冬雷

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

冬雷の評価:

4.21/5点 レビュー 19件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 1〜20 1/2ページ
No.36
(5pt)

主人公の過酷な生き様を追体験

本作の魅力は濃厚な人間ドラマ。清濁合わせた溢れんばかりの人間の感情の発露を、主人公の視点でまざまざと見せつけられます。主人公に感情移入せずにはいられないんです。

因習が残る地方の名家と後継問題。この舞台設定がよく描かれていて街の雰囲気が伝わってきます。主人公がとにかく理不尽な扱いを受けるのですが後味は良く、私の中でベスト10に入る傑作です。

オススメ度5
読みやすさ4
意外性  4
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.35
(5pt)

主人公の過酷な生き様を追体験

本作の魅力は濃厚な人間ドラマ。清濁合わせた溢れんばかりの人間の感情の発露を、主人公の視点でまざまざと見せつけられます。主人公に感情移入せずにはいられないんです。

因習が残る地方の名家と後継問題。この舞台設定がよく描かれていて街の雰囲気が伝わってきます。主人公がとにかく理不尽な扱いを受けるのですが後味は良く、私の中でベスト10に入る傑作です。

オススメ度5
読みやすさ4
意外性  4
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.34
(5pt)

日本の慣習とミステリーが混ざり合う

久しぶりに素晴らしい本に出会いました。
個よりも全体を第一とする風習に翻弄される若い二人。
その二人の想い、辛さに胸を打たれページをめくるごとに心臓が高鳴りました。
最後にはお盆をひっくり返したようなどんでん返し。
図書館で思わずえっと言ってしまいました。

ぜひご一読を。
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.33
(5pt)

日本の慣習とミステリーが混ざり合う

久しぶりに素晴らしい本に出会いました。
個よりも全体を第一とする風習に翻弄される若い二人。
その二人の想い、辛さに胸を打たれページをめくるごとに心臓が高鳴りました。
最後にはお盆をひっくり返したようなどんでん返し。
図書館で思わずえっと言ってしまいました。

ぜひご一読を。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.32
(3pt)

平成版横溝正史

おどろおどろしい因習と住民だけの隠し事、閉鎖空間、警察や科学捜査の不介入、異次元からの侵入者、都合よく協力してくれる地元の反逆者、なんとなく示唆される犯人捜しのヒント、などなど少年時代に文庫本、映画、TVドラマで味わった「横溝ワールド」を「リスペクトして、インスパイヤされたオマージュ」という感じです。

もちろんひじょうに巧みな作家さんですので伏線、小道具には無駄がなく、最後の最後には救いと希望があるところが秀逸でした。
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.31
(3pt)

平成版横溝正史

おどろおどろしい因習と住民だけの隠し事、閉鎖空間、警察や科学捜査の不介入、異次元からの侵入者、都合よく協力してくれる地元の反逆者、なんとなく示唆される犯人捜しのヒント、などなど少年時代に文庫本、映画、TVドラマで味わった「横溝ワールド」を「リスペクトして、インスパイヤされたオマージュ」という感じです。

もちろんひじょうに巧みな作家さんですので伏線、小道具には無駄がなく、最後の最後には救いと希望があるところが秀逸でした。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.30
(5pt)

カスタマー

推理小説であり、一人の男性の過酷で波乱万丈の物語でもあります。
最後に、ヒロインの言った一言でこの物語は救われます。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.29
(5pt)

カスタマー

推理小説であり、一人の男性の過酷で波乱万丈の物語でもあります。
最後に、ヒロインの言った一言でこの物語は救われます。
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.28
(3pt)

鷹匠と幼なじみと殺人事件

ヒロインが何を考えているかわかりづらい。代助は主人公ですが、不遇な身の上。二人が相愛しつつ、結ばれない過程が丹念に描かれていて、かなりしんどい。さらに、鷹匠と巫女が故郷で殺人事件に絡むという、わけのわからない設定。設定を理解するだけで、半分以上物語が進む。そんなに長いわけでもないのに、じっとりと湿気を含んでいて、良くも悪くも日本的なミステリ。でも、暗いムードの中にも、清浄な流れがあり、悪くはなかった。悲恋ものかと思ったんですが。。ただ、結末が妙にスッキリしませんでした。
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.27
(3pt)

鷹匠と幼なじみと殺人事件

ヒロインが何を考えているかわかりづらい。代助は主人公ですが、不遇な身の上。二人が相愛しつつ、結ばれない過程が丹念に描かれていて、かなりしんどい。さらに、鷹匠と巫女が故郷で殺人事件に絡むという、わけのわからない設定。設定を理解するだけで、半分以上物語が進む。そんなに長いわけでもないのに、じっとりと湿気を含んでいて、良くも悪くも日本的なミステリ。でも、暗いムードの中にも、清浄な流れがあり、悪くはなかった。悲恋ものかと思ったんですが。。ただ、結末が妙にスッキリしませんでした。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.26
(5pt)

楽しめた

ロマンスあり
謎解きあり
独特の雰囲気もあり
楽しめた。
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.25
(5pt)

楽しめた

ロマンスあり
謎解きあり
独特の雰囲気もあり
楽しめた。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.24
(3pt)

著者の筆力をまじまじと感じる傑作

伝統のある大祭を舞台に、実らない恋や不倫等、男と女たちの不幸なストーリーです。誰が犯人なのか?と追求して行くよりも、登場人物たちの心理描写そのものを味わいながら読んでもらいたい。
この作品の特徴は、ひとりひとりの登場人物の心理描写・感情描写を丁寧かつ鮮烈に、分かりやすく読者に伝えていることです。よって、微妙な心情や感情の起伏が手に取るように伝わってきます。
著者の筆力をまじまじと感じる傑作です。他作品も是非読んでみたいです。
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.23
(3pt)

著者の筆力をまじまじと感じる傑作

伝統のある大祭を舞台に、実らない恋や不倫等、男と女たちの不幸なストーリーです。誰が犯人なのか?と追求して行くよりも、登場人物たちの心理描写そのものを味わいながら読んでもらいたい。
この作品の特徴は、ひとりひとりの登場人物の心理描写・感情描写を丁寧かつ鮮烈に、分かりやすく読者に伝えていることです。よって、微妙な心情や感情の起伏が手に取るように伝わってきます。
著者の筆力をまじまじと感じる傑作です。他作品も是非読んでみたいです。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.22
(5pt)

疲れた時、何も考えたくない時、遠田潤子はおススメである。

最近の女性ミステリ作家はいわゆる「イヤミス系」が多数を占めるようになってきたように感じる。
私はイヤミス系の変態作品が大好きなのだが、駄作や模倣作も多く読んで後悔する時がたまにある。そんな時、心に残るようなお話が読みたくなる。
そこで手にしたのがこの「冬雷」である。遠田潤子は正統派で感動的で綺麗なお話を描く、今や絶滅危惧種作家だ。

ミステリとして読むよりも、「物語」として読むことをお勧めする。
因習や迷信に囚われた地方共同体の物語だが、登場人物全員が知り合いなだけに、人間のどす黒い「業」がこれでもかというくらいよく描かれている。途中で犯人も真相も分かってしまったが、遠田潤子の織り成す綺麗な物語にノンストップで引き込まれた。疲れた時、何も考えたくない時、遠田潤子はおススメである。

最後に。街の本屋さんを数件回ったが、「冬雷」は置かれていなかった。十数年前に出た有名作家の文庫本を大量に平積みにするくらいなら、1冊でいいから置いてほしい、いや置くべきである。
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.21
(5pt)

疲れた時、何も考えたくない時、遠田潤子はおススメである。

最近の女性ミステリ作家はいわゆる「イヤミス系」が多数を占めるようになってきたように感じる。
私はイヤミス系の変態作品が大好きなのだが、駄作や模倣作も多く読んで後悔する時がたまにある。そんな時、心に残るようなお話が読みたくなる。
そこで手にしたのがこの「冬雷」である。遠田潤子は正統派で感動的で綺麗なお話を描く、今や絶滅危惧種作家だ。

ミステリとして読むよりも、「物語」として読むことをお勧めする。
因習や迷信に囚われた地方共同体の物語だが、登場人物全員が知り合いなだけに、人間のどす黒い「業」がこれでもかというくらいよく描かれている。途中で犯人も真相も分かってしまったが、遠田潤子の織り成す綺麗な物語にノンストップで引き込まれた。疲れた時、何も考えたくない時、遠田潤子はおススメである。

最後に。街の本屋さんを数件回ったが、「冬雷」は置かれていなかった。十数年前に出た有名作家の文庫本を大量に平積みにするくらいなら、1冊でいいから置いてほしい、いや置くべきである。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.20
(2pt)

漱石「それから」をモチーフとしているが、ミステリ的な出来の悪さが目立つ安手のメロドラマという印象しか受けない駄作

孤児のため、因習に縛られた古い港町の名家「冬雷閣」に引き取られ、現在は害鳥撃退用の鷹匠の代助が、12年前に失踪した義弟の遺体が発見された事をキッカケに、町に戻って失踪事件の真相に迫るというミステリ・タッチの作品。なお、この失踪事件のために代助は恋人の真琴と別れ、被疑者として忌避されて町を追われたという過去を背負っている。また、「冬雷閣」は代々鷹を崇めており、真琴は「冬雷閣」とは縁続きの<鷹櫛神社>(大祭のために鷹匠が必要)の巫女で神楽の名手という"鷹尽くし"の物語である。即ち、"鷹と怪魚"伝説に依って、「冬雷閣」と<鷹櫛神社>とが一心同体でこの港町を支配しているのである。そして、遺体の第一発見者は真琴である。

代助の小~高校生時代の回想譚で上述の港町の事情及び代助と真琴の事由が分かるが、大きな出来事は義弟が産まれた事である。義弟というよりは「冬雷閣」の跡継ぎであり、代助の立場が揺らぐ。そこで、義弟の失踪の際、代助が被疑者となって話が冒頭に繋がる。ここまで読んで、この程度の因習なら全国各地の漁村に存在するであろうし、誘拐殺人犯が存在するならば(誰でも)「***」だろうと思う。ある意味では、「***」は本作の中心人物なのである。

代助という名前が示す通り、本作は漱石「それから」をモチーフとしている。即ち、誠実だが優柔不断で女性問題を起してしまう"諦観した"高等遊民の物語。代助は高等遊民ではないが"諦観した"根無し草という点で同一。それにしては心理小説として練れていない。ミステリ的な出来の悪さが目立つ安手のメロドラマという印象しか受けない駄作だと思った。
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.19
(2pt)

漱石「それから」をモチーフとしているが、ミステリ的な出来の悪さが目立つ安手のメロドラマという印象しか受けない駄作

孤児のため、因習に縛られた古い港町の名家「冬雷閣」に引き取られ、現在は害鳥撃退用の鷹匠の代助が、12年前に失踪した義弟の遺体が発見された事をキッカケに、町に戻って失踪事件の真相に迫るというミステリ・タッチの作品。なお、この失踪事件のために代助は恋人の真琴と別れ、被疑者として忌避されて町を追われたという過去を背負っている。また、「冬雷閣」は代々鷹を崇めており、真琴は「冬雷閣」とは縁続きの<鷹櫛神社>(大祭のために鷹匠が必要)の巫女で神楽の名手という"鷹尽くし"の物語である。即ち、"鷹と怪魚"伝説に依って、「冬雷閣」と<鷹櫛神社>とが一心同体でこの港町を支配しているのである。そして、遺体の第一発見者は真琴である。

代助の小~高校生時代の回想譚で上述の港町の事情及び代助と真琴の事由が分かるが、大きな出来事は義弟が産まれた事である。義弟というよりは「冬雷閣」の跡継ぎであり、代助の立場が揺らぐ。そこで、義弟の失踪の際、代助が被疑者となって話が冒頭に繋がる。ここまで読んで、この程度の因習なら全国各地の漁村に存在するであろうし、誘拐殺人犯が存在するならば(誰でも)「***」だろうと思う。ある意味では、「***」は本作の中心人物なのである。

代助という名前が示す通り、本作は漱石「それから」をモチーフとしている。即ち、誠実だが優柔不断で女性問題を起してしまう"諦観した"高等遊民の物語。代助は高等遊民ではないが"諦観した"根無し草という点で同一。それにしては心理小説として練れていない。ミステリ的な出来の悪さが目立つ安手のメロドラマという印象しか受けない駄作だと思った。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.18
(4pt)

緑丸かしこい。

遠田潤子さんの作品をこの春から読みはじめ、これで五冊目になります。
簡潔な文章でありながら巧みに情景や細かな心情を表現する技術は本作でも健在です。
代助が施設の出身で両親を知らない境遇であったことを考えると、最後の○○の処遇はやや疑問符を打たざるをえない感もあります。それでも一気に読める傑作にはちがいありません。
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.17
(4pt)

緑丸かしこい。

遠田潤子さんの作品をこの春から読みはじめ、これで五冊目になります。
簡潔な文章でありながら巧みに情景や細かな心情を表現する技術は本作でも健在です。
代助が施設の出身で両親を知らない境遇であったことを考えると、最後の○○の処遇はやや疑問符を打たざるをえない感もあります。それでも一気に読める傑作にはちがいありません。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544