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吉原手引草



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【この小説が収録されている参考書籍】
吉原手引草
吉原手引草 (幻冬舎文庫)

吉原手引草の評価: 4.03/5点 レビュー 37件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.03pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全37件 21~37 2/2ページ
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No.17:
(1pt)

忍耐必要

どうしてこの話がえんえんと続くの?
作者の博識はよく分かるけど、最後まで読めなかった。
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No.16:
(2pt)

評価はいいみたいですが、

インタビューが物語を構成している形式は変わっていて斬新と思う。しかし、内容がつまらない。ミステリーというほどの謎もなく、吉原で働く人のインタビュー形式の話がだらだらと永遠に続く。しかも似たような話が。読んでいて何度も眠くなった。読み終わってから数ヶ月してからこのレビューを書いているが、結局失踪の原因はもう思い出せない。それほど印象に残らない作品です。
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No.15:
(5pt)

素晴らしい。文句なし!

アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。
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No.14:
(3pt)

一応は直木賞受賞作

最後まですんなり読ませる。
しかし、同じ吉原舞台の隆慶一郎『吉原御免状』と比べると×0.4くらいだ。
あくまでも「事件」であって、「人物」ではない。
もう少し人物の掘り下げが欲しかった。
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No.13:
(5pt)

大人の書。

人生の悲哀だの、男女の駆け引きだの、人の生き様だの、身に染みてわかる年齢だからこそ面白い一冊。
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No.12:
(3pt)

いまひとつ新鮮味に欠ける

新吉原の中の職業人毎に藪の中風に仕立てていて、書き分けはさすがに
プロの仕事だなと思う。しかし、すでに吉原を舞台にした物語になじん
でいたり、基本的な知識をもっているものにとっては、ガイドブック風な
とってつけた話者の「職業紹介」にいささか興がそがれる。
古典落語の「明烏」「三枚起請」「五人廻し」などの廓ものになじんでい
る方にとっては、正直、説明のためとはいえわざとらしくかんじるでしょう。
素人への説明という仕立ては、隆慶一郎「吉原御免状」の二番煎じじゃないか
とおもった。
個人的には「吉原御免状」や皆川博子「恋紅」など、優れた吉原ものがあるので
どうしても色あせて見える。

あと、本書でも初会(初顔合わせ)→裏を返す(2回目)→馴染み(3度目)と
いう花魁となじみになる習慣がまことしやかに描かれているが、永井義男氏に
よれば史料的な裏付けのない「伝説」だそうだ。
また、花魁がいろんな芸を稽古したという下りで、その芸のひとつに長唄と
ならんで小唄もあげられている。長唄はいいとしても、ここでいう小唄は、
閑吟集のような小歌のことではなく、いわゆる端唄のことだろうか?
十八大通がモデルとおぼしき札差が登場したり、「呼び出し」「昼三」とか、
少し前の記憶として奈良茂にふれられているので、本作の舞台設定はおそらく
18世紀後期の吉原のように思える。
ならばここでいう小唄は、所謂、江戸小唄ではないよなと、少々気になった次第。
(どういう小唄だろうかと・・・)
語られるが決して登場しない主人公という意匠自体も、少々手垢にまみれた感じ
がしないでもない。あと、話者の話をとおした葛城の造形も今一つ平たんな像しか
結ばす、薄く魅力に乏しい感じがする。
題名の「手引草」の「草」は、徒然草とかと同じように、メモとかいう意味だろうが、
忍者の「草」(身分を隠した隠密)にもかけているのだろうか・・・
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No.11:
(2pt)

途中で放棄

一言で、だらだら文章で読みずらい。

二言では、変な当時の日本語が変で、一貫性がない

会話の中に花魁言葉がちりばめられているが、ほんまかいなと??

芥川賞にしろ、直木賞にしろ、チマチマした題材で、チンケなストリーが

最近読んだ感想です。

一流の作家が選考委員なんでしょうが、商業主義が先行して矮小化感が

半端ないと酷評したくもなる。 読者にも責任の一端があるかもしれない
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No.10:
(3pt)

吉原の殺人事件

直木賞受賞作ということで読み進みましたが、十返舎一九の孫弟子らしき人物が関係者への聞き取りで

核心に迫っていくという構成を執っています。

最初から最後までがヒアリングになっているのでワンパターンになっており、読み手としては飽きがきます。

花魁の人間模様を女流作家の手で生々しく描く物語にして欲しかったと思いました。
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No.9:
(5pt)

「えっ?」という終わりに導かれました

江戸の捕り物小説をよく読みます。
捕り物にもミステリーはつきものですが、「吉原手引草」は、一味も二味も違ったミステリー
でした。
当初は「色恋事で事件が起きた」くらいにしか思わずに読んでいたのですが、関係者の
インタビューでも、なかなか真実が見えてきません。
それが、本当を語らない吉原らしさ、なのかもしれませんが。
ちらりちらりと、花魁葛城はお武家の出ではないかという筋が見え隠れしてきます。
そして、最後で、はっとしました。
たいへんに惹きこまれた作品でした。
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No.8:
(5pt)

最高峰の快作

細や個人的な感想文はいらない。

もう凄いの一言。

とにかく読書家も読書に興味が無い方も読んでみてください。

そうそう出会えない

日本文学最高峰の快作です。

最後に改めて…はぁ凄かった!!!
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No.7:
(4pt)

時代物(江戸)好きならば読むべき本

構成はちょっと変わっていて、壬生義士伝風といえばそんな感じか。
書き手が吉原に関わる様々な人に聞き取りをしながら物語が進行していく。はじめはこの本がどんな本なのかも知らず、何のためにこのような聞き取りをしているかも判然とせず、原則的に「  」の会話もなく、聞かれる側の言葉を書き起こす形態だったので、読み進めるのに戸惑った。はっきりいうとちょっとイライラしたところもある。
中盤から一気にストーリーに引き込まれ、何が起きたのか、どうなったのか、を早く知りたくて、一気読みに変わってしまった。
本筋については見事なできですが、ミステリー的一面もあるので書かない。
が、それとは別にこの本の素晴らしさは、吉原のしくみ、吉原で働く様々な人、客などなど、かなり掘り下げて書かれた内容にもあると思う。
江戸の時代物小説を読むと、必ずと言って良いほど吉原は登場する。登場はするが、物語進行上の色気を伴ったアクセサリ的な位置づけが多い様に感じる。「吉原」が舞台の小説がほかにもあるのは知っていたが、なんとなく手を付けずにいた。この作者を含めてだが、他にも吉原が舞台の小説を読んでみたくなった。
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No.6:
(5pt)

傑作!

主人公が吉原関係者にインタビューしていく形式で話が進む展開も読みやすい。しかもその相手の人物一人一人に味が出ており、描きわけの筆力が最高☆江戸時代の空気も感じられてあっという間に読み切ってしまう作品です。この作家に出会えて良かった。
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No.5:
(3pt)

もうひと工夫、ふた捻りが必要

十数人の独白だけで構成された変わった構造の時代ミステリで、第137回直木賞受賞作。
 読んでいくと、ある花魁がなにかの事件を起こしたらしいことがわかってくる。その全貌を知りたがる質問者が関係者を一人ずつ訪ねていくが、質問に対する答えだけが会話体で記され、物語が進行していく。
 事件がどんな内容だったのか、質問しているのはどんな人間で何の目的なのかは、終盤まで伏せられている。

 ではどんな興味で読者を引っ張るのかというと、廓の習慣や用語、職制や役割分担などの解説がそれで、タイトル通り吉原ガイドブックとしての面白さでつないでいく。
 時代もののミステリは単純にならざるを得ないので、面白くするのはかなり難しい。本作も例外ではなく、トリックに意外性がなく、鮮やかなどんでん返しもない。では、吉原ガイドブックとしてどうかというと、そこそこ興味深いが、特にびっくり、面白いということもない。

 延々と独白で引っ張るのでメリハリがなく、ミステリとしても一本調子で起伏がない。直木賞受賞作だからもちろん上手いが、その割には平板な印象しか残らない。もうひと工夫、ふた捻りが必要だと思った。
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No.4:
(5pt)

good

商品は良く。配送も速やかでした。--------------
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No.3:
(4pt)

手引書 プラス 物語 だ。

手引きと物語がきれいな流れになっていた。紙の本も読んだし、今回は電子版でも読んでみた。この本は電子版の方がいいようだ。それは区切りで、小休止できるからだ。
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No.2:
(5pt)

引き込まれます

馴染みのない花魁の世界ですがそのままストーリーに入っていける。徐々に核心に近づいていく書き方で一気に読んでしまいました。葛城の姿とその意思、気持ちの強さも目に浮かぶようです。思いを遂げた彼女は何処に行ったのだろうか。
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No.1:
(5pt)

勉強になり、かつ面白い

この小説当時の吉原のシステムがわかり、しかも良質のミステリーが味わえます。
1粒で2度おいしい小説です。
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