月の満ち欠け

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月の満ち欠けの評価:

3.43/5点 レビュー 238件。 A ランク

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平均点3.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全474件 441〜460 23/24ページ
No.34
(5pt)

夢中で読みました

普段あまり小説を読みきれない私が、最後まで夢中で読みました。
私自身母を亡くしたばかりで生まれ変わりがあればいいなと思う気持ちで購入しました。とても救われるような作品でした。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.33
(4pt)

神は細部に宿る

直木賞候補作。
前世を記憶する子どもの話で、恋心から何度も生まれかわる女性が、
とても魅力的に描かれています。
ちろっと舌を出して笑う仕草。こんな小さな癖が、
周囲に「たしかに同じ魂だ」と気づかせるきっかけになる。
丁寧に、丹念に、ディテールを積み上げることで、
突拍子もない話に真実味が帯びる。
語り口調が終始、淡々としているのも、こういう物語には
かえって効果的だと思いました。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.32
(4pt)

ロマンティックでセンシティブな男性の物語

「生まれ変わり」というテーマに魅かれ、どのような物語が展開するのかと楽しみに読んでみた。
結果、とてもロマンティックでセンシティブな男性の物語と感じた。
参考文献として巻末にあげられた「前世を記憶する子どもたち」は、読んだことがあるが、作中にもそれらしき本が度々登場し、少しそこに引っ張られ過ぎかなという印象はあった。
しかし、作者の描写力は確かで、ロマンティックな男性は読書の楽しみを味わえる本だと思う。
一方、女性の描き方がやや男性目線であり、女性読者はその点、どう感じるかなという懸念はあった。

追記:直木賞受賞おめでとうございます。ふさわしい技量の作家であることは間違いありませんね。
6月の新聞インタビューで著者は、この作品のテーマは、生まれ変わりではなく、「あり得ないことに直面した人たちが、それを受け入れるかどうか、その反応の濃淡」と語っています。そんな視点で読んでみると、いっそう楽しめるのではないかと思います。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.31
(4pt)

神は細部に宿る

直木賞候補作。
前世を記憶する子どもの話で、恋心から何度も生まれかわる女性が、
とても魅力的に描かれています。
ちろっと舌を出して笑う仕草。こんな小さな癖が、
周囲に「たしかに同じ魂だ」と気づかせるきっかけになる。
丁寧に、丹念に、ディテールを積み上げることで、
突拍子もない話に真実味が帯びる。
語り口調が終始、淡々としているのも、こういう物語には
かえって効果的だと思いました。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.30
(4pt)

ロマンティックでセンシティブな男性の物語

「生まれ変わり」というテーマに魅かれ、どのような物語が展開するのかと楽しみに読んでみた。
結果、とてもロマンティックでセンシティブな男性の物語と感じた。
参考文献として巻末にあげられた「前世を記憶する子どもたち」は、読んだことがあるが、作中にもそれらしき本が度々登場し、少しそこに引っ張られ過ぎかなという印象はあった。
しかし、作者の描写力は確かで、ロマンティックな男性は読書の楽しみを味わえる本だと思う。
一方、女性の描き方がやや男性目線であり、女性読者はその点、どう感じるかなと言う懸念はあった。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.29
(5pt)

面白いです! 一気に読めました。

直木賞にノミネートされた本。大変面白い本で食事も忘れ1日で読めました。
輪廻転生の本といえばすぐ思い浮かぶのが三島由紀夫「豊饒の海」(4部作)ですが、第一部「春の海」以外は結構読むのに時間がかかります。
それに比べると本書は易しい本です。
 関連する本として、本書で推薦している「前世を記憶する子どもたち」も読みたいと思います。(高い本ですが)
もう少し範囲の広い本として、絶版ですがリン・ピクネット「超常現象の事典」があります。心を病んでいる時に読むと良いです。何度も繰り返し読みました。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.28
(5pt)

面白いです! 一気に読めました。

直木賞にノミネートされた本。大変面白い本で食事も忘れ1日で読めました。
輪廻転生の本といえばすぐ思い浮かぶのが三島由紀夫「豊饒の海」(4部作)ですが、第一部「春の海」以外は結構読むのに時間がかかります。
それに比べると本書は易しい本です。
 関連する本として、本書で推薦している「前世を記憶する子どもたち」も読みたいと思います。(高い本ですが)
もう少し範囲の広い本として、絶版ですがリン・ピクネット「超常現象の事典」があります。心を病んでいる時に読むと良いです。何度も繰り返し読みました。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.27
(5pt)

2017年 私の上半期ナンバー1です

2017年上半期、いちばん面白かった本は間違いなくこれです。最近にないくらいのめり込みました。
ですが、人間関係が複雑なので、これから読む人は人物相関図を作りながら読むのをおすすめします。

大好きだった人に再会するために何度も生まれ変わりを繰り返して、彼と接触を試みようとする女性とその周囲の人々の話です。
だけど時の流れは残酷なもので、
彼女が何度かの生まれ変わりを繰り返している間、彼はどんどんおじさんになっていく・・・。
結果、少女がおじさんを心と体で求めてるような感じになってしまい、そのへんに生理的な不快感を感じる人もいるかもしれません。
何度生まれ変わってもあなたを求めてる・・・これを女の執念ととるか、純愛ととるかでも賛否は大いにわかれそうです。

ある登場人物が自分達の身近に起こったこの生まれ変わりらしき現象に対し、
「生まれ変わりが絶対にあると信じろと主張してるわけではないのです。
 ただ生まれ変わりなどそれまで考えもしなかった人に、そういう考え方も一理あるということをわかってほしい」
というようなことを語るシーンがあります。これは世の中のどんなことにも当てはまります。
自分の中の常識だけにとらわれず、「こんなこともある」「こんな人もいる」と受け入れられる柔軟さって大切。
ちょっと作者の伝えたいメッセージとはかけ離れた感想になってしまうかもしれませんが、
こういう柔らかな目で物事を見ることのできる人になりたいと思いました。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.26
(5pt)

2017年 私の上半期ナンバー1です

2017年上半期、いちばん面白かった本は間違いなくこれです。最近にないくらいのめり込みました。
ですが、人間関係が複雑なので、これから読む人は人物相関図を作りながら読むのをおすすめします。

大好きだった人に再会するために何度も生まれ変わりを繰り返して、彼と接触を試みようとする女性とその周囲の人々の話です。
だけど時の流れは残酷なもので、
彼女が何度かの生まれ変わりを繰り返している間、彼はどんどんおじさんになっていく・・・。
結果、少女がおじさんを心と体で求めてるような感じになってしまい、そのへんに生理的な不快感を感じる人もいるかもしれません。
何度生まれ変わってもあなたを求めてる・・・これを女の執念ととるか、純愛ととるかでも賛否は大いにわかれそうです。

ある登場人物が自分達の身近に起こったこの生まれ変わりらしき現象に対し、
「生まれ変わりが絶対にあると信じろと主張してるわけではないのです。
 ただ生まれ変わりなどそれまで考えもしなかった人に、そういう考え方も一理あるということをわかってほしい」
というようなことを語るシーンがあります。これは世の中のどんなことにも当てはまります。
自分の中の常識だけにとらわれず、「こんなこともある」「こんな人もいる」と受け入れられる柔軟さって大切。
ちょっと作者の伝えたいメッセージとはかけ離れた感想になってしまうかもしれませんが、
こういう柔らかな目で物事を見ることのできる人になりたいと思いました。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.25
(5pt)

今回も面白かった

大好きだった人に出会うために、何度も生まれ変わりを繰り返す女性とその周りの人のお話。
斬新な会話で笑うことはなかったのですが、ちょっとした仕草の表現だったり会話文だったりが面白くて、一字一句噛みしめて読みました。
最後はじーんときました。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.24
(5pt)

今回も面白かった

大好きだった人に出会うために、何度も生まれ変わりを繰り返す女性とその周りの人のお話。
斬新な会話で笑うことはなかったのですが、ちょっとした仕草の表現だったり会話文だったりが面白くて、一字一句噛みしめて読みました。
最後はじーんときました。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.23
(5pt)

小山内さんが何とも気の毒です

一歩間違えば失笑もんのホラーになりかねない輪廻転生の展開を、瑠璃とアキヒコの一途な純愛物語にまとめ上げたのはさすがです。
ラストでの二人の再会シーンは感動的でしたが、瑠璃は既に3回も生まれ変わってしまったので今や小学生で、年下だったアキヒコは独身中高年。
この二人は今後どのように結ばれるのか、アキヒコ君は大丈夫なのだろうかなどと余計な心配をしてしまいました。
それにしても妻と娘を交通事故で一度に失った15年前の悲劇から立ち直り、ようやく新たな人生を歩みかけた小山内さんの前に、亡き娘の生まれ変わりのルリが現れて前々生の事までぶっちゃけるのは、ちょっと残酷な気がしました。
物語の展開上必要なんでしょうけどねぇ。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.22
(5pt)

小山内さんが何とも気の毒です

一歩間違えば失笑もんのホラーになりかねない輪廻転生の展開を、瑠璃とアキヒコの一途な純愛物語にまとめ上げたのはさすがです。
ラストでの二人の再会シーンは感動的でしたが、瑠璃は既に3回も生まれ変わってしまったので今や小学生で、年下だったアキヒコは独身中高年。
この二人は今後どのように結ばれるのか、アキヒコ君は大丈夫なのだろうかなどと余計な心配をしてしまいました。
それにしても妻と娘を交通事故で一度に失った15年前の悲劇から立ち直り、ようやく新たな人生を歩みかけた小山内さんの前に、亡き娘の生まれ変わりのルリが現れて前々生の事までぶっちゃけるのは、ちょっと残酷な気がしました。
物語の展開上必要なんでしょうけどねぇ。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.21
(2pt)

ありえない

輪廻転生はわかりますが、一度ならまだしも、三度もありえませんね。小説といえばそれまでですが。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.20
(2pt)

ありえない

輪廻転生はわかりますが、一度ならまだしも、三度もありえませんね。小説といえばそれまでですが。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.19
(4pt)

瑠璃の想いの物語、そして瑠璃を失った者たちの物語

また佐藤正午さんに楽しませてもらった。

冒頭場面から登場する不思議な少女。
佐藤正午さん独特間合いの人間関係描写。
いつも通り、まずは私の頭にいくつかの心地よい?マークが現れる。
構成も佐藤正午感満載。
引き込まれて一気に読み進んだ。
?マークはだんだんと消えながらもまた新たな?マークが出て来る。
それでもグイグイ読み進み読み戻る。
男として、夫として、父として、瑠璃に関わり瑠璃を失くした者たちの物語でもあった。

最初の瑠璃の前にも瑠璃はいたのだろうか。
アキヒコの存在が消えたら瑠璃の生まれ変わりはどうなるのだろう。
考えながら読み進んだ。
そうだ、アキヒコがいるから瑠璃がいるんだ。
子を為せなかった瑠璃はそのために「月のように死ぬほう」を選んだのだから。
(小山内にとっての梢は娘を授かったうえで「月の満ち欠け」を選べたのか?)
確かに輪廻転生なんだろうけど、それよりも瑠璃の生き続ける想いが伝わる物語だった。

最初の瑠璃の後の3名の女性には瑠璃(るり)という名を使わずにストーリーを展開させるという手法もありかなと思った。
彼女たちの人格は瑠璃なのだからどういう手段でもアキヒコに伝えることができる。
この意見を無粋と捉える人もいるでしょうが。

30年にわたる瑠璃とアキヒコの心的な恋愛ストーリーだった。
ラスト13章は感動的だった。
泣く人もきっといるでしょう。

著者のデビュー作から30年以上ずっと楽しませてもらっている。
次作にも期待します。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.18
(5pt)

瑠璃も玻璃も照らせば光る

普通に小説というジャンルでは「現実世界に極めて近いリアリティー」を描くか「まったくの想像の産物」を書くのか、どちらかであろうと思っていたが、本作は「ありそうでない世界ながら、なさそうである既視感」を完全に描ききった傑作。

野球でいえば「ボールからストライクになる球」と「ストライクからボールになる球」を自在に紙一重でコントロールできる超絶技巧派ピッチャーの安定感といったところ。すべての文章が伏線で、何気ない小道具ですらも後々完全につながる構成、さらにテーマは実は完全な剛速球であり、あっという間に完全試合を達成されたのに悔しさではなく、清々しさをじっくりと味わうことができる。今年の、というよりは近年の小説のなかで「ベスト第一位」にぜひ推薦したい。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.17
(5pt)

瑠璃も玻璃も照らせば光る

普通に小説というジャンルでは「現実世界に極めて近いリアリティー」を描くか「まったくの想像の産物」を書くのか、どちらかであろうと思っていたが、本作は「ありそうでない世界ながら、なさそうである既視感」を完全に描ききった傑作。

野球でいえば「ボールからストライクになる球」と「ストライクからボールになる球」を自在に紙一重でコントロールできる超絶技巧派ピッチャーの安定感といったところ。すべての文章が伏線で、何気ない小道具ですらも後々完全につながる構成、さらにテーマは実は完全な剛速球であり、あっという間に完全試合を達成されたのに悔しさではなく、清々しさをじっくりと味わうことができる。今年の、というよりは近年の小説のなかで「ベスト第一位」にぜひ推薦したい。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080
No.16
(5pt)

前世があるかないかはこの際どうでもいい

むしろ、前世とか生まれ変わりが、あるかないかはこの小説ではどうでもいい。

それが起こってしまったとき、人はどう対応するのか?反応せざるを得ないのか?カフカの変身にもにたリアリティがこの小説にはある。

そして、場面展開の巧みさ。時間と場所に深みがある小説は数あれど、ここまで斬新な展開はあまりない。
岩波文庫的 月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 岩波文庫的 月の満ち欠けより
4000014110
No.15
(5pt)

前世があるかないかはこの際どうでもいい

むしろ、前世とか生まれ変わりが、あるかないかはこの小説ではどうでもいい。

それが起こってしまったとき、人はどう対応するのか?反応せざるを得ないのか?カフカのにもにたリアリティがこの小説にはある。

そして、場面展開の巧みさ。時間と場所に深みがある小説は数あれど、ここまで斬新な展開はあまりない。
月の満ち欠け Amazon書評・レビュー: 月の満ち欠けより
4000014080