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紙の動物園
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紙の動物園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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紙の動物園を読みました。 短編ということもあり、幼少時代の母親との交流から別れまでの部分は一気に引き込まれて読みました。 しかし、死んだ母親の手紙の独白の部分は、母親に感情移入できなかったこともあり、泣かせる文章でしたが、正直ドン引きしました。 これは異国に行っても独自の華僑コミュニティを作る中国人と日本人の差のような気がしました。 息子は生きるために、現地(アメリカ)に順応するために努力してたのに、自分の支配を優先させて中国語を、強制する母親ってどうなのって思いました。 母親は、ハウスキーパーやってれば、いいけど、社会に出て生きる息子は、そうは言ってられないわけで、最後の恨み節を手紙に書いて、それを読むように仕向けてトラウマ植え付ける行為を行う母親って現代の基準だと毒親とかそういった人間に分類されると思いました。 | ||||
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正直言って、 こんなに評価が高いのが理解できませんでした。 幻想的というか抒情詩的というか、 ファンタジックで情緒豊かですが、 なんとも物悲しい話が多くて、 爽快感はないし、ワクワクもしません。 読み直す気はしませんし、 同じ著者のほかの作品を読む気にもなりません。 もう一冊、同時に買ってしまったので、 後悔しています。 | ||||
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絶賛されているのは物語性だと思いますが、読み物としてどうかと。素朴さを企図した?ゴリゴリの翻訳文体で感情移入しにくく読むのがツラくなり読了せず。冒頭の「紙の動物園」は意外性の結末がなく予定調和に終わり残念。全体的に掘っていきたいとは思わせない作品でした。 | ||||
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SFとしても物語りとしてもつまらん。頑張って、4話目まで読んだけど。もう無理。時間の無駄。皆勤の徒よりはまだマシだけど。久々に途中で断念した。 | ||||
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知り合いがあまりにも絶賛するので興味が沸き読んでみた。 ・・・が、翻訳が下手なのか単に自分に理解力が無いのか一行一行読む度に「ん?」と意味が解らず立ち止まってしまい内容に集中出来なかった。 話も感動するとの事だったがありふれた話で別段何とも思わなかった。 多分、自身と追体験出来る人には刺さる本なのだろう。 ただ、自分はそうでは無かった。 残念です。 | ||||
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表題作とあと2・3は良いと思うが,それ以外は… 最近の短編って,なんか中途半端に終わっているような気が。 | ||||
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3冠を受賞したという表題作を読んで残念に思い、次の一編を読んで後はもう読めませんでした。 ヒューゴー賞/ネビュラ賞ってこんな感じの作品に贈られるものでしたっけ? 文化的な違いもあるのか響きませんでした。 | ||||
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表題作の「紙の動物園」は評判程の面白味を感じなかった。 「太平洋横断海底トンネル少史」と「良い狩りを」は好みだが、 正直、何がそれほど評価されているかわからない。 翻訳の問題なのかだろうか。 | ||||
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この人の世界観は僕は苦手だった。 | ||||
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「紙の動物園」、叙情的で、雰囲気が良く、さりげなさと切なさと、なかなかの小品だった。 「もののあわれ」、人類に訪れた危機を抑えた筆致で書いていて、日本的な美徳を活かしたストーリーだった。 で、こういう東洋趣味は、今でも西洋人にとって神秘的で物珍しいのだろうか。 東洋的価値観や文化とSFとの融合、というのが今までになかった新しいジャンルとして西洋社会に受け入れられたということか。 それにしても、「もののあわれ」の中で震災でもちゃんと列を作って辛抱強く待てる日本人、世界各地で暴動が起きても、日本人はちゃんとおとなしく現実を受け止められるという日本人観、ぼくは日本人としてどうかな? と思った。暴動が起きないのは、礼節を重んじるとか和を尊ぶとか、そういう日本人の精神性ゆえになせるわざなのか? もちろん、よく言えばそうなのだが、村社会とか右へ倣えとか出る杭は打たれるとか同調圧力などと言うこともできないだろうか。 というわけで、星二つ。東洋のもののあわれ、といい、西洋のフロンティア精神、といい、聞こえは良いけど、なんか同じ後味の悪さを感じるのは僕だけだろうか? | ||||
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別に文章が読みにくいとか(むしろ文章は平易で上手い)、SFではないとかそんな事ではなく、どれも内容から漂ってくる雰囲気にあまり愉快でない気持ちになります。 表題作から何作か読み進めてまだ最後までは読んでいないのですが、一つずつ読む度ちょっとだけ嫌なものが心のなかにもやもやと溜まっていくような話が多くあまり好きになれません。 元々SFやこういった作風に求めることではないのも分かっていますが、お話の流れや結末が突拍子もないものでないからこそ、かなり今の現実に即していてエグいので(ここがSFなのか?という疑問点が生まれる原因でもあるのかもと個人的に思います)よい結末を望んで読むにはふさわしくない作品です。 こういったジャンルを読む作法を心得ている方にとってはとてもよい作品なのも理解できます。ですが普段SFやファンタジーをうまく現代に沿わせた作品を読まない方にとってはあまりおすすめできません。 ただし表題作に登場する動物たちはとても魅力的で、主人公の母のかわいらしさ、発想力が美しくきらめきます。まさにタイトル通り本という紙から想像力が羽ばたくような、そんな内容です。だからこそ個人的に全体的な雰囲気が薄暗いことにつらくなってしまうのですが。 表題作以外でも幻想的な中国らしいおとぎ話が巧みに混ぜられていく所は脱帽します。 | ||||
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この小説は大衆には理解されることはないだろう。 なぜならこの作品には「情緒」がないからだ。 作者の博識ぶりはうかがえる。科学や神話といった知識が豊富だ。 随所に専門用語があらわれるこからそれがわかる。 だが、専門用語を並べて知識自慢をしているだけだと感じてしまった。 娯楽としてのおもしろさはほとんど見受けられなかったのだ。 ただただ説明的な文章だ。世界観の描写ばかりで、人と人とのドラマがほとんどない。 まるでSFの設定資料集を読んでいるようだった。 ユーモアに関しては、まったくと言っていいほどない。笑えるシーンは皆無だ。 心にじんとくるような情緒的なシーンももちろんない。 つまりこの作品は知識を披露しているだけの無味乾燥な小説であると言うことができる。 設定資料集を読むのが好きな方はいいかもしれない。 だが、「娯楽小説」を期待している人にはおすすめしない。 | ||||
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どこかで読んだ手垢のついたアイデア。そこから紡ぎだされる陳腐で押しつけがましいストーリー。 中華製劣化コピー短編集をどうぞ。 普段、本など読まない方にお勧め。 | ||||
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