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宿命の地: 1919年三部作 3
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宿命の地: 1919年三部作 3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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Ok | ||||
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主人公のマックスの出生の秘密やサー・ヘンリー・マクステッドが本当にやりたかったことが明らかになる。それを知ることで、サー・ヘンリーやマクステッド夫人(ウィニフレッド)の隠されていた哀しみに触れられる。物語ではたくさんの死人が出る。この作品では、テロ行為に近い派手な殺し合いをするのではなく、スパイらしく闇や裏で静かな殺人が行われる。とても自分好みである。スパイは派手にやらかしてはいけない。静かに地味に確実に、そして弾数は少なく殺るのがいいのだ。それをシリーズ全体でスジを通したのが本三部作である。 | ||||
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マックスの舞台は日本に移る。レンマーを追い詰めるための工作が、マックスのチームとモラハンやサムのチームで二つに分かれる。安全と思っていた人物が裏切るなど、誰も信用できない状況で、マックスはレンマーに戦いを挑む。最初は素人だったマックスが、もう本職のスパイとなって、立派に世界をまたにかけた諜報戦を仕掛ける。もちろん敵もさるもの。まっすぐには期待する結果にならない。マックスが勝つまであと一歩というところで下巻に続く。 | ||||
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1919年三部作の最終巻、舞台を日本に移してマックスの苦闘が描かれます。 全編を通じて、まさに愛と裏切りと陰謀のミステリ。全6冊とても面白かったです。 第1部に始まる謎と陰謀は本作で解明され、本作が完結篇ですが、〝戸村とレンマーとマチルダが 生きている限り、終わることはないのだ(326頁)〟とある通り、マックスの〝更なる活躍〟をにおわ せて結びに繋がります。マックスの次回作も今から楽しみです。 | ||||
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最後までワクワクして読みました。重厚感と疾走感が私にはちょうどよく、とても楽しめました。 | ||||
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第1部が☆4つ,第2部が☆3つであれば,第3部は☆2つというように,緊張感は徐々に薄れる。第3部では完全に,「ご都合主義」の偶然が重なり,Dan Brownになりかねない。それを救うのは最後の水上飛行機の離陸の場面であり,著者はこの光景から逆算した力技で第2部,第3部を書き上げた印象がある。3部を通して,この夏の緑陰読書として,そこそこ楽しめた。しかし,読後の余韻はない。 | ||||
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最終巻「宿命の地」は、いきなり日本からストーリーがはじまる。 ゴダードの親日家ぶりはファンにはよく知られたところだ。 ゴダードが作家デビューした1980年代には、デビュー作が早くも翻訳され「すごいミステリーがある」と評判になった。本も売れたのだろう。ゴダードも日本での評判に気をよくしたようで、日本人を登場させた作品もある。しかしあくまでそれは「ゲスト出演」としてだった。 本作品は、最初の第1巻から日本と日本人が大きな役割を果たしている。そしてこの5.6巻目はほとんど日本を舞台に展開していく。 どうやらゴダードは日本を訪れて取材しているようだ。作中の描写がそれらしい。ただ現代の英国の作家には、大正時代の日本を描くのは難しかったようで、現代と当時がごちゃまぜになったような記述もあり、ちょっと苦笑してしまう部分もある。 本書を読んでみると作者ゴダードの取材旅行の旅路がよくわかる。まず東京からはじまり京都・奈良へと続いていく。いい旅が楽しめたのかもしれない。 一方で、ゴダードの苦心を翻訳した訳者には敬意を表したい。 さて、最終巻では大風呂敷どころか特大ブルーシートを広げたようなゴダードの複雑かつ広大なプロットが、見事に畳まれていくのを読むことになる。いかにもゴダードらしいすばらしいサスペンス小説だった。 ネタばれになるので詳しくは書かないが、この小説はきれいに完結していない。あとがきによると主人公マックスを登場させた新作が執筆中とのことで、この終わり方ならば、この小説の続編のような位置づけになるかのかもしれない。 楽しみなところだ。 | ||||
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3部作の3番目で、すでに1~2部は読了しており、本屋に並ぶのを心待ちにしていたのですが、なかなか出ないので注文しました。 もう、読み終わっています。 | ||||
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3部作の3番目で、すでに1~2部は読了しており、本屋に並ぶのを心待ちにしていたのですが、なかなか出ないので注文しました。 もう、読み終わっています。 | ||||
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