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喧嘩
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喧嘩の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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待ちに待った疫病神シリーズの最新刊。ほかの方と同様に一気読みでした。 前作で破門された桑原さんですが、いちおう堅気ということになっていますが…… タイトルにあるように、強いこと(ヒドイこと?)この上なしです。 あのような振る舞いで、堅気などとよく言えるぁ(笑) もちろん、その暴力装置があったからこそ本作も解決に至るわけです。 一方の二宮くん……もうすぐ40歳になるそうですが、相変わらずの金欠病っぷり。 お金を手に入れるたびに桑原さんと交渉し、値切られはするものの、派手に使ってしまいます。 あれでは金欠であるのも納得です。 お金絡みでのいつもの二人の会話も読んでいてホっとしますしね。 今回は、選挙や議員秘書にヤクザ組織も絡んでくる問題を二人が金に変えていきます。 大手組織の組員相手にも、引くどころか叩きのめしてしまう桑原さん。 喧嘩に勝ちはするものの 、破門という身はさすがの彼にも堪えるらしく、その姿には悲哀を感じてしまいます。 ラストに二宮と木下という二蝶会 嶋田若頭のガードを務める若者の会話がありますが、やがてなくなるであろうヤクザとそれに関わる職業の人たちの悲しさが溢れていて切なくなりました。 その会話の前には、次作以降も期待せずにはいられないことも起きますし! なので、著者である黒川さんにはますます頑張っていただきたいものです。 今回少しだけ残念だったのは、いつもよりもヴォリュームがやや少ないように感じたことです。 毎度一気読みしてしまうので、楽しむ時間を少しでも多くしたいという貧乏くさい考え方です(笑) 桑原さんに怒られそうなので、これくらいにしておきます〜 | ||||
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黒川氏の人気シリーズ。 本作もこれまでと同様に一気読みする面白さだった。 今回はお馴染みの2人、すなわち建設コンサルタントの二宮とヤクザ者の桑原(現在破門されている)の2人、が選挙戦の暗部に金の匂いを嗅ぎつけ大立ち回りを演じる。 毎度の事ながら2人の会話の面白さ、会話中に桑原に毒づく二宮の心の声が面白い。 またストーリーのスピード感が絶妙で、黒川氏の小説ではやはりこのシリーズが一番面白い。 本作品では、特に桑原はヤクザ者として一流の働きを演じている印象。 ヤクザ者を主人公にしているエンタメ小説で本当に面白いものは少ない中、このシリーズは末長く続いて欲しい。 いずれ桑原が組長になって活躍する姿を読んでみたいものだ。 | ||||
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疫病神シリーズ、今回の舞台は政治ゴロ。 今までの作品よりも筋が分かりやすく、一気に最後まで読まされました。 この腐れ縁コンビの所作一つ一つが面白く、時にクスリとさせます。 | ||||
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非日常な極道な世界にヘタレだがしっかりちゃっかり食らいつく主人公とイケイケヤクザの掛け合い漫才が最高です。 | ||||
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前作「破門」で桑原さんが破門になったこと、現実の世の中でも暴対法、暴排条例などでヤクザの世界も先細りになっていることなどで、これから「疫病神シリーズ」はどうなるのだろう?と心配していました。 破門になってもとりあえず桑原さんは元気でイケイケですが、やはり代紋がないのは苦しい。 今回は、地方議員を中心とした政治家の話です。シリーズ2作目の「国境」を越えるスケールではありませんでしたが、最後は「めでたしめでたし」で終わったので、ご祝儀で☆5つです。 | ||||
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