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ウルトラ・ダラー
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ウルトラ・ダラーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 1~20 1/7ページ
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魂を集めて祓い神の視眺 | ||||
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問題なく受け取れました、状態も綺麗で満足しています。 | ||||
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当時、北朝鮮から水産物を輸入していた者として、「外務省筋は、北朝鮮の偽ドル造りと流通を、もう少し深堀しているだろう」と、思っていたのですが…。 | ||||
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実際にありそうな話。 外交とは、諜報、工作、インテリジェンス、今世界で起っていることを読み解くヒントになりそう。 | ||||
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著者の筆力と扱うテーマ的に、小説ではなくルポルタージュにすれば面白いかもと感じた。 余計か話題も盛り込まれ、本題に集中しきれていないように思える。 | ||||
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全体の10%くらい読んだが、誰が誰だかわからず、そもそも誰が主人公なのかわからない。感情移入もできずひたすら淡々と情報の羅列のような会話と場面転換の連続で、とても読み進められない。 途中まで我慢しながら読みましたが、時間の無駄と思い、読むのをやめました。 テーマや題材は面白そうなのにもったいない。小説として形になってないとこれほどつまらなくなってしまうのかと感心しました。 | ||||
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ハードボイルド調の文体で、とても面白く読めました。 ただ、「この登場人物はどう見ても(実在の)この人がモデルだよね?」と思う人が何人もいるのだが、そういう登場人物に不倫させたり、国家を裏切らせたりするのは問題があると思う。また、最後の方で元アジア大洋州局長からの手紙の内容、日本は北朝鮮に謝罪が済んでいないという件は、手嶋さんがそう考えているのだとしたら意外。 | ||||
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国際情報の最前線はこんな感じなのかな〜と想像して楽しめる小説でした。 | ||||
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インテリジェンス小説、楽しめました〜一気にいけます! | ||||
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贋ドルにまつわるストーリーで、米国、イギリス、フランス、日本と言う西側陣営対、ロシア、北朝鮮、中国と言う東側陣営の政治的な背景を基に、今日的な東アジアで勃発しそうな“台湾海峡有事”、“朝鮮半島有事”に至るであろう流れと、その対応に関する米国と中国のスタンスが描かれていました。 これからの東アジア情勢を考える上でも参考になる良い書物だと思いました。 | ||||
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KindleUnlimitedで読了。 15年以上前かあ。 前半、時間があっちに行ったりこっちに行ったりするので、いつの話なのか混乱するのですが、よくよく考えると15年前。全然古く感じない。すごいです。 | ||||
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久しぶりに手に取った。 初めて読んだ頃はケツの青い研修医だった。 今は全てのキャリアを終えて棺桶待ちのおっさんである。 まだ、続いていたのか、この中身が表に出てくるまでに・・・昨今の香港の中国併合、台湾まで併合しようとする流れ。 九州の半導体工場まで合併に成功すれば、中国は弱点をほぼ補完することになる。 その目で見ると、あの頃はわからなかったがシャープが鴻海に買収されるように仕向けられたようにも見える。 CANONが不祥事の東芝の大半を呑み込んだように。 昨今のニュースできな臭いアジアの国名はここに全てある。 10年以上前に手にしたとき、そこまではわからなかったが、あれから、仕事でもないくせに読んだ書籍に色々と書いてあった。 この本に描かれた国や街を見に行った。 自身を襲った赤い罠=ディオバン事件の為に、他の分野の政治を学んだと言えば、キチガイじみているとか言われそうだ。 一方で、物事は、むしろ、第三者にこそ比較的開示され、そのロゴスを自らの分野にも反映させやすい。 そして、外務省以上に、幾重にも重なったインテリジェンスの世界。 山本リンダの歌ったように、全ては裏社会。 この世はそいつらの為にある(嘘)。 だからこそ、手嶋龍一は小学館にウルトラダラーとスギハラダラーの再文庫化をこのタイミングでお願いされたわけだ。 新潮文庫ではないというのは、自衛隊漫画を抱えているように小学館はもはや官憲のモノですよという話だろう。 ところで、北朝鮮の核査察の本に、日本を核武装させるにはどうするか、という問いがある。 答えは、トランプのような大統領の出現。 そして、本書にあるように、中国の台湾併合とアメリカの撤退は一つのファクターである。 本書では、北朝鮮ではなく、横にある朝鮮族の村がキーワードだとあるが、今となっては、素人の目をそらす為のカバードストーリーを含んでいるとわかる。 それは、部落逆支配の原則に基づいた、国家支配に繋がる。 北朝鮮が貧しいというのは、一般の理解である庶民であって、権力者は必ずしもそうではないがそれに洗脳された人間が出世するのは半分くらいは作り話なのだろう。 一方で、北朝鮮に送金するかのように、ビットコインや仮想通貨を釣り上げる人間もアメリカにいる。 そして、この文庫の後、北朝鮮に渡ったアメリカの著名人もいた。 結局、この辺で書かれるのは、世界の浅い層と中くらいの層がほとんどで、時々資料にもっと深い世界の本音がばらまかれるだけだ。 金正男の偽名、Pang Xiong という言葉にも意味があるに違いない。 マカオ、インドネシア、映像詐欺。 ウルトラダラーで希釈されたドルを利用しているのは、何も北朝鮮だけではないわけで、2024年の一万円札の切り替えに向けて、世界で何が起こるのか、考えさせられる次第である。 これまでの所、超高額紙幣の取りやめや秘密銀行 副島隆彦が書いていたことを深読みすれば、ディストピア社会を推進するには、中国の版図を広げさせる方がいい。 中国とアメリカと日本の深い層の黒幕が組むとかいう自体まで、この小説はその書かれなかった余白に示している。 BBCが中国から追放されるのもその一環だったのかもしれない。 BBCといえば、僕は渚にまつわるエトセトラの世代である。 調べると、BOACでは911と追加で表記され、1966年(昭和41年)の五連続事故につながった。 このうち、香港に繋がるものもある。 おそらく、戦前の人の繋がりは今でも色々と生きているのだ。 新しい工作員の命をあざ笑うかのようなネットワークを張り巡らして。 | ||||
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無 | ||||
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NHK元ワシントン支局長で、2001年にアメリカ同時多発テロ事件が発生した際、11日間連続の中継放送を担って一躍有名となる。話し方から「お公家さま」とも呼ばれていた同氏が描いた国際諜報小説が本書であり、発売当初からマスコミに取り上げられた。 本書では、様々な都市を舞台として物語が進行していく。京都、東京、米マサチューセッツのダルトン、スイスのローザンヌ、コペンハーゲンに始まり、函館、ワシントン、香港、パリ。北朝鮮が米ドル札の偽札を作っており、偽札製造のため、世界中から技術者、印刷機、紙幣の原料をひそかにかき集めている。この偽札、いわゆるウルトラ・ダラーの行方を追っているのが米情報機関であるが、本書の主人公は日本在住のBBCラジオ特派員スティーブンである。登場人物として日本外務省アジア太平洋局長の瀧澤勲、その妻・泰子、ベンチャー企業社長で偽札検査機械製造会社社長の橋浦雄三、主人公の恋人で篠笛演者の槇原麻子、内閣官房副長官の高遠希恵、米財務省シークレットサービス捜査官コリンズ。物語の舞台が何度も変わり、スピーディーな展開の小説となっている。北朝鮮の目的は、偽米ドル札を製造・使用することにより、核を手に入れることであった。しかし、本書のエピローグで、重要な登場人物達の隠された事実が明らかにされ、物語の大どんでん返しが待っている。国際情勢や諜報関係に興味がある方にはお勧めである。(2018/11/3) | ||||
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作者の手島龍一氏がNHKワシントン支局長時代に仕入れた情報をもとに書いたものだと思いますが、日本人職人の失踪・拉致事件と北朝鮮のドルの偽札作りがしだいに結びついていくCIAのインテリジェンスがらみの小説です。読み始めたら引き込まれてしまうとても面白い本です。 | ||||
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たまたま古本で見つけ、知人に勧められていたのを思い出して購入しました こういう世界があるんだろうなぁ、と思えただけでも良かったです | ||||
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本書はほとんどがノンフィクションであった。(読後数年しての「事件」でそう痛感) オープニングでの印刷機の巧妙な盗難。 それが精密なドル紙幣印刷のため、異常なまでに厳重ない印刷機への警護」ぶりから物語は始まる。 日本でも造幣局にまつわる実話など、紙質の極秘扱い含め、報道機関へも厳重機密である。 ストーリーは進行して、いかに北朝鮮政権が国内に流れ込んできた工作資金が、表も裏も封鎖され行き着いたところはニセ100ドル紙幣の量産だった。 そしてそれを現代では、どうやって使役して換金するのかという場所にはカジノが頭をもたげてくる。それへの必然性が粛々と描き示されている。 そうした流れには、スパイ小説まがいの設定レールに乗せて「ニセ100ドル」の全体像が構築されてゆく。 そこには、★が1つ2つといった書評家の方々の指摘にはそう遠い距離はボクも感じなかった。 ところが、商談をベガスで行った折、そこで私は場所柄、100万円近い米ドルを高額紙幣へと逆両替することがあり、キャシャーに冷やかされながらそれをほぼすべて100ドル紙幣のまま持ち帰り、日本国内の三井住友BKで「日本円へ」と替えてもらった。 すると、どうだ。 返された『トレイに、100ドル札が1枚だけ』横たわって変換されてきたのである。(それ以外のドルは日本へ円になった) え・・・・???これが何か? 為替係のエラいさん?がカウンターにやって来て説明した。 『お客様のこの100ドル札なんですが、日本では交換できないんです。』という。 え?それはどうして?破けてもいないのに・・・本当に不思議なことである。 ボロいどころか、その札にかぎっては多少は新しいナリはしていたものの、どこも瑕疵があるとは認められなかった。 『え~、それはですねこのお札のこの番号なんですが「SB(・・978980・)」、つまり『「SB」から始まりますよね。』 「えぇ、そうですよね」 『そのアルファベット2文字で始まる100ドル札については、日本政府のお達しで、円と換金してはならないという決まりになっているんです。』 ・・・・ 『くわしくはお察し願いたいのですが、その「SB」が付いているお金はどちらの銀行様も両替はお断りするはずです。』 あ・・・・それじゃコレって・・・ニセ!? ( 評者注・・・★文中の「SB」は便宜的に当てはめたものであり、別の文字である可能性があると含んで下さい。) 黙って持ち帰り、次回のベガス行きに入った際、スロットの札投入口におそるおそる入れてみた・・・すると 紙幣を呑み込んだのを確認すると、 『($100・・・)』グリーンの小さなダイオード灯がその文字を画面に表わし、見事に「アメリカ合衆国はその『ウルトラダラー』の侵入を許してしまっていた」ことを知ったという次第。 いや、もうすでに『秘かに野放しにするしかない』状態だったとボクは驚いた。 おそらくは、遠くない過去にあちこちに北の工作員らによって持ちこまれ、片っぱしからこうした粗っぽい真札認証機器を通して,本物の100米ドル札とすり替えてしまい、アメリカ政府が気付いた時にはもう手遅れだったのではないか。 だから、そのSB紙幣の一端がたまたまベガスで、ボクの財布内にいったん渡り、再度それをチェックしても『使えないけど黙っていてよ』ってなことなのだろう。 だが、なぜ『ニセをニセ』としないのだろうか。 たしかに、日本の銀行(金融機関)一般が、通達として対策にしているほどの公然たるニセ札を、『SBは実はニセなんです』と米政府が公表したら、どうなるのか。 スワっ『真券に取り換えよう』と、間違いなく合衆国政府(とくにSS)の責任であるため、あちこちで『カネ返せ』騒動が始まるだろう。どれほど多くの者が銀行に押し寄せるか判らない。 さらに大事なのは、その『SBは真券へと兌換』となるわけだから、それこそ大規模なマネーロンダリングが行われるまたとないチャンスの到来だ。ただちに、ニセ100ドル紙幣の大増産を大喜びで北朝鮮ははかるだろう。 そして政治的にも金正日のしてやったり…得意ヅラの軍門に下らねばならないのである。 こうしたニセ札がここまで精巧な出来(ボクも、ニセ前提…で細部を眺めたが、真贋を見極める生業の小生ではあるが、どうしても違いが分からなかった)だと、これだけ大規模な経済パニックが起こるもの…という事態を想像出来得る才覚を、筆者は読者に求めているのである。 「本書を★少数付与」の評者の中に「ニセ札鑑定機」について触れたムキがあったが、そんな既成のシロモノが役に立つクォリティではとうにないし、そんなにeasyな経済攻撃戦略ではハナからない。(ただ、日本には極小メーカーがほぼ手作りで完成させた鑑定機があり、一部で役に立っている) ちなみにその銀行でも、大雑把にそうした機器にかけたうえで、1枚1枚、目で「SB」の文字を追っていただけであった。 おそらく『札番号のアルファベット』を読み取り、特定の組み合わせをはじくプログラム設定にはなっていないのだろう。 それと付け加えれば、鑑定機に任せっきりにするほど、国際金融機関の一線となるとそうは危機管理も甘くはない。 | ||||
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友達におもしろいと薦められて読み始めたのだが、何と言う散漫な小説だろう。ノンフィクションとして読めば、盛られている内容は凄いのだが、小説としてはいかにも素人の書き方。途中で何度もやめようと思った。 最後まで一気に飛ばし読み(冗長な表現や、本筋には関係ない、どうでもよい場面が多く、十分可能)した。最後まで尻切れトンボ。薦めないなあー、この程度じゃ。 | ||||
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分かりづらい表記が多い もう少しシンプルにまとめるべきです 肉付けしすぎて話進まないです | ||||
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本書を読んで、全体の感想と良否を下記にまとめてみました。 ジャーナリストである元NHK局員が書いた本としては、400ページを超える大作で、尚且つ「インテリジェンス」の知見も散りばめられており、なかなか評価できる小説であると思います。 実際、読んでいて「なるほどなあ」と思う場面や国際情勢の見方に関して新たな発見もありました。 ただ、読み物としての完成度で言えば、前半はともかく結末?がなんとも中途半端で、尻切れトンボのような感が否めません。 無意味な虚飾や脚色は不要ですが、“画竜点睛を欠く”点がプロの作家にはない甘さとも言えます。 導入部や前半の構成が良かっただけに、後半の構成の拙さが際立ってしまいました。 【良い点】 ・「インテリジェンス」の意味するところが少し垣間見える ・複雑な国際情勢に対する見方が変わる 【悪い点】 ・読後感がすっきりしない(「えっ、これで終わり?!」と思いました) ・全編を通じて深まっていく「謎解き」がほとんどなく消化不良の感じ | ||||
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