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ウルトラ・ダラー
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ウルトラ・ダラーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 21~40 2/7ページ
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著者は長年にわたり国際報道の最前線にいた人物であり切り口は非常に興味深い。しかしながら小説としては話があちこちに飛ぶ上、著者の趣味もあるのだろうが、登場人物の設定がスノビッシュで、結果として臨場感のないダラダラとした流れになっている。浮世絵、歌舞伎、街の描写など全てが冗長に感じてしまう。ストーリーは後半に大きく動いてゆくのだが、盛り上がった割りには最後は安い刑事ドラマのようなエンディングになっており、またしてもガッカリな展開。大変僭越ながら、世間で言われるほどこの作品に感銘は受けない。私は著者の強みは米国を中心とした国際情勢への鋭いアプローチだと思う。今後は小説という形ではなく、もう少しダイレクトな意見発信の形があるのではないかと感じる。 | ||||
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北朝鮮が拉致した、技術力が高い日本人を使役して、しかしもう拉致されて数十年以上とすれば同日本人が抵抗もしていないならば当幹部クラスの生活をしているならばもう北朝鮮側の一員でしょう、贋$紙幣の原盤の為の鋳型を造りそれを元に大量に刷りそれが海外に流通していたのかもしれませんが、以前海外ニュースでアメリカが$紙幣の印刷の変更をしたとの記事があり、また80年代の日本が景気が良かった時代冷戦時代に東芝ココム違反事件があり日本企業が工場機械機器の部品を海外に輸出したが、ソ連側の戦時武装車両部品に転用や直近のsonyのplaystationが武装武器部品に転用もあり、今、バブル時代建設業界の雄だった鹿島建設がプレハブ工法の大和ハウスに売上高で抜かれ… | ||||
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う〜ーん、一体何を主体としての話しなのか全く意味不明。 偽札の謎はとけないままだし、主役の役割も終わらないまま、、失踪した役人もそのまま。 あまりに意味不明な終わり方にがっかりしました。。 もしかして上下にわかれてて下があるのかとタイトル見直してしましました。 | ||||
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良かったです。最後まで面白くどきどきしながら早く読めました。 | ||||
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どんどん先を読みたい内容 予想より遥かに面白く 勉強にもなりました | ||||
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北朝鮮が絡んだ偽札入手ル-トの解明プロセスがリアルで面白いです。 | ||||
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人物設定がちんぷです。安いアメリカ映画を想像されてしまいました。 | ||||
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NHKのワシントン支局からいつも冷静な口調でニュースを伝えていた、あの手嶋さんが書いた小説。なかなかどうしてディーテイル にも神経を使い、筋道をきちっと追いながら、今までの外交経験をふんだんに生かした面白い作品に仕上がっている。 北朝鮮の偽札作りを追う、英国諜報員、それを取り巻く日本の外交官や、米国の諜報員達。日本のアジア局長という 要職にある高官が実は北朝鮮のスパイであったという、恐いストーリーでもある。全体的に、海外や日本の一流品に 拘ったあまりに、ちょっとくさい作品になっているのが残念ではあるが。 | ||||
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私は「スギハラ・ダラー」(駄作)の方を先に読んでいたので、本作の出来には驚いた。物語性を極力薄くして、作者の持つ情報収集・分析能力を散りばめた物語風に仕上げた所が成功の要因であろう。結局は、東アジアにおけるアメリカのプレゼンスの低下を憂慮した(それに対する日本の対策を喚起した)内容だが、現在の北朝鮮問題をある程度予測している点が評価できる。 作中に登場するアジア太平洋局長は、とかく噂のあった某氏をモデルにしていると思われるし、誰でも知っている金正男の(見掛け上の?)ディズニーランド訪問計画等、必ずしも作者独自の"インテリジェンス"ばかりではないのだが、紙幣印刷技術等の独自の"インテリジェンス"も披露してくれている。 しかし、幾ら意図的(?)とは言っても、発端の「ウルトラ・ダラー」出現から結末まで、謎が全て自然に(あるいは偶然に)解けて行ってしまい、物語としての起伏が全く感じられず、小説としての読み応えにはやはり欠ける。特に、人物描写に関しては作家としての資質の欠如を強く覚えた。何故、小説という形式に拘るのか良く理解出来なかった。 | ||||
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凄く面白いです。 この本のおかげでニュースの見方は変わりました。 | ||||
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北朝鮮による拉致から偽造米ドル、核兵器に纏わる近未来小説だ。 出足は面白いが話がどんどん発散し焦点が拉致、核兵器とエスカレートしだんだん面白くなくなった。 気になっている拉致された人々日本のハイテク技術の行方など話を盛り上げて最後は無しの礫になっている点が残念。 一般文学通算974作品目の感想。2013/04/05 15:50 | ||||
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あらすじなどは他の方が書かれていますので割愛します。 9.11のときに寝不足な顔で的確な解説をされていた当時、NHKワシントン支局長の筆者が印象的でおもわずこの本を手に取りましたが、 正直読むのに時間がかかりました。 小説の導入部はリアリティがありワクワクさせられ読み始めましたが中盤以降は登場人物の描写があいまいでイメージしにくいこと、またこのようなノンフィクション風社会派小説にしては登場人物が少なく内輪だけで話が進んでいくような感じを持ちページを捲る手が重かったです。 筆者自身、経験豊富な方で書きたいこと、描きたい描写が山のようにありそれを詰め込みすぎてるようにも感じました。 「さぁ!次のページを早く読みたい!」とは私はならず他の本と併読していたためか最後まで読むのに時間がかかりました。 ひとつのドキュメンタリーとしては非常に興味深く楽しめるものであるとは思いますが文学作品としてはもう一歩、いやもう二歩だと思います。 処女作なので文章の表現などはこれから磨きがかかってくると期待してはいますが読み終わった直後の今の気分としては他の作品に手を伸ばす気はまだ起きていません。しかし、これから自分自身の変化もありいずれ他の作品に手を伸ばす自分も安易に想像できますが・・・ 結論としては世界観、テーマはすばらしいと思います。また今までの経験に裏づけされた一般人が知り得ない事実定義も魅力的でした。 あとは小説の作品としての完成度をもっともっと磨き上げていただければすばらしい作品を世に送り出す方になるのだと思います。 追記ですが 本書のテーマは「インテリジェンス」であると思いますがあまりにもこの言葉を多用しすぎくどくも感じました。 個人的な感覚ですが。 | ||||
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著者の手嶋氏はかつてNHKワシントン総局長。かの9.11事件では頻繁にテレビに登場した。いまはフリーとのこと。 内容紹介は「諜報」小説なので、詳しくは述べないのがエチケットと思うので割愛するが、タイトルの「ウルトラダラー」がきわめて精巧な偽ドル札のことからきているように、北朝鮮の仕掛けた国際謀略に始まり、北朝鮮拉致事件、巡航ミサイルの密輸、そして国際的な諜報戦争とわが外務省内の暗闘など、現実の国際政治の裏側で起こっている(あるいはあってもおかしくないような)事実が次々と、しかも説得力ある筆致で書かれている。しばしばノンフィクションか?と思わせるような「際どい」叙述が出てくる。 十分楽しめて、しかも国際政治・軍事にも詳しくなるという一石二鳥の本。 この小説には、京都から始まってコペンハーゲン、ワシントン、香港、北京、大阪、東京など数多くの都市が登場、最後の大活劇場面がパリ、そして哀切のエンディングが京都・北山となる。それぞれの町の小さなエピソードがが著者の(多分)豊富な実体験に裏打ちされて巧みな描写によって語られている。それらの都市に混じって、わが函館も、重要な脇役として登場している。 作中で、偽札の鑑定装置を開発する先端ハイテク企業の研究所の所在地が函館・八幡坂ということになっている。研究所のさらに坂の上にはロシア極東国際大学がある。(こちらは実在) 「冬になるとこの坂の景色は雪がダイヤのように光って、すばらしくなる」ことが社長の気に入って、ここに研究所を設立したとされる。そして、この町がかつてはロシアや中国東北部、北朝鮮などを睨む、国際都市であり、いまも「目立たないが」サハリンへの直行便を有し、国際謀略の基地としての潜在的能力をもつ・・・・もちろん、この辺の叙述はは大半がフィクションなのだが、絵になるハコダテは舞台としての道具立てにはは申し分ないということのようだ。 唐突に思い出したが、かつてソ連のミグ戦闘機の亡命事件というのもあった。拉致被害者も1名は函館から出ている。奥尻島は日本で一番北朝鮮に近い島。 映画化されたら、八幡坂やその周辺のエキゾチックな雰囲気がどういう風に切り取られるのか、待ち遠しい限りだ。 主人公の英国BBC記者スティーブンが研究所で振舞われた昼食が「つるつるで箸で掬うのがひどく難しい」新鮮なイカサシと「身の一杯詰まった」カニの味噌汁。こういうあたりの描写は実体験がないと書けないリアリティ。 手嶋氏は北海道出身ということを思い出したが、郷里に対する氏のサービス精神の一端なのかもしれない。手嶋氏ように「函館」を取り上げてくれる「書き手」は本当にありがたい存在である。多分このウルトラダラー1冊が10冊の「函館」ガイドブックに匹敵するようなPR効果を持つのではなかろうか。 | ||||
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アイルランドのダブリンで精巧な偽百ドル札が見つかり、その話を軸に展開される。インテリジェンス小説ということらしい。 うーん、小説としては全く面白くないな。一応全部読みましたけど、読み進めるのがこんなにつらいのかという感じだ。登場人物がステレオタイプ的で、話の内容も面白くない。結局何が書きたかったのか良くわからない。 | ||||
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本書ひいては著者には様々な評価があるようだが、私は本書を楽しんだ。一流のスパイ小説と呼ばれるものを邦訳で何冊か読んだことがあるが、どれも訳がしっくりと来なかった。その点、本書は日本語によって書かれたスパイ小説であり、しかもこれだけの質の日本語によるスパイ小説はやはり初めてだったのではないだろうか。舞台設定も日本人、そして元NHK記者としての筆者ならではのものである。日本と北朝鮮、中国との関係、在日、防諜意識の低さ、そしてディテールを飾る豊かな日本文化などなど、日本人、そして日本をよく知る者だけが楽しめる内容になっている。 本書で描かれたインテリジェンスの世界がどこまでフィクションでどこまでが現実なのか、私には分からない。ただ、実在する人物と組織を用いてフィクションと現実を織り込ませる手法は実に見事である。本書の主要登場人物の一人である外務省局長のモデルは明らかであり、著者はこの小説を用いて何らかのメッセージを送っているのかなどと考えをめぐらしてみるのも楽しかった。そして私は、主人公スティーブンの描写を高く評価したい。後半まで容姿端麗、頭脳明晰な絵に描いたような完全無欠の情報工作員だったわけだが、最後にはそんな彼も人間であり、人間であるからには個人的な関係に流され、過ちも犯してしまうということが明らかにされている。ラストシーンはやはり安易に過ぎるし、あまり現実味を感じなく、残念だったが、インテリジェンスが極めて人間臭いものだという著者のメッセージは十分に伝わっている。これは良書である。 | ||||
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やめとけ! 購入検討者に対してと、著者に対してと二重の意味です。 特に著者。手島さん、もうフィクション(小説)書くのはやめといた方がいいよ。 「1991年日本の敗北」は素晴らしかったです。(ジャーナリストの本分たるノンフィクションだもんね。) でも、この作品「ウルトラダラー」は駄目。話の筋、幹・骨格は悪くないと思うんですよ。 けどね、枝葉・肉付けが拙い、拙過ぎる。下手なんです、練習が足りてないし、練れてない。 なんというか、もう陳腐で読んでいて苦痛。(でも、なんか意味があるのかもと思って読み通しちゃった。) あ、そういえばこの後、もう「杉原ダラー」出してんだよね。 あっちはどうなんだろ? この経験生かして上手になってるのかな。 いやしかし、これ読んだ後じゃもうちょっと読む気になれないなあ…。 「杉原ダラー」のレビュー見てきたら、「ウルトラダラー」は面白いけど、杉原〜は下手で駄目という人までいた。 ううん、どうしよう…。 やっぱ駄目かなあ。 | ||||
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ずっと気になっていた本を手に取ってみた。 思っていたよりも、、、おもしろかった。 もっともっとエンターテインメントしててもよかったけど、何せ実際のインテリジェンスに触れていた人の書いた本だからそれは難しいのだろう、でもそこを差し引いても楽しく読めた。 小説の世界にいるスーパーマンは出てこないけれども、実社会にはいる秀才が主人公。 最後のシーンもボク的には許容範囲。 あとがきもなかったけど、まあいいか。 | ||||
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本当にエピローグが最悪。エピローグがなくても星二つ程度の作品。登場人物は、全てがステレオタイプで、新鮮味がなく、ストリー展開もまるで007的。もっと気どらずに、淡々と物語風に書けば良かったと思う。期待が大きかったので、読後は極めて不満が残った作品である。 | ||||
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「私はこんなに日本文化に詳しい」 「私はこんなにセレブの生活をしている」 もちろん「私はインテリジェンスに精通している」 …って自慢話だけかい… 全然作品のオモシロさに結びついていないnだよね。 | ||||
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偽百ドル札をめぐる、各国諜報員たちの暗躍を綴った小説。 著者が外交ジャーナリストで、多くの事実が盛り込まれているそうです。なんでも、この小説が発表された後に、それを追うように、同様の事件が現実になったとか。私もニュースなどで、スーパーXという偽札とか、それを判別できる機械とか、小説に出てくる物を見た記憶があります。ただし、事実とは異なることも描かれているようなので、この内容を鵜呑みにするのは危険。まぁ、小説ですからね。ただ小説としては、終わり方がぐだぐだで残念。多くの謎は伏せられたまま、ぼやけた描写のアクションシーンに突入、その後どうなる?という完全に尻切れトンボのところで終わりでした。外交とか、経済に関係のある人だったら、自分の知る現実と対比しながら、ある程度楽しめるかもしれません。 | ||||
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