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探偵が早すぎる
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探偵が早すぎるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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これはとんでもないミステリだ。 探偵のあまりの鮮やかさに驚嘆させられた。 トリック的には無理を感じるものも混じっているが、そういった短所を補ってあまりあるだけの魅力を備えている。 あまりにゲーム的な点は、受け付けない読者がいるかも。 上巻では、次々と仕掛けられる死の罠が、やすやすと見破られていく。 | ||||
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下巻はいよいよクライマックス。 四十九日の法要を舞台として、殺人計画がいくつとなく積み重ねられていく。しかし、ことごとく見破って予防してしまう探偵がすごい。 そして、幾重にも仕掛けられたラストのどんでん返しの驚き。 よくこんなプロットを考えついたものだ。 | ||||
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上下巻を通して分かり易い構成と文章。 尖ったような奇妙なトリックも無い。 「トリック返し」というのは、「報復ではなく警告」。 すなわち加害者に被害者の立場を疑似体験させることが目的のようだ。 | ||||
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前々から気になっていたので。読みやすく面白く一気読みだった。 内容は非常に斬新で、文字どおり探偵が早すぎる(優秀すぎる)ので犯人は事件すら起こさせてもらえず、探偵にトリック返しをされてリタイアしていく。それが鮮やかすぎて、命を狙われている少女は自分に危機が迫っていたことに気づかないほど。 | ||||
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下巻もまた期待を裏切らない面白さ。最後までスリリングな展開が続く。 ただ登場人物が急に増えるのと、それにあわせて犯人側が起こそうとする事件の数もぐっと増えるので、一つ一つの計画の印象が薄くなってしまったのは残念だった。今回はどんなトリック返しが見れるのかと期待していたのだが。 | ||||
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中古とは思えないぐらいきれいだった。 | ||||
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面白かった。 続編があれば読みたいです。 | ||||
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面白かった。発想が斬新。 | ||||
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これまで長らく「探偵が遅すぎる」ばかりを読んできたので、コレは嬉しい。 そもそも僕は大の推理小説好きやが、同時に大の殺人シーン嫌いだ。だから、このいわば「逆金田一」の活躍がただただ嬉しい。 探偵が「人を殺させない」ミステリだなんて、なんて素敵なファンタジーだろう。「トリック返し」という趣向も面白い。 | ||||
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状況は陰惨ですが、家政婦や主人公の学友が良いキャラなので、 サクサク読めました。 推理はかなり強引な気がしますが…。 家政婦が面白い!下巻が楽しみです。 | ||||
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事件を未然に防ぐ探偵、というアイディアがすばらしい。 が、事件が何度も続き、すべて防がれていると、飽きてきます。 それはそうです。事件は起こってこそ華です。 起こらない事件など、着火し損ねた花火です。地味なものです。 そうして、この小説もじり貧かと思って読んでいくと、佳境に入ってきちんとクライマックスが用意されていました。 さらに、クライマックスのあとには、きちんとハッピーエンドも用意されていました。 すばらしい。 実は、読んでいる途中で、著者はあの人物とあの人物を犯人に仕立てるのではないか、と恐れていました。 意外な犯人となりますが、その代わり、非常に嫌な気分になることうけおい、という人物です。 それでも、意外な犯人でありさえすればそれでよい、と考える作家なら、やりかねないどんでん返しです。 しかし、私の心配は杞憂に終わりました。 それどころか、こちらの胸に迫るハートフルなラストにしてくれました。 ミステリである前に、エンタメである小説です。 文句なく星5つです。 | ||||
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殺人を未然に防ぐ風変わりな探偵小説。 上下巻の下巻。下巻では、上巻で暗躍していた悪の親玉が勢揃い。それをまとめてやっつける巻なのだが、スピード感がすごい。ちょっと駆け足しではと思わないでも無いが、なかなか面白かった。 | ||||
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莫大な遺産を相続した女子高生を守るため、探偵が陰から犯行を未然に防ぐ。トリックの準備が完成し、犯人がさあ行くぞと行ったところで、突然現れる探偵。 テンポも良くなかなか面白かった。 | ||||
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個人的に探偵小説は事件が起こって時に死人が出て第二第三の事件が起こって戦々恐々、疑心暗鬼の中探偵が鮮やかな推理で解決に、という良くも悪くも定型に嵌まった形で展開するものと思っていたので正直なところ事件が起こる前に解決ってどういう小説になる?面白いのそれ?と怪しんでなかなか購入に至るまでにはなっていませんでした。 その点でこの小説は少々変則的ではあります。ただ恐る恐る手を出したものの読んでよかった、面白かったと読み終えた今思います。橋田のすっとぼけたキャラも良かったですし最後(下巻)の正体を明かすところもやや非現実的でしたが楽しめました。 上下巻に別れている小説を買うのはやや博打に近いものがあります。上巻が楽しめなければ下巻は手に取ることはない。しかし上巻が面白ければ下巻は必ずすぐさま読みたくなる。上巻だけ買って様子を見るという方法も勿論ありますが性格上そうしなかった。面白ければ一日で読みきることになるので下巻を買いに走る手間を省くため今回は賭けに出ましたが果たしてその結果は今回ばかりは後悔のないものでした。井上先生、次回作も楽しみにお待ちしております。 | ||||
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犯罪を未然に防ぐ、変わったミステリーですね。 文章は軽めでサクサク読みやすいです。 登場人物、特に犯人側が個性があるのでもう少し広げても 良かったかな。 各章が短めなので倍の長さでもよかったかな。 姿を現さなかった探偵ですが下巻では出てくるかな? | ||||
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下巻は怒濤の暗殺ラッシュのためか、上巻のように本来無関係の者が刺客に仕立てあげられる過程(ドラマ)が丁寧に描かれることなく、単純なアクションストーリー仕立てになってしまった。 | ||||
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良い。続編を期待します。スピンオフというのもありかもしれません。 | ||||
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『どんな感じなんだろう…』と読んでみたら、今まで読んだことがない新しい探偵で面白い。 犯罪を犯す前に犯人を見つける&犯人がやろうとしていた方法でやり返す『トリック返し』も新しくて面白かった♪ | ||||
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上に比べて『トリック返し』が若干おざなりっぽく感じたけど、最後の最後の橋田にはビックリさせられたので満足(笑)。 面白くて一日で読破 | ||||
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物語の探偵にはいろいろあれど,本作の探偵は事件を未然に防ぐのが大きな特徴で, しかも,相手を心身とも徹底的に叩きのめして,というのが少しばかり珍しいところ. 連中がみなクズ揃いのため,各話,ブラックな解決にもちょっとした痛快さが伴います. また,企みを看過するに至る情報は自然に出され,それを拾うロジックにも無理はなく, 一方,相手側が講じるトリックも,この探偵でなければ…と思わせられる出来に感じます. ただ,会話などの雰囲気は軽めで,登場人物の名前の多くはかなり『クセ』がある印象です. 謎の存在だった探偵の正体に翻弄をされつつ,ようやくその素性が明らかになる最後は, 双方が『決戦』に向けて策や士気を高める様子に,下巻への期待が一気に広がったようで, ミステリの面白さに加えて,残された疑問や,控える悪党らとの争いの行方が気になります. | ||||
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