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リバース



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【この小説が収録されている参考書籍】
リバース (幻冬舎文庫)

リバースの評価: 3.64/5点 レビュー 28件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.64pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(5pt)

リカ誕生秘話。シリーズ最初の物語。

リカシリーズの三作目にしてリカ誕生を描いたリバース。
時系列としては、リバース→リカ→リターンという順番ですが、刊行順に読むほうが得体の知れない化け物誕生理由をより楽しむことができるかと思います。
本作の主人公は田舎育ちの女、幸子。基本的に幸子が神父さまに送った手紙に記された内容で物語が進むというもので、前二作品とは違ったテイストになっています。
ですます調ということもあり、少し読むのに手こずりますが、これはこれで面白い作品です。
梨花と結花。そして、その両親の一見幸せな生活。しかし、どこか異質で異常な行動が恐ろしく、この状況からリカという悪魔が誕生した理由には嫌でも納得してしまうという。
とはいえ、この巻で描かれたリカ誕生ストーリーは後のシリーズにも関わる部分なのでしっかり読み解くと今後のリカの物語を一層楽しむことができると思うので、シリーズ好きには欠かせない一冊だと思います。
リバース (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:リバース (幻冬舎文庫)より
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No.14:
(5pt)

自分は「リカ」より良かった

世間的には「リカ」が評価が高いようだが自分的には2作目3作目の「リターン」「リバース」の方が良かった。「リカ」はただひたすらハラハラしたい人向け。かなり無理矢理であまりに現実味が無い。
「リターン」「リバース」の方が順序だってきちんとストーリーが出来上がっています。
「リバース」の家政婦目線で話が進むところも秀逸です。自分は「リバース」でこの作家さんが好きになりましたね。
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No.13:
(4pt)

いや、面白かったですよ

リカで久し振りにホラーの傑作に出会えたと満足し、リターンで思いっきし肩透かしを食わされて、それ以来、続巻が出ているのは知っていましたが、このシリーズに食指が動くことはありませんでした。
気まぐれ半分もしかしたら半分で読み始めました。主人公の幸子に感情移入(ホラー映画を見ながら違う違う逃げろ逃げろって口の中でつぶやく感覚かも)したのかもしれませんし、この手の小説に慣れている人なら中盤にはオチが分かり(どんでん返しさえ予想の範囲内)ますから、後はそれをどう見せてくれるのかを期待してしまったのかもしれませんが、面白くてページをめくる手を止めたくなくなりました。
作品中にも、そしてリカともつながる伏線が見え隠れし、その辺をおさらいしながら読み返してみたい。
一つ文句をつけるなら、帯を見るとこの話は80年代前半の設定ですが、だとするとちょっと昔すぎるかな。舞台は70年代のテイストだと思います
あ、あと幻冬舎文庫は背表紙にあらすじが書いてありますYこのページにも同文が作品紹介に書いてあります)が、後で読み返すとほぼほぼストーリーの全部です。(文中の「留守番電話」は325ページ中の314ページの話し)読み始める前に脳内のリセットボタンを押しておくようにしましょう
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No.12:
(5pt)

面白い

クセになる面白さ。
ドラマから入った人間ですが、元々小説も好きで購入しました。
怖さがクセになり、面白いです。
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No.11:
(4pt)

TVドラマ以上ではなかった

TVドラマのリカ・リバースを見て非常に面白かったので原作を読んで見たのですが、残念ながらTVドラマ以上のものはあまりなく緊迫感もそれほど感じなかったので、特に読まなくても良かった感じでした。

ちなみに「リバース」はリバースギヤの"REVERSE"だと思ったら、REBIRTH(再生、蘇生)なのですね。
このタイトルも作品の内容を匂わせるものになっています。
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No.10:
(5pt)

負けず劣らず衝撃怖い結末

リカシリーズはこれで3作目。前作のリフレインに続いて夢中で読んだ。あの「リカ」がどうして生まれたのか十分納得できる。そしてこれも衝撃的な結末が待っている。ある程度予測できていても終わり方はヒッチコックの「サイコ」を思わせるようなぞわぞわくる怖さがある。双子の妹の本当の?梨花や母親がどうなったかなどいくつかの謎は残るが、妹の結花が生き残り「リカ」になって生まれ変わるというのが「リバース」の意味なのだと理解するのが読み方としては正しいのだろうか。結花が中学校に入りたての頃に罹った謎の脳腫瘍。これも後の狂気への萌芽ではなかったかと思わせられる部分もある。一見幸せに満ちた家庭のドロドロはよくある話で小説としてもドラマとしても描きやすい世界で、狂気を語らせる家政婦の幸子を市原悦子さんに置き換えればそのまま「家政婦は見た」でもおかしくはない。が、この物語の後に展開される綿々と続く恐怖の幕開けだと考えれば、このストーリーを読んでこそ後のシリーズも
よりおもしろみを感じられると思った。
これから綿々と続く狂気と恐怖が展開されることが
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No.9:
(5pt)

圧巻

圧巻の面白さと恐怖と
この作品のシリーズコンプリートしました。五十嵐先生ファンになりました!
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No.8:
(5pt)

ドラマ版から入った人へ

こちらはドラマでは映像化されなかったものの
ドラマの中でたまにセリフであったり行動であったりした原因になる出来事が書かれています。
(一部謎がありますが)

主人公は田舎から東京に憧れてお金がないので住み込みで働ける家政婦になる
事故で両親を失ってから教会で育ったいい意味でポジティブ思考
悪い意味では鈍い所がある女性です。
本人の人望はあると思うのですが
周りの人が普通の感性を持っている為お世話になっている家から離れるのも理由を勘違いしてしまうような女性の
女性からお世話になっている神父さんに宛てて書いた手紙風のストーリーになっています。

「リカ」がどのような生活を送ってきたのか、
家庭が壊れていく不気味さや怖さがテンポ良く読み易く書かれていてあっという間に読んでしまいました。

個人的にはリカについて謎がいくつか残っているのですが
この一冊だけでも機能不全家族、毒親、それに影響される周りが主人公の手紙風の文章から見られ
そっちの方向を知りたい方にも面白いのかなと思います。

ホラーサスペンスという感じで、
最後の章やエピローグで一気に盛り上がります。

次の巻である「リハーサル」ではドラマの第一部が描かれているとの事で楽しみです。

ドラマを観ていた方、ゾクゾク系のホラーサスペンスが好きな方、
読み易い小説を読みたい方にお勧めします。
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No.7:
(5pt)

衝撃の内容

リカシリーズ楽しみにしていました。衝撃の内容に感動です。
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No.6:
(4pt)

リカの狂気のはじまり

あの「リカ」はこんな生い立ちを持っていたのですね。
いろいろと腑に落ちました。
近年、現実の世界でおぞましい事件が多いため慣れてしまっているのか、
この物語の中のいくつかの事件には驚くことが少なかったけれど、
「リカ」という人間形成の過程がぞわぞわ迫ってくる怖さがありました。
次回作も期待しています。
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No.5:
(5pt)

あのリカはこうして誕生した!

あの最恐ストーカー「リカ」の幼少期のお話。
「リカ」「リターン」を読んだ方はきっと読まずにはいられないでしょう。
医者で明るい性格だが女好きの父親。
普段はとで優しいがスイッチが入ると「これはあなた達のため」と言いながら虐待とも言える行動をする母親。
美しく誰からもお姫様扱いをされる、わがままなリカ。
姉のリカほどではないが、端整な顔立ちで少し内気な妹のユカ。
お話はそんな家に雇われた家政婦の幸子からの視点で進んでいく。
まだ若く、田舎者で純粋な幸子はこんな華やかな家に雇われたことに幸せを感じ懸命に働くが…。
口語調でとても読みやすかった。
ラストは途中で気づいてしまったけど、とても怖かった。
幸子がとても良い子なので、幸せになって欲しかった…
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No.4:
(4pt)

昔風のミステリー

そんな雰囲気を感じました。
主に幸子という若い家政婦の女の子の手紙を読む形で進んでいくので、前作までとは大分雰囲気が違います。
今回の1番の見どころは、いかにして「リカ」という人間が育てられたか(そう、ちゃんと人間でした!!)どういう少女時代を過ごしたかが分かるところです。
それにしても異常な一家なので、よく幸子がいつまでも住み込みで働いていられるなぁと逆に感心します。
素直にも限度があります。明らかに異常な出来事も無理矢理良い方に解釈しようとするところが逆に病的に見えてしまいました。
私なら怖くてすぐに辞めます。むしろ命の危機を感じます。
リカがあのように「誕生」して、今後どのように生きていくのか、どんな生活をしていくのか、まだまだ物語は続いていきそうな気がします。
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No.3:
(5pt)

リカシリーズの中では最高傑作

「リカ」を読んで衝撃を受け、「リターン」でややがっかりし本作品でかなりの衝撃を受けた。
本作品はストーカー・リカ誕生までのストーリーであるが、前作と同様にグロテスクな描写が多い。
著者の特徴でもある前半のスローテンポから一転して後半・終盤に一気にスピーディーにストーリーが大きく展開するのは本作品が最も顕著であり、終盤に読者が受ける衝撃も大きい。
個人的にはリカシリーズでは最高傑作であると思うが、例えばリカがストーカーに至るまでの恋愛歴など、まだまだリカシリーズは続いて欲しい。
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No.2:
(4pt)

直球ではありませんでした。

リカのファンです。続編「リターン」を読んでちょっと期待ハズレ感があり、欲求不満になっていました。
そしてこの「リバース」を見つけ、ワクワク、ドキドキしながらページを開きました。
リカの育った家庭の異常さを家政婦が見た!設定です。なるほどなぁ、だからリカは自分本位で情熱的なモンスターになったのか。
「リターン」「リバース」ともに、角度が変わったリカのストーリーになっています。
「リターン」を読んであまり高い評価ができなかったのですが、今思えば、あれはあれ。ということで。
でも、もうそろそろ、モンスター・ヒロイン・リカが初代作のように猛威を振るって読者を震撼させる作品を期待します。
本当に「RIKA」は怖かった。著者独特の執拗な文の繰り返し、くどさが「RIKA」では本当に有効に使われていて、リカというモンスター像が
読者にべったりとインプットされているはずです。このままじゃ、勿体ないです。サダコ、カヤコと並ぶジャパニーズ・ホラー・ヒロインに
して下さい。(でも映画化はしないでほしい。リカを演じられる女優さん、そうそういないですから。やすっぽい作品になってほしくない。)
リバース (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:リバース (幻冬舎文庫)より
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No.1:
(5pt)

『リカ』『リターン』の続編。雨宮リカのルーツが明らかになる。

最恐のストーカー・雨宮リカを描いたホラー・サスペンス、『リカ』『リターン』の続編。

前作の『リターン』も面白かったが、この『リバース』も面白い。読み終えて、貴志祐介の『黒い家』を思い出した。

長野から単身上京し、雨宮家で家政婦として働くことになった天涯孤独の少女・幸子は、医師の父親と美貌の母親、梨花と結花の双子の姉妹に囲まれ、恵まれた日々を送っていた。雨宮家に少しずつ感じる幸子の違和感は、やがて…

前2作を読んでいれば、雨宮梨花がリカであることは明らかで、ある程度は展開は予測出来るのだが、まるで主人公の幸子から少しずつ伝播してくる嫌悪感と恐怖が次第に頭の中で膨らみ、読むのが止まらなくなる。

そして、ラストには…
リバース (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:リバース (幻冬舎文庫)より
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