鳴かずのカッコウ
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日本のインテリジェンスに興味があり購入しました。ハラハラドキドキの展開を期待していたので、物語全体を通して凪の状態に感じました。しかし、それこそが防諜機関の現実なのかもしれません。決して目立たず、誰にも知られず活動することこそが防諜機関のあるべき姿なのでしょう。 | ||||
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中国初の空母遼寧が、ウクライナから来ていたことを、恥ずかしながらこの本で知りました | ||||
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スティーブンも登場するけど、主人公は公安調査庁の梶壮太君。今のところサエない男子だが、一流のインテリジェンス・オフィサーになる兆し。 この物語で重要な舞台のひとつになるのがウクライナであり、その西の都市リヴィウである。この書物は21年3月発刊だから、書かれたのはウクライナ戦争の1年以上前だ。リヴィウやガリツィア地方が西ずれする前のポーランド国土であること、この地域はロシア・フォビアが強く、ナチスに協力したことなどがきちんと書かれている。 すっかり日本のマスコミに登場する識者たちは忘れているのか言わないが、中華人民共和帝國が誇る空母「遼寧」は元々ウクライナの造船所で建造された「ヴァリャーグ」であり、「マカオでカジノ船にする」という見え透いたウソで売りさばいたわけである。大連での再軍装にはウクライナから大量の技術者が加わったという。 破綻国家ウクライナには空母という兵器を管理する能力はなかったのであり、ロシアはともかく西側のインテリジェンス機関も中国への武器移転を止めることはできなかったわけだ。今現在西側から大量の兵器がウクライナへ運ばれているわけだが、これがアンダーグラウンドの武器市場に流れないという保証はない。ウクライナ政府や軍にそれだけの管理能力があるかは疑ったほうがいい。すでにICPOはその警告を発している。 「ウクライナが核を放棄していなければロシアは侵攻できなかった」と語る「識者」は核拡散にコミットしているわけだ。北朝鮮に行ってたか、イランに跳んでたか、知れたものではない。 壮太君が活躍する続編が書かれることは間違いなさそう。スティーブンはかっこよすぎる、壮太君の物語が楽しみである。 | ||||
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佐藤優氏の「危機の読書」に紹介されているのを読んで興味を持ち、購入した。 公安調査庁の調査官の活躍を描いた異色小説。 インテリジェンス機関にもかかわらず、内閣情報調査室や外務省、警察庁などに比べてヒト・モノ・カネの無い三無機関と揶揄される公安調査庁の活動実態を、フィクションとは言え赤裸々に綴った本作の底知れぬ魅力を感じた。 また、今、世界の注目が集まっているウクライナについても語られているあたりが筆者の眼力に敬服した。 公安調査庁という知られざる諜報機関の世界を世に紹介した画期的な一冊である。 | ||||
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期待を裏切らない面白さでした。 外交やインテリジェンスについて詳しい方でなくても、 スイスイ読めます。 過去に、一筋縄ではいかない世界(インテリジェンス) をテーマにした手嶋龍一氏と佐藤優の対談本を1冊だけ読んだことがあり、 なかなか面白いなと思ったものの、続けて同じテーマの本を読むことはありませんでした。 今回この本を手にとったのは、レビューで評価が高かったから。 それだけが理由です。 著者の手嶋氏は、幅広い読者層を念頭に、詳細にわたり解説を入れてくださっています。 話の筋が途切れてしまわないような工夫も凝らしてあります。 読者が楽しんで読み進められるような、至れり尽くせりの本です。 そして、外交や世界情勢に対して、今までなかった視点も得ることができます。 | ||||
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