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満月の泥枕
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満月の泥枕の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります キャラクタ設定などに既視感を抱きつつも,バカバカしい盛り上がりを見せる序盤. また,いつ,誰が,実はと,ミステリライクな流れから,思いも寄らぬ方へと向かい, 始まりの出来事とちゃんと繋がりながらも,まるで別の話のようにも感じられる終盤と, 要所要所を押さえており,いわゆる『笑いあり,涙あり』で楽しめる一冊になっています. ただ,話が長すぎる感があり,それは500ページ(文庫版)というボリュームではなく, 良くも悪くも先の見えない展開であったり,必要とは思えないやり取りやパートなどで, 一年間,新聞にて連載されていた作品とのことで,このあたりは少し勘繰ってしまいます. また,ほかの登場人物らが抱える事情も,あれこれと語られますが大きくは膨らまず, ダメ男が姪っ子に覗かせる複雑な胸中も,ちょっと型通りに映ってしまうのは否めずと, 主人公らは最後にまとめてきますが,ほかの人間や人情の部分には物足りなさが残ります. 大人は子供が思っている以上に辛く,子供は大人が思っている以上に大人を見ており, 夜空と水面,二つの月に二つの人生を重ね,答えを求める様子には胸を打たれましたが, 長く,広げすぎてしまったようで,話も人もいささか散り気味になってしまった印象です. | ||||
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登場人物の多さに物語になかなか入っていけない、著者珍しい駄作! | ||||
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本当は星3.5くらい。面白いのか、面白くないのか、よくわからない。コメントに困る。でも、400ページが一日で読めたのだから、それだけの魅力はあるのだろう。 それにしても、よくこんな話を思いつくなあ。この本を読んで、最も強く抱く思いはそれ。さすが道尾さん。でも残念なことに、ストーリーが凝っている割には読後の爽快感がない。 涙や笑い、人情噺にアクション、そして当然ミステリーも。さらにラストは意外さもあるし、色んなものを消化不良になるほど盛り込みすぎたのでは。サービス精神の旺盛さが裏目に出たか。 これ、シリーズとしては続きそうな気がする。だって、二三男と汐子のコンビは魅力的だから。そこが本作で一番の収穫か。 | ||||
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登場人物の個性がもう少しあればいいかな。 最後は緩い着地で物足りない。 | ||||
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