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お前たちの中に鬼がいる
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お前たちの中に鬼がいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 41~60 3/4ページ
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けっこう古い作品でかなりのボリュームでしたが、自分にとってはわりと新鮮な内容でした。 小説というよりは、一つのゲームをプレイしている感覚を持っていると入りやすいと思います。 謎の回収や設定も重要ですが、ゲームとして捉えるとその臨場感や行動一つ一つに興奮するのであって 個人の感情や結果に物足りなさを感じる面も、一気にプレイし駆け抜けるイメージを保てば十分満足するものでした。 普通のミステリーとは違った、前半・中間部分がとても魅力ある作品でした。 | ||||
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よくある密室で閉じ込められてそこから脱出するゲームをの小説ですね。 ストーリー自体は面白く、誰が鬼か犯人か気になり一気に読んでしまいました。 しかしご都合主義の記憶喪失やリアルとファンタジーの境目が巧く噛み合ってない、 法則や設定に強引さがあるなど納得出来ないところもあり後半になるにつれてなんか面白く読んでた気持ちも冷めてしまいました。 他の小説や漫画でもよく有りますがご都合主義の記憶喪失が多すぎて嘆息しちゃいます。まーたこれかと・・・・ 「はっ!なんでこんな大事なことを忘れていたんだ!」←俺が「なんでこんな大事なことを忘れてんだ!」と言いたいw | ||||
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結局、そもそもどうしてそうなったの? という 根本的な部分が解明されないまま終わってしまうので、読破後のスッキリ感が低く ラストにももう一捻り欲しかったな~と思った 「惜しい」 作品でした。 一言で表すならば 『ループもの人狼ゲーム』 が近い。 ダンガンロンパや極限脱出ADV 善人シボウデスなどのゲームに似た雰囲気なのですが このお話にはアナウンスして時折ヒントをくれる、熊も兎も出てきません(笑) ただただ、不思議なルールに縛られた牢獄や森で1時間のループを繰り返すだけ… 誰が自分達を閉じ込めた犯人か? 自分達の中に潜むという鬼は誰か? どうすれば脱出できるのか? と…疑心暗鬼になりながら他のメンバーと駆け引きし 少しずつ世界の法則と謎を解き明かしていく過程は適度な緊張感があって 一気に読み進んでしまいますが、この手のループ物作品に慣れている方なら、 中盤で割と簡単にカラクリや結末が読めてしまい 少々物足りなく感じてしまうかも―― 設定やキャラ達も特殊ですし、初めからゲームソフトにして販売した方が とっつきやすかったんじゃないかな? と私は思いました。 悪くない…悪くはないんだけど、何かが足りない。そんな不完全燃焼なモヤモヤが残る作品でした。 | ||||
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通常ではありえない状況に男女6人が閉じ込められ、精神的に追い詰められていく、という設定は悪くないものの、今一つ話に入っていけませんでした。また、少し腑に落ちない箇所もありました。 ホラーサスペンスというにはやや中途半端な印象で、途中まではゲームのような感覚で読んでいました。 ただ面白くないわけではなく、最後はそれなりの愛情ドラマがあり感動もあります。但し、こんな設定であるなら、もっとホラー色を出しても良かったのでは、と私は思いました。 | ||||
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良く分からないままにストーリーが進んでいく(進んでいるんだと思う)。 状況を整理できない自分が悪いのだろうけれども、何がどのように進んでいるのかが理解できないままだ。 今はこういうスタイルが支持されるのだろうか? | ||||
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冒頭のよく分からない状況から、物語がスピードを増して二転三転していく前半は、かなり乱暴な「鬼探し」の展開についていく感じ。タイトルの意味に登場人物が気づくあたりは緊張感があって非常に面白かった。 後半は脱出への試行錯誤が中心となる。「なぜ」「どうして」「どうやって」という疑問を抱えながら一気に読める。しかし方法論ばかりで明確な原因や意図がわからないのが居心地が悪い。 生活感がない大きな意味不明な仕掛けがあるという点では、他の指摘にもあるように映画「CUBE」の影響を受けていると思う。また、リセットの概念がポイントになることなどはコンピュータゲームそのものである。 しかし、外部に「アパート」を持ってくるとか、そこに時間経過を残すような工夫は良いアイデアだったと思う。付け足されたという最終章も、それなりに効果はあった。 ただ最終的な読後感としては、意図不明な消化不良しか残るものがなく、シナリオ探しに時間を費やしたコンピュータゲームと同じだと思えた。 | ||||
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ストーリーは面白いと思うのだけど、描写が汚すぎて読みづらいです。 あと、「こんな人いるわけないだろ」っていう登場人物しかでてこず、共感できる点がない。 | ||||
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元々、Amazon KindleのKDPで個人が自作を発表していたものがヒットし、それに目をつけた出版社が編集者をつけて加筆・修正したものを紙の本で上梓すると言う。新たな才能を発掘する場になったって意味では日本の出版界にとって意義ある事ではあるのですが、読者の立場からするとやや本末転倒と言うか時代に逆行してるような気もします。 ちなみにKDP版は100円程度で買ったと思います。現在この加筆修正版をKindleで購入すると290円で買えます。 映画「CUBE」にインスパイアされたであろう脱出物サスペンスホラーで原因も仕組みも語られないのは個人的にありだと思います。個人的にはエンディングにもう一ひねり欲しいかと思っていたので修正されたか?と思いましたがそれは無かったようです。 | ||||
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本作品のジャンルをひとことで表現するなら、「ソリッド・シチュエーション・スリラー」──でしょうか。 これは、「ソウ」(ジェームズ・ワン監督:2004年)という映画作品がヒットした頃から、使われ出した用語。 その特徴は、登場人物達が、脱出が困難な空間に閉じ込められることから始まり、わずかな手がかりから、生死をかけて脱出を試みるという物語が展開すること。 そこには、「どうやって脱出するか」というサスペンスの要素とともに、「残虐な描写」というホラーの要素も含まれることとなります。 本作品では、主人公である男性教師と、5人の女性が、深い森の中のアパートの地下室に閉じ込められてしまう。 そこには、「リセット」という、不可解な法則があるのだが、その脱出を困難にさせているのが、「鬼」の存在。 題名である「お前たちの中に鬼がいる」という文言がメッセージとして、彼らに投げかけられ、6人の中に「鬼」が潜んでいるのではという恐怖心から、正に「疑心暗鬼」となってしまう。 このため、協力し合って脱出を図ることが難しくなってしまうのだった…。 本作品は、アマゾンの電子書籍として2012年に個人出版され、人気を博したものに加筆・修正し、商業出版されたものだが、恐らく、個人出版しやすい現代でなければ、多くの人の眼に触れることなく終わっていたでしょう。 新人賞を受賞してデビューしようにも、本作品は、ぴったり当てはまる賞がないような気がするからです。 ただ、それだけに、「既視感」は全く感じることがありませんでした。 それだけ、個性的で、新感覚であると言えます。 また、高評価したのは、物語の着地点。 「鬼」の正体を含め、こんなラストが待っているとは、全く想像していませんでした。 「どんでん返し」とは異質のものですが、ある種の「驚き」を感じさせるラストです。 登場人物の心理描写から、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、「エンタテインメント小説」を堪能したい方には、大いにオススメできる作品です。 | ||||
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良くも悪くもゲーム的。サイコホラーサスペンス調のオープングから、須永がエンジン全開でいかれているので、この先どうなるかゾクゾクしたが、段々と普通になっていってしまって最後は「なるほど、そういうことね」という感じに少し尻つぼみにまとまった。個人的には前半のテンションで最後まで行って、最後の10ページくらいで転調して欲しかった。 | ||||
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自費出版?したものの、印刷版? 内容は他のレビューにもあるように、設定自体は映画なんかにもあるような感じ。 もちろん自分には文章力はないし物書きにはなれないけど、本は好き。 作者は文章力はあると思うけど、これからの人なんだと思う。期待したい。 読みやすいが、好みはわかれる作品と思う。 本編の後に描き下ろしのショート作品あり。こちらも同じ印象。 | ||||
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【ネタバレあり】です。 閉じた空間、3階建てのアパートと地下室及び建物の周囲に閉じ込められた 6人の男女が脱出を試みる物語、と言うよりもゲームか。 1時間が過ぎるとリセットされ6箇所の定位置に戻され(6人の場所はランダム)、 所持アイテムはそのまま、リセット方法次第では傷も治ってしまう「不思議のダンジョン」のような設定。 6人のエピソードと、いくつかの「条件」を組み合わせるとこの分量になってしまうのか、 そこそこ長い文章。 だが、「そもそも」の説明は無い。 最近「Yes/No (True Love)」という洋画を見たが同じような感じがした。 人の手を越えた超自然(神又は悪魔の仕業)のような現象が起こり続けます。 が、誰が何のためにという説明は一切なく、また脱出条件が「罪を認識させる」というワリには 極悪人も登場しない。 その空間内では数日を過ごすが、現実では「須臾(しゅゆ)の時間」(まばたきをする時間)しか過ぎていないし、 例えゲームの中から戻れなかったとしても、現実の他者の時間の中で本人も普段の生活を続けられるのである。 つまり、バッドエンドであってもこちら側の時間の本人には影響は無い。 それどころかその空間での出来事を思い出さないだけ、本人にはとっては幸せかもしれない。 アパートの1階及び2階には、過去に同じゲームに参加した者たちのモノであろう痕跡が残っているが、 それさえも今回の6人に知らせる「設定」に過ぎないかもしれない。 だから巻末に書き下ろしが載っているが、それは「物語」ではなく「設定」又は後付の「裏設定」に思える。 とにかくゲーム的な本だ。だがそれがダメだとも言えないので可も無く不可も無く星3つとさせて頂きます。 主人公・須永彰の衝動的な行動以外に、どこか病気を思わせるフシがある。 ただ単にバイアグラを処方されていた、ということだけなのだろうか? | ||||
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本当にグイグイ読まされました。 最初は非現実的だし突飛だし、主人公もサイコ野郎だしなんて小説だ、なんて苦笑いしていたものの、途中からの求心力は凄い。 キャッチーで分かりやすい作品です。頭空っぽにしても読んで行ける。 テーマや文書中に何度も出るように、「ゲーム」と関係した話の展開。読んでいて、マンガやゲーム、アニメなんかにしやすそうだなぁ、というのは凄く感じます。 ネタバレは避けますが、主人公たちがこうもあっさり非現実を受け入れるのか、どうしてこうも発狂するのか、お前ら頭良すぎないか等々、おかしなところかもしれませんが、それは小説だしご愛嬌。途中から展開も読めたりするものの、割とスッキリとする作品でした。 ただ単純に、「不必要な勿体つけたがり」はこの作者の作風なのかなぁっていうのは気になりました。その点だけは少々くどい。 | ||||
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以下私の個人的な感想として、 実際のところ、イメージとしては、「継ぎはぎ」感と「冗長的感」が否めない。 が、設定がまぁまぁ面白いので読み通せる。 題材としては、洋画「CUBE」や邦画「インシテミル」が類似だろうか。 そういった映像化をイメージして書かれたかもしれないし、又はゲーム的映像を頭に保持して書かれたものかもしれない。 閉鎖空間の流れが組まれているので、やりかた次第では舞台化も不可能ではない、とも考えられているかもしれない。 ただ、心理内容的には読み手に無理強いさせられるところが多々ある。 本当にそういう境地に至るか? と話の持って行き方、方向性を疑う。 非現実的な空間と緊張感とのせいだとさせられる為、読み方に窮屈な感覚が伴う。 また、やたらとくどい説明がなされ、冗長的で、何度か手直しで塗り重ねられた大幅加筆感が見える。 それが話の本筋に関わる部分だったと分かったりすると、少しがっかりさせられるかもしれない。 ところで、本作品は実に現代的で、「死」に対する感覚が軽すぎる。 反面教師的ですらなく、やはりテレビゲーム感覚である。 物語として悪くはないが、感覚として同意できない部分が多く、個人的には嫌悪する部分もある。 文学ではなく、エンターテイメントとしての流れを素直に楽しむ為の作品だ。 | ||||
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500ページ近くあるにも関わらず、読みやすいです。 タイトルからしてホラー要素があるのかとドキドキしていましたが、 そんな事もなく。 ただ、乱暴な描写は多いです。 苦手な方は注意して下さい。 内容は特に退屈する事もなく、後半でダレる事もなく読めます。 つい先の展開を知りたくて読み続けてしまえる本ですよ。 | ||||
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手にした感じは、鮮やかな色彩のカバー、何か面白そうだなと期待しました。決してこの手の本が苦手とかそういうこともないんですが、正直私には今ひとつでした。バイオレンスなシーンも無駄に多い。読みすすめていくうちに引き込まれるだろうと思ったのですが、どこまで読んでも同じで、ラストはなるほど、とは思いましたが、感動とかはなかったです。必死で最後まで読み終えたと言う感じです。退屈でした。 | ||||
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※一切ネタバレはしません。 設定や展開だけを考えると大好物の筈なのに、いまひとつストーリーに魅了されなかったです。 年末年始の良いお供になるかと思いましたが読まなきゃという義務感ばかりが先に立つというか。 そうなるとこの立派なページ数が重くなってくるわけです。 読んで最後に知りましたがこれは割と若い作家さんの作品で、文そのものからはそれを感じなかったですが、 どこか状況の描写が中年の自分にはしっくりこないので(?)引き込まれないのかも知れませんね(勿論、それが世代のせいなのかどうかは不明です)。 冒頭で落書きみたいなものに書かれた「お前たちの中に鬼がいる」というのも出て来るのはもう少し先の方が面白い気がします。 作者はその時点で似た境遇の者が複数人居る可能性を示唆したかったというのも理解出来ますけれど、それはタイトルでバレていますし。 改めて最初の部分の文章って重要なのだなと思います。 いくつも読んだゴールデンエレファント賞関連の作品群の方が平均的に面白いというか読ませますね。 | ||||
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先の読めない設定と展開は物語にのめり込ませてくれます。 人物設定もわくわくさせてくれる。 スリルのあるスピード感が時間を忘れさせてくれるのはとてもよい作品の証拠。 難点をあげるなら、もう一ひねりほしかったかな? ゾクゾクする展開が終わりが近づくにつれてだんだんと弱くなった気がします。 最後の落としどころを考えれば、それも致し方なしかな。 | ||||
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3センチくらいの厚みの読み応えのある小説です。 私は、過去には赤川次郎さんや夢枕獏さんの小説を好きで読んでいました。時代背景は違う ものの、それににた感じもあったかもしれません。 ストーリーの序盤でレイプシーンがあり、安っぽい現代ホラー小説かと思っていました。 しかし、物語が進むにつれ引き込まれていきます。序盤のレイプシーンは終盤で繋がります。 正直なところ、最初の方は何が起きているのか意味が分かりませんでした。でも、分かって くると面白い。 感動したとかはありませんが、この本に引き込まれていくのが自分でもよく分かりました。 この小説に出会って、とても良かったと思います。 | ||||
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閉じた世界?とかっていうのが苦手です。 生存競争?っていうのも好きではなくて。 知人に勧められて、読みはしたものの読後にある達成感?はありませんでした。 「バトルロワイアル」を読んだときとよく似ているような気がします。 | ||||
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