。 | ||||
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父の突然の交通事故死、死ぬ間際に微笑んだ父。 父の遺品を整理中に見つけた母子手帳、ここから父親の過去を探って行きます。 遠田さん、初読みでした。好みの作家さんみつかり嬉しいです。 | ||||
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