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(短編集)
Y駅発深夜バス
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Y駅発深夜バスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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私が住んでいる県の大型書店で2024年に書店員の一押しで並べられており、サイン本を購入しました。 気になる細かい点は他の方も書かれていますが、全体的には質の高いミステリーがジャンル豊かに5つ収められており、年末年始に1日1話ずつ楽しみに読ませていただきました。『九人病』などはそのうち「世にも奇妙な物語」などで映像化されそうな気が…。 『ミッシング・リング』のある登場人物が「先生、ぼくが生徒だったころ、学校で起きた難事件をもいくつかも解決してたじゃないですか」と発言していましたが、これが今後の作品の伏線であることを期待し、今後の作品に期待したいと思います。 | ||||
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短編5作品のうち「Y駅発深夜バス」と「九人病」は公募の入選作で、かつて光文社文庫の「新・本格推理」シリーズに掲載されていたものです。 その2作がとても気に入っており、同作者の他の作品も読みたくなりこの短編集を手に取りました。 5作品それぞれが異なる雰囲気と趣向のミステリで、飽きずに楽しめます。 やはり何度読んでもゾクゾクするのは「九人病」ですね。 「新・本格推理」の講評でも絶賛されていたホラー系ミステリで、独特の語り口と陰気な雰囲気がたまりません。 …かと思うと、読者への挑戦付きの「ミッシング・リング」は、スッキリした問題文的な書き方。 (注意深く問題編を読めば、犯人を当てることが出来るでしょう) 「特急富士」は、前半真面目に読んでいると後半から「まさかぁ~~、マジかこれ!?」な展開になり、登場人物達が必死になればなるほど笑ってしまいました(もちろん褒めています)。 短編集なので長編ミステリのような読み応えには欠けますが、気の利いたミステリを手軽に楽しみたい人にはお勧めの本です。 | ||||
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昨今流行りの奇抜な設定や奇矯な人物が跋扈する物語ではなく、ごく普通の俗人たちが織り成す犯罪を描いた短編集。それでいてホラーあり、コミカルありと題材は多彩で、かつどれも読みやすい。作者の苦心のほどが偲ばれる。個人的には表題作の設定が好みで大いに期待して読み始めたが、多少肩透かしの部分もありつつ、何とか着地。特急富士のドタバタも楽しい。 | ||||
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文章が落ち着いていて安心して読むことができる反面、驚きがなくて少し物足りない感じ。が、おもしろく読めた。 | ||||
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いくつか短編が収録されているのですが面白かったのは表題作の一作品のみでした。ちょっとコスパ悪かったです。 | ||||
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やや強引な作品も目につきますが、久々に本格派に出会えた喜びに浸れたため、次作への期待値も込め満点にしました。 精緻な数式のように、伏線,手掛かりの散りばめがキッチリ示され、回収は美しさに欠ける部分や非日常的な所も有りますが、几帳面で丁寧です。 五作の短編で構成され、ざっと紹介すると、 ① タイトル作は、団地風景がかつての二時間サスペンスを思い出させ、場面設定、トリックが見事。 ② 猫矢来は、こじつけ感満載ですが、まさに数式的。 ③ ミッシング・リングは、表や図が提示された密室風 ライトミステリー。 ④ 九人病は、ホラーミステリーで、いにしえの鄙びた山村情景が怖く 不思議な世界に引きずり込まれる。 ⑤ 特急富士は、二人視点の鉄道トリック。二転三転し 東京から静岡の駅名が詳しいとより楽しめる。 全体的に 起伏も有り、深夜バスや冬の別荘、ホラー、本格派等、情景も真夏にぴったりで、サクサク読み進められ、寝苦しい夜などに特にお勧めできます。 | ||||
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この度は貴重な商品を出品して下さり誠に感謝申し上げます。わたくしの地元、書店さんにはどこを探しても中々無く、長年探しておりました。そんなわけで、こちらで購入させて頂きました。ミステリーものが好きなので、大変満足してます。また、迅速丁寧な発送対応有り難うございました。また機会がございましたらよろしくお願い致します。 | ||||
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表題作には、「人を殺すのにここまで手の込んだことをしなくても」と思った。 トリックとして凝ってはいるが、現実離れした「トリックのためのトリック」と いう感じだ。 | ||||
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なかなか楽しみな新人が現れた。 5作の短編が収められているが、社会派風ミステリあり、ロジカルなコージイミステリあり、風変わりホラーあり、トリッキーな倒叙ミステリありと、どれも高レベルで読者を楽しませてくれる好編が揃えられている。 ただし!! 表題作だけはあまりにも雑なミステリの印象が拭えない。若書きのせいもあろうが、ちょっと本格ミステリとしてはトリックに突っ込みどころが多すぎてミステリとして成立していないように思う。(こちらはコメント欄でネタバレありの解説をさせていただくことにする) 次作も十分期待できると思うので、楽しみにしたいと思うが、今回はこの表題作の分星1つ減とさせていただく。 | ||||
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とても面白かったです! 5つの短編それぞれに違った趣があり、どの話の結末にも、驚きがありました。本格的なミステリー小説ですが、「猫矢来」は主人公と同世代の中学生にも是非読んでほしい、純文学としても十分楽しめる作品でした。 | ||||
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