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ガーディアン
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ガーディアンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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中学校の生徒たちを裏で統制する自警団グループ「ガーディアン」。 「ガーディアン」は、学校に害をなす生徒たちを不登校に追い込み、学校生活に平穏をもたらしていた。生徒たちが「ガーディアン」の存在をひた隠しにするため公になることはない。歪な平和に気づいた着任したての教師は、この秘密に迫ろうとし、自身がターゲットになってしまうのだった…。 排除対象者の机に折鶴が置かれると、生徒たちによる圧力が始まるという不気味な設定である。「ガーディアン」のメンバーは一部早々に明らかになるものの、彼らの指示が日本人の同調圧力を喚起し、大きな力になってしまうというのが恐ろしい。 読み進めながら、出口なしの状態に追い込まれていく者たちの心情を思い、イライラがつのる。 これはユートピアなのか。テーマとして面白いが、この答えの出し方に不満が残ってしまう。クライマックスからラストにかけて失速の感は否めない。オチが難しいのは分かるのだが…。 | ||||
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薬丸岳の本は、全て読んでいます。本当に良い作品生み出しテーマが少年犯罪など、重たい話であっても深く読者に考えさせる作家だと思っています。ですが、この作品だけは、なんかポイントがわからない。設定にそもそも、無理があると思います。あまりにも稚拙な感じがあり、ラストに近ずくにつれ、ヒョットして、無理矢理、終わらせるつもりなのではと思ってしまいました。読後も、特に感慨深いものがなく、途中も、中だるみしてしまった、薬丸岳さん本で初めて味わった、ガッカリ感です。 | ||||
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薬丸さんの作品はみんな面白いし、読みごたえがあって、 この作品も面白いんだけど、学校の先生たちがいい先生過ぎて、 現実的じゃなくて、嘘臭かった。 ガーディアンのやったことも、こんなにうまくいくはずないと思えること多い。 そしてなによりも読みにくかったのは、 生徒の名前が名字で書かれていたり、 名前で書かれていたりして、同一人物だとわからなかったこと。 主人公の教師の視点では名字で書かれていて、 生徒の視点では名字や名前で書かれている。 ただでさえ登場人物が多くて覚えられないので、 読んでて混乱した。 手法かもしれないけど、読んでてしんどい。 八〇の変化には思い切りツッコミを入れたい。 説得力なかった。 でも先が気になって一気に読んだ。 | ||||
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何の問題もない普通の中学校に、教師の知らない学生たちの自警団が存在し、そのおかげで学校生活の平穏が保たれている。その中学校の中堅教師の秋葉は、特に問題は起きないものの、何となく不穏な空気を感じている。多数の生徒が、それぞれが大小様々な懸念事項を抱え、同時進行で事態が進んでいくので、とにかく物語の整理が大変です。 「ガーディアン」は生徒達が組織した自警団で、その賛否はともかく、いろいろな学校問題に投げかけられた一つの答えとして、本書を通じて考えることが出来ます。小説を単に楽しむという観点からは、「ガーディアン」の活動が少し都合良過ぎる感がありますし、簡単に話をまとめ過ぎてる印象もありました。 | ||||
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