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ウルトラマンF
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ウルトラマンFの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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TVシリーズを全部見返して、曖昧だったり微妙に突出しすぎてるSF要素を論理的に突き詰め、時に咨意的に解釈してネタを総ざらいしてるのはウルトラシリーズファンじゃなくても分かるように書かれている。敵役も敢えて小林泰三色を乗せてオリジナリティが出てるのは分かるが、それでも今一つに感じてしまうのは「天獄と地国」での既視感が要因の一つかもしれない。 バトルは派手だし先も読めないしブッ飛んでるしこれでもかと連戦するのだが、物語のSF的広がり、バトルのアイデアの潔さ等は向こうに軍配が上がる。 ただそれはウルトラのネタに関するアイデアを理解できない部分で引き算が起きているわけで、そもそも私のような人はメインのターゲットではないのだろう。 | ||||
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ウルトラマンが地球を去ってからの物語で、ウルトラマンアフターとでも言うべき作品です。 冒頭はハヤタ隊員が「僕がウルトラマン?」と戸惑うシーンから始まり、それだけでも非常にワクワクさせられました。 戦っていたのはウルトラマンであって、自分ではない。 だったら賞賛を受けるべきなのは自分ではなく、ウルトラマンなのではないか。 そのような葛藤を通して「ヒーローとは」というヒーロー論にまで発展させていくだろうと期待して購入しました。 ……が、結論から言うと、そんなことはありませんでした。 もちろん、その話題に触れることはあったのですが、それ以外のあらが大きい。 一番気になったのは、その場面で起きている現象をキャラクターが的確に説明してしまう点です。 謎の部分がないので、神秘性が失われ、想像の余地が奪われるように感じました。 そして何より、「寒い」。 たとえるなら、ギャグの笑いどころを解説されているような薄ら寒さを感じました。 何というか「見て! 俺の設定見て!!」という作者の〇ナニーに付き合わされている気がしてうんざりしました。 どうしてこんなことになるんだ……と思いながら最後まで読むと、あとがきに「ページが足りなかった」的なことが書かれていました。 どうやら、作者としてはもう少し長めの話を考えていたのが、一気に縮めなければならなくなり、その結果、無茶な文になってしまったようです。 後書き全体の雰囲気から、作者がどれほど悔しがっているか伝わってきました。 作者は不本意な本を出してしまい、読者も満足がいかない買い物をした。 今回の作品で幸せになった人はどれくらいいるのかな、と感じました。 | ||||
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ウルトラマンが好きで、尚且つシンゴジラ的リアリティにも感銘を受ける、そんなアダルトファンに向けた作品。 オリジナル作品から連続する物語でありながら、リアルさや残虐表現を際立たせ、また、科学的考証を極めて現代的に飛躍させた世界観に、違和感を禁じ得ない。もはや、私が愛したウルトラマンとは、別物である。 ただ、ありとあらゆるウルトラ作品の要素を詰め込んだ、「ファンサービス精神」はとても良いと思うし、大人向けに特化したコンテンツだと考えれば、これはこれで十分「あり」だとも感じる。 小説という表現方法ならば、制作費に縛られず、様々な切り口でのチャレンジが可能だ。 今後のトライアルに期待。 | ||||
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「エヴァンゲリオン」と「進撃の巨人」をごちゃ混ぜにしたもの。 ほとんど情景描写とか人物描写がなくて、説明的な会話だけで進行するので読むのが苦痛。 地の文章でささっと済ませてくれと思う。 「某国」とかやけにぼかした言い方がつまらない。 人物の内面描写とかがないので、視点がどこにあるのか判らない。 神の視点に徹するのなら、もう少し丁寧に地の文で解説して欲しいところだ。 いちいちタイプAとタイプB、タイプCをイデの台詞で長々と説明するのはやめて欲しい。 時系列で展開する構成もかったるい。 もう少しカットバックとか入れて欲しいものだ。 人物を呼ぶときに姓で呼ばないのはなぜなんだろう? | ||||
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