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かがみの孤城
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かがみの孤城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全627件 501~520 26/32ページ
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ぐんぐん引き込まれていく物語で、とても面白かったです。読んで損なしです。 | ||||
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久しぶりに本当の良い本に出会えました。 辻村先生に感謝っ!! 登場人物1人1人の心理描写が凄く丁寧で、個性的な7人をしっかり書き切る技量はただただ息を飲むばかりです。伏線の回収もお見事! ただ、引きこもりや登校拒否で今現在苦しんでる方は絶対に読まない方が良いと思います。 こころやマサムネには皆と会える城があった。良い意味での逃げ場があった。 でも今苦しんでる方の現実は…………救いの無さに絶望しそうです。 後、本格的なミステリーのトリックを求める方には物足りないかもしれません。鈍い私でも先が読めた部分がありましたので(-_-;) ネガティブな話を書いてしまいましたが、私個人としてはこの本大好きです。売らずに本棚に一生しまっておきたいと考えております。 | ||||
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素晴らしすぎました。自分は去年2日間だけ検査入院したことがあり、病院のベッドで読み始めて、そこから半分ぐらい読んで辞めていました。でも、半分読んだだけでも、何か別格な感じがして「来年これは絶対本屋大賞取るで」と、本好きの周りの人達に言いまくってたんですが、実際本屋大賞を受賞して、何だか読んでないのが恥ずかしくなって、そそくさと1年ぶりに最初からもう一回読み始めました。550ページ近くあるのですが、3日で読み終えました。遅読の自分でも引き込まれてページを捲る手が止まりませんでした。 何らかの理由で中学校に行けなくなった少年少女7人が、自宅の鏡を通って行くことが出来る謎のお城に集められて、、、探し出すと何でも願いの叶うという「願いの鍵」をそのお城で探す、、、これだけ聞いたら、少しファンタジー色が強いストーリーなのですが、がっつり現実を描いています。生きづらい現実を懸命に闘って生きている主人公達の心情は読んでいて息苦しくなるぐらいリアルでした。いじめ問題、不登校、虐待、教育問題、大人になるということ、人に寄り添うということ、人が救われるということ、生きていくことのすべてが詰め込まれている本に思います。同じ著者の本は映画化された「ツナグ」と「ハケンアニメ」、その他、いくつかの短編しか読んだことがないのですが、間違いなくこの著者の最高傑作だと思います。良い仕事しはったな~、、、著者自身もインタビューで「子供の頃の自分に、自信を持って勧められる本が書けた」というふうに仰ってました。 すべて読み終えた時は泣けました。本の帯に書いてある「すべてが明らかになるとき、あなたは驚きとともに何度も涙する」の通りでした。こんなラスト、こんな物語どうやって考えるんだろうか。著者は自分とほぼ同年代なので、ゲームのネタとかもかなり面白かった。1度読み終えた本は普段2度と読まないのですが、これは何度も読み返したいです。読むと中学生だった頃の気分、気持ち、を思い出せます。でも、何より中学生や高校生だった頃の自分に読ませてあげたい。 自分は中学生では無いし、今の時代が、閉塞的なのか、生きずらいのか、分かりませんが、確実にいつの時代も絶望して生きずらい思いをしている子供はいると思います。たとえば今、現在、生きずらい思いをしているそんな子供がこの本を読んだとしたら「怖がらなくても、大丈夫だ」と言ってくれ、じっと手を握ってくれる、そんな1人の頼れる生身の大人のような存在になれる本。だと思います。 | ||||
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たまたま本屋大賞だったので読んで見たのですが面白かった。 後半の展開がすごくよかったです。読んだ後もこころのこと考えてた。 後日、辻村 深月さんの他作品も買いました。 | ||||
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中盤はだるかったが全体的によかった。普段ハード版は買わないのだが、買って後悔してない、むしろ満足している。経済的理由を除き購入を迷っているのなら、私は買うべきだと思う。 内容については当然好みがわかれるだろう、外向的思考に偏る方には退屈を感じさせるかもしれない。内向的、かつ情緒的な分別のある方には、非常に満足できる作品だと私は予想する。 個人の感想といえば、終盤が最もお気に入りの場面である。予測可能やありきたりであると感じるかもしれないがやっぱり良い。ココスキ。ネタバレを避けるため具体的な批評は割愛する。 | ||||
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読み進めていって物語後半、次々と衝撃的な展開がされて夢中になりました。ぐっときます。読後は、なんだか心がすっと軽くなりました。 | ||||
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過去の本屋大賞の中で、2018年に「かがみの孤城」が選ばれた事は別の作品とは違った意味があると思いました。 僕自身、今は学生として生活していますが、高校時代に不登校や理不尽な高校中退を経験しました。その体験があった事が胸に辛辣に突き刺さる程、登場人物たちの決して理解されない、陽の当たらない、苦しみが理解できました。 作品の主人公たちは教室の中では絶対に陽の当たらない、僕自身がそうだったようにひとりで覗く「かがみ」の中でしか自分の姿を写せない子供たちです。 「誰にも理解されない」そして「忘れられ置いていかれる」そんな状況にある子どもたち それでも著者がなぜ彼らを小説で陽を当てたのか、なぜ偶然にも出会わせたのか、そしてなぜ希望を開いたのか、その理由を考えると作品の存在意義がわかる気がします。 「かがみの孤城」に出会えて本当に良かった。忘れたくない「宝の一冊」になりました。 | ||||
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この本はある種、ファンタジーでありミステリーであると思います。 しかし、この本は現在星の数ほどある殺人をテーマとした推理小説のように、殺人犯の思いもよらない動機やあっと驚くトリックを得意げに見破るための本ではないと思います。 根幹にあるのは、学生というガラスのようにもろくて多感な時期に、いつの時代にも決してなくなることはないいじめや家庭環境など自分ではいかんともしがたい状況からの心の孤独を当事者はどう感じていて、そしてどのように向き合うべきなのか、ということかと感じました。 すでに自分は主人公であるこころちゃんの数倍も年を重ねたおっさんですが、学生時代いじめを経験しました。それを理解しようとしない(できない?)担任がいました。悲しいかなその記憶は何十年もたった今でも自分に影響を与え続けています。 この本はあえてファンタジーという世界観を通して、今まさにいじめで苦しんでいる人、いじめられた過去に苦しめられている人、家庭環境など色々な事情から心の孤独に苦しむ人々に優しくそして力強いメッセージを届けていると感じました。 この世界には、平気で人を傷つける人、それを対岸の火事として傍観している人が沢山いる。だけど一方で心の底から助けたい、力になりたいと思ってくれる人もきっと周りには沢山いる。べたな言い方だけど(おっさんだからお許しを)、世の中捨てたもんじゃない!そしてネタバレになるから詳細はいえませんが、今の辛い現実に真正面から立ち向かうだけが勇気ではない。 もし、心の孤独と日々対峙しながらそれでも毎日を生きている方で、まだこの本を読まれていない方がいらっしゃいましたら、是非一度手に取られることをおすすめします。 | ||||
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読んでいて胸が苦しくなりました。 不登校の学校に行かない行けない子供達とその親御さんにぜひ読んで欲しいです。 子供の抱えている気持ちがわからなくて、親としてどうしてあげたら良いかわからない悩めるお父さんお母さんも、子供の気持ちがわかってあげられると思います。 子供達は、世界が学校と家だけじゃなく世の中には助けてくれる大人と、同じように苦しんでいる子供達がいるとゆうことが救いになるかもしれませんね。 | ||||
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読後感がすごいです!後半の展開にぐっとひきこまれました。 ぜひ一読あれ! | ||||
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なぜ、ダウンロードされているのかまったく覚えていない、、、。昨日は結構お酒を飲んでいた。とくになにもなかった一日だった。子供たちを寝かしつけ後は一日の締めくくりにと、スマホを片手にゴロゴロエンタメ時間を過ごしていたのだが、ふと最近kindle触ってないなと。 なぜにkindleを触ってないと思い立ったのかまるで謎だが、とりあえず充電がなくなっていたので充電。 そこまでは覚えている。 そんで、朝起きてみるとこれがダウンロードされていた。¥1800。 まじで!!えええ!!たけーよ!お酒ってこえーな。 その日は休日だったので、とりあえず家事をして小5と小3のお兄ちゃんたちを剣道につれていき、下の2歳の娘ちゃんと借りていた本を返しに図書館へ。 借りた本をかえしてまた借りる。これが休日の日課だった。 「あ!そういえば酔っぱらってダウンロードしてしまったお話を読んでない」一通り休日のやるべきことを終えて読んでみる。 ほぼ一年ぶりにkindleでダウンロードしたこの本は人生で子供たちに読ませたい本になるとは。読みを得てすぐにこのレビューを書いている。 現在前が見えるかどうかくらいの号泣だ。(そのよこで子供たちはDSで遊んで私のことは気にもとめるそぶりもないのがちょっと寂しいが) まるで参考にならないレビューだが、最後に一言。 酔っぱらって買ったものの中にもいい出会があるよ。みんなこれぽちって、自分を見つけてあげて。待ってるよ、これ読んだ人の数だけみんな。 良い本をありがとう辻村深月先生。 | ||||
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読んでいるうちに引き込まれて行く作品でした。とてもよいさくひんです。 | ||||
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相変わらず、こどもを書くのが上手いなー。筆者の作品は長くて理屈っぽいけど、読後感はいいし、ちょっと賢くなった気がする?! メジャースプーンとかがOKなら本書も間違いないと思います。 | ||||
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私の故郷、山梨県から、林真理子さん以来の直木賞作家が出たとの情報から、本当に興味本位で電子書籍で読み始めましたが、この作品の世界にグングン引き込まれ、読むのを止めることができませんでした。最後は一体どうなるのだろうかといy期待感と、その最後に感動するばかりでした❣️私はヒプノセラピストですが、ヒプノセラピーの中では、このお話の様な事は普通に起こりますから、辻村さんの時空を超えたイマジネーションの世界に大変共感しました。この様な作品に出会えたことに感謝です。ありがとうございました | ||||
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ボリュームの割に、どんどん読めた。 期待値が高かっただけに、「感動」という印象ではなかったけれど、 主人公の心情に程よい感情移入でき、展開の面白さに星4つ。 | ||||
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本屋大賞だというので、ポピュラー小説とはどういうものなのか、期待半分で読んだら大当たり。 読み進めるうちに、どんどん引き込まれる、読ませる小説というものはこういうものなのかと納得した。 学校という、だれにとっても屈折したものを感じざるを得ない(何らかの意味で)場所になじめない子どもたちが集められて冒険する 異聞譚と思っていたら、いつの間にか読者自身の心の底の柔らかいところにこっそりと印象を残してしまうような。 そして読後感はさわやかであり、そしてとても切ないものです。 554頁の大部だけれど、そこはそれ。すいすい読めます。 不登校とか、現代的な重いテーマを扱っているにもかかわらず、だれもがそれを身近に感じることができる物語だと思います。 子どもはなんて残酷で、現実的なんでしょう。大人はなんと、無責任なのでしょう。 そんな言葉すらちっぽけに感じられるような気がするのは、僕が教師の端くれとして読んだからなのでしょうか。わかりませんが。 あなたの願いを一つだけ叶えたいとしたら、それはなんですか。 こうやって、時間はひょっとしたら、未来から流れているのかもしれない。 ひょっとしたら、自分も実は、孤城で過ごしたことを忘れているだけなのかもしれない。 また何年かしたら、読み直してみたいと思える、数少ない本だと思います。 | ||||
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推理小説じゃないんだからオチが見えたとか書いてる人は懐の浅い人だなぁと感じます。 これは推理小説じゃありません。 主人公を最後まで追って無駄のない最後まで楽しめる小説でした。 | ||||
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他の方のレビューにもあるとおり、トリックは勘のいいひとならすぐに終わりまで読めてしまうと思います。 ですが十代の少年少女が抱える悩みや苦しみがこれでもかというほどみずみずしく描かれていて、読んでいる内に自分も中学生の頃にタイムスリップしてしまったような感覚を覚えました。 自分がその頃抱えていた悩み(今考えるととてもちっぽけで、けれど当時の自分にはとても重大だったこと)が、登場人物たちの心の成長と一緒に癒やされていくような満足感がありました。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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あることがきっかけで不登校になり、他人に心を閉ざしてしまった主人公が、 かがみの世界での様々な出来事を通じて、心を開いていく姿に読んでいて勇気を貰えました。 読み終わったあとは、私の心もスッキリしました。 | ||||
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