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お前たちの中に鬼がいる
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お前たちの中に鬼がいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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主人公は女性を容赦なく殴るクズです。 そんな善人ではない男と謎を抱えた女5人の計6人が謎の場所から脱出する為に、時には協力して、時には敵対し、そして裏切りをしたりと息もつかせぬ展開で先が気になってしょうがないくらい楽しめました! ただ、中盤以降から序盤のハラハラする勢いがなくなっていき、さっきまでの敵対が嘘のように皆が仲直りしてハッピーエンド。 個人的にはドロドロした展開が好きだったんで、予想外のハッピーエンドで拍子抜けしてしまいました。 この手のホラーでハッピーエンドを求めていない、自分のような捻くれ者には合わなかった。 | ||||
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主人公の思考と言動に度々いらついて、感情移入しにくかったです。 | ||||
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主人公の異常な行動が多い。 でも最後まで読むとその理由が解明する。 最後までドキドキしながら見ることができました。 | ||||
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ファンタジー物と理解すれば違和感なく読み進められる。山田悠介物をやや重厚にした感じ。ただ後半にかけての人間模様には単なるファンタジーを超えたドラマを印象付けられ、目が離せなくなった。 最後は読者の期待する展開になると、後味も良かったのでは・・と思ってしまった。 総合的には悪くないと思います。 ちなみにミステリーの要素もあり。 | ||||
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唐突に非日常の世界から始まる物語だが、設定自体は興味深く、先を読み進む意欲にはさせてくれる。しかしながら期待に反して展開がなかなか進まない。作者は心理の読み合い、囚人のジレンマ的な面白さを狙っていたと思うが、それぞれのキャラに共感できる要素が少ないと感じた。中途半端な謎解きミステリーという印象。ただ、面白くなりそうな要素もあるので、次作に期待したい。 | ||||
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いわゆる複数の人間がいる密室で繰り広げられる顛末を追う ソリッドシチュエーション系の本書ですが、 如何せん、設定ありきで話を進めてる感が否めず、 強引な展開などに若干付いていけなくなります。 また、その話の根幹となる設定さえも 御世辞にもよくできているとはいえるものでないので 読めば読むほど話に入っていけなくなります。 ただ、そういった矛盾や粗はこういったジャンルものには ある程度は付いてまわってくるものだと思いますので、 こういったものが大好きな方なら広い心で許容して楽しめるかと思います。 参考にして頂ければ幸いです。 | ||||
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□ どんな本? 主人公は、ある建物の中で目覚めます。 地下室の中にいるのは、男性の主人公の他に若い女性が5名いるのみです。 そしてこの5人には一定のルールが課されていた。 一定時間経過、又はある行動を取るまでの間、自由が確約されているのは1人のみ。 残る5人は椅子に縛り付けられ、動く事は出来ません。 自由な1人は彼らの拘束を解く鍵を持っており、自由な判断で一緒に行動するメンバーを選べます。 そして彼らは二つの派閥に別れながら、地下室や、近くにある同じ境遇に置かれ、死んでしまった人のいるマンションを調査しながら、脱出を試みます。 ヒントは『お前たちの中に鬼がいる』という言葉のみ。 マンションの中に残されている死体は、脱出するための鍵となる鬼なのか…? 限られた時間の中、お互いに自由な時間を駆け引きに利用しながらの、脱出劇です。 □ 恐い本? この本の表紙が誤解を生みそうなので、注釈をしておきます。 別にホラーの本というわけではありません。 マンションの中には過去に逃げ損ねた人の死体があり、主人公たちが脱出のためにその部屋を入念に調べるなどの描写があるので、決して誰にでもお勧めできるという内容ではありませんが、それほどきつい描写は無いので、表紙やタイトルに警戒しすぎることは無いかなと思います。 作品の大部分は中にいる人間同士の駆け引きなどの心理面が描かれています。 □ 感想 他の方の指摘の通り、文章は余り上手いとは言えません。 特に人物の描写においては、挿絵の無い小説を読むのに大切な部分だと思っているのですが、文章中にその発言や動作をしたのが誰なのかの記述がないと、誰が誰なのかも判りませんし、それぞれのイメージも浮かび上がってきません。 この部分を重視する方は要注意です。 閉鎖空間からの脱出ミステリーとして、一気に読んでしまうなら、先が気になってグイグイと引き込まれていきます。 ただ前半がどうすれば脱出できるのか、脱出できる方法を見つけ出そう…という事で、二つの派閥が捜索を続けて、お互いに駆け引きをしながら情報交換をしていくという展開なのに対し、最後に出てくる脱出するために必要な事というのが、ちょっと拍子抜けというか、前半あんまり関係なかったなーという、苦笑になってしまうかも知れません。 480ページもある割には、スッと読めて、それなりに楽しめました。 | ||||
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題名にひかれて、読んでみました。 一読では、理解しえない部分が多々あるので、もう一度読んでみようと思います。 | ||||
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キャラを掘り下げてくれないため、キャラへの感情移入が 非常にし辛かったですね。どこかでみたような題材ですが、 ともあれストーリー自体は面白いです。けれどキャラへの 感情移入が出来ないため、ストーリの表面をただなぞっているような 感じがして、最後まで物語にのめりこむことが出来ませんでした。 盛り上がりにも欠ける展開で、いま一つの出来だったと思います。 決してつまらない作品ではないのですが、入り込み辛く、 また盛り上がりに欠ける。そういった微妙な作品でした。 | ||||
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入手して、読みました‼︎ ホラー小説と下田ワールドがマッチして、雰囲気を出しています。 ページ配置が二段になっていて、読みやすいと思いました。 しかし、思いのほか長編で、少しだれてしまいました。 スッキリしない読後感でした。 以上、感想まで…。 | ||||
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広告で気になったので購入。表紙がいいですね。 内容としては普通に楽しく読めました。しかし、回収出来ていない点も多いので、これからに期待したいな、との感想に至りました。 ※以下ネタバレ含みます。 まずは2003年の部屋を出す必要あったのかな?という事。バイオレンスなシーンは強調されますが、バラバラにしたり焼死にする必要はないかなと思いました。作中も途中から素通りされちゃってますしね。 次に組織とか作中で匂わした割には、この監獄?を作った者達の目的が見えない。結局何のためにやってるの? そしてゲーム機は結局誰が隠してたのかな? 第三者が更にいるのかと思ったらあれ、終了...。 最後に謎の女性の行動が急変しすぎです。あれだけ頭が切れるのに最初は感情的になったり、鍵を見つけられなかったりという有様。 2003年メンバーの話も含めて、続きを書いて疑問点を回収してほしいですね。その意味でも今後に期待したいです。 | ||||
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良く分からないままにストーリーが進んでいく(進んでいるんだと思う)。 状況を整理できない自分が悪いのだろうけれども、何がどのように進んでいるのかが理解できないままだ。 今はこういうスタイルが支持されるのだろうか? | ||||
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冒頭のよく分からない状況から、物語がスピードを増して二転三転していく前半は、かなり乱暴な「鬼探し」の展開についていく感じ。タイトルの意味に登場人物が気づくあたりは緊張感があって非常に面白かった。 後半は脱出への試行錯誤が中心となる。「なぜ」「どうして」「どうやって」という疑問を抱えながら一気に読める。しかし方法論ばかりで明確な原因や意図がわからないのが居心地が悪い。 生活感がない大きな意味不明な仕掛けがあるという点では、他の指摘にもあるように映画「CUBE」の影響を受けていると思う。また、リセットの概念がポイントになることなどはコンピュータゲームそのものである。 しかし、外部に「アパート」を持ってくるとか、そこに時間経過を残すような工夫は良いアイデアだったと思う。付け足されたという最終章も、それなりに効果はあった。 ただ最終的な読後感としては、意図不明な消化不良しか残るものがなく、シナリオ探しに時間を費やしたコンピュータゲームと同じだと思えた。 | ||||
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自費出版?したものの、印刷版? 内容は他のレビューにもあるように、設定自体は映画なんかにもあるような感じ。 もちろん自分には文章力はないし物書きにはなれないけど、本は好き。 作者は文章力はあると思うけど、これからの人なんだと思う。期待したい。 読みやすいが、好みはわかれる作品と思う。 本編の後に描き下ろしのショート作品あり。こちらも同じ印象。 | ||||
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【ネタバレあり】です。 閉じた空間、3階建てのアパートと地下室及び建物の周囲に閉じ込められた 6人の男女が脱出を試みる物語、と言うよりもゲームか。 1時間が過ぎるとリセットされ6箇所の定位置に戻され(6人の場所はランダム)、 所持アイテムはそのまま、リセット方法次第では傷も治ってしまう「不思議のダンジョン」のような設定。 6人のエピソードと、いくつかの「条件」を組み合わせるとこの分量になってしまうのか、 そこそこ長い文章。 だが、「そもそも」の説明は無い。 最近「Yes/No (True Love)」という洋画を見たが同じような感じがした。 人の手を越えた超自然(神又は悪魔の仕業)のような現象が起こり続けます。 が、誰が何のためにという説明は一切なく、また脱出条件が「罪を認識させる」というワリには 極悪人も登場しない。 その空間内では数日を過ごすが、現実では「須臾(しゅゆ)の時間」(まばたきをする時間)しか過ぎていないし、 例えゲームの中から戻れなかったとしても、現実の他者の時間の中で本人も普段の生活を続けられるのである。 つまり、バッドエンドであってもこちら側の時間の本人には影響は無い。 それどころかその空間での出来事を思い出さないだけ、本人にはとっては幸せかもしれない。 アパートの1階及び2階には、過去に同じゲームに参加した者たちのモノであろう痕跡が残っているが、 それさえも今回の6人に知らせる「設定」に過ぎないかもしれない。 だから巻末に書き下ろしが載っているが、それは「物語」ではなく「設定」又は後付の「裏設定」に思える。 とにかくゲーム的な本だ。だがそれがダメだとも言えないので可も無く不可も無く星3つとさせて頂きます。 主人公・須永彰の衝動的な行動以外に、どこか病気を思わせるフシがある。 ただ単にバイアグラを処方されていた、ということだけなのだろうか? | ||||
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以下私の個人的な感想として、 実際のところ、イメージとしては、「継ぎはぎ」感と「冗長的感」が否めない。 が、設定がまぁまぁ面白いので読み通せる。 題材としては、洋画「CUBE」や邦画「インシテミル」が類似だろうか。 そういった映像化をイメージして書かれたかもしれないし、又はゲーム的映像を頭に保持して書かれたものかもしれない。 閉鎖空間の流れが組まれているので、やりかた次第では舞台化も不可能ではない、とも考えられているかもしれない。 ただ、心理内容的には読み手に無理強いさせられるところが多々ある。 本当にそういう境地に至るか? と話の持って行き方、方向性を疑う。 非現実的な空間と緊張感とのせいだとさせられる為、読み方に窮屈な感覚が伴う。 また、やたらとくどい説明がなされ、冗長的で、何度か手直しで塗り重ねられた大幅加筆感が見える。 それが話の本筋に関わる部分だったと分かったりすると、少しがっかりさせられるかもしれない。 ところで、本作品は実に現代的で、「死」に対する感覚が軽すぎる。 反面教師的ですらなく、やはりテレビゲーム感覚である。 物語として悪くはないが、感覚として同意できない部分が多く、個人的には嫌悪する部分もある。 文学ではなく、エンターテイメントとしての流れを素直に楽しむ為の作品だ。 | ||||
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※一切ネタバレはしません。 設定や展開だけを考えると大好物の筈なのに、いまひとつストーリーに魅了されなかったです。 年末年始の良いお供になるかと思いましたが読まなきゃという義務感ばかりが先に立つというか。 そうなるとこの立派なページ数が重くなってくるわけです。 読んで最後に知りましたがこれは割と若い作家さんの作品で、文そのものからはそれを感じなかったですが、 どこか状況の描写が中年の自分にはしっくりこないので(?)引き込まれないのかも知れませんね(勿論、それが世代のせいなのかどうかは不明です)。 冒頭で落書きみたいなものに書かれた「お前たちの中に鬼がいる」というのも出て来るのはもう少し先の方が面白い気がします。 作者はその時点で似た境遇の者が複数人居る可能性を示唆したかったというのも理解出来ますけれど、それはタイトルでバレていますし。 改めて最初の部分の文章って重要なのだなと思います。 いくつも読んだゴールデンエレファント賞関連の作品群の方が平均的に面白いというか読ませますね。 | ||||
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設定は良い。 序盤の先の読めない展開も良い。 キャラクターは物語の進行のためだけに存在しており言動が支離滅裂。 極限状態の心理を考えても無理がある。 終盤は急速にスリルがなくなりぐだぐだ。 せめてもう一回どんでん返しがあれば、と思ってしまう。 極限状態の心理戦を過剰に期待すると裏切られるでしょう。 努めて小さなことを気にせず、ストーリーだけを追いかけようにしたので楽しめました。 謎を解こうとタイムテーブルなどを作ろうかと思ったけど、結果としてそこまでのロジックは必要なかった。 こういう作品は好きなので、次回作に期待します。 | ||||
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設定は面白いがストーリーが強引。 登場人物もイマイチ魅力に欠ける | ||||
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