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黒い波 破滅へのプレリュード
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黒い波 破滅へのプレリュードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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この時期、パンデミックにどう対応するのかに注目して読みすすんだけど、なんか人物や人間関係を性的な表現抜きでは表現しえない作者なのかしら。必ずと言っていいほどその方向で描写を深めようとする。それがウザいし、邪魔。もっと、未知の領域に踏み込んだ災厄の表現や科学的な裏付けのある解説が読みたいのに、そこへの言及はまああきれるほど簡単。そのくせ、これは予兆にしか過ぎないとか・・・。読後は、きっと、うーん、うーんってなりますよ。 | ||||
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黒い波が襲って来て、それに飲み込まれた生物は、瞬時に骨となってしまう。これが意外と怖くない。久しぶりの怪物小説と期待満々で読み始めたのですが残念です。肝心の怪物が怖くないのですから・・・。怪物の描写の簡易さの割りにそれに対応する人間側の描写は、くどすぎる。アメリカの大統領、補佐官、科学者等の人間関係の描写が大きなスペースをとっています。前編の7割くらいは、その描写に使っています。そこで描写されている事柄が今後の筋だてにどう係ってくるのか全く予測できない。これだけ事細かに人間関係を描いている割に、大統領府、科学者の描写が、安っぽい。こんな世界的な災害に対して召集された科学者が、大統領の信頼する補佐官(しかも、大統領と寝ているらしい)の前の妻だけですか?この40代の女性科学者が、好感を持てない人間です。。翻訳小説には、よく見られる描写ですが女性側の性欲描写が本作でも鬱陶しい。まじめに研究だけやってろよ、そんなことだから離婚する羽目になるんだ・・・というのは私の感想・・・。とにかく登場人物に対する反感が募ってきて読了するのに苦労しました。 | ||||
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けっこう期待して買ったのが悪かったかもしれない。 まさに「プレリュード」がこれほどぴったりの小説も珍しい。かなり分厚い小説なのに本編に関する部分は3分の1にも満たない。海外の(特にアメリカ)作品にみられることだが、とにかく登場人物のプロフィールというか、本編とほとんど関係のない登場人物の結婚生活や恋人との葛藤だとか、子供のころの生活だとか、親との関係とか、同僚との恋愛話だとかいった(少なくとも無くても影響は大きくない)個人的な話がえんえんと続く。5ページくらい端折り読みをしてもほとんど困らない。3行もあれば済むような話を何ページにも不必要に膨らましている。とにかくワード数を増やして原稿料を稼ごうとしているのではないか?と勘繰りたくもなる。それに翻訳の責任もあるのかもしれないがパニック部分の表記もわかりにくいのでリアル間がいま一つだし、事件が飛びすぎていてどこに主題があるのかわからない(これは続編で収束していくのだろうけど)。 あくまでも「プレリュード」だからいいのかもしれないが、肝心のパニック部分も異様に尻切れトンボで中途半端。 「えっ?!」 という終わり方。1000円以上ださせてながーーーい「前書き」を読まされた感じだ。 まぁ、次作の展開に期待というところなのだろうが作者はいったい何巻まで続ける気なのだろうか。 登場人物の人生に興味がある方にはいいかもしれない | ||||
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