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慈雨
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慈雨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
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およそ40日かかる「通し打ち」の歩き遍路が、たとえ「区切り打ち」であっても「逆打ち」の歩き遍路と四国各地で何度も遭遇することはあまりにも不自然でしらけてしまった。また、作者は遍路を歩き、遍路宿に泊まってみたのだろうか?と気になる点がいくつかあった。 | ||||
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作者は実際に八十八カ所を廻られたのでしょうか。 | ||||
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人物描写だけは上手いけどストーリーはなんだか。 事件解決のヒントを退職したベテラン刑事が気付いてゆくが、 中学生でも分かるようなことばかり… DNA鑑定の結果って過去のデータと照らし合わせたり普通すると思うのですが… この小説では何でやらないのかな? | ||||
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地味な警察物の小説、という以外言いようがない。文章はうまく、心理描写もキャラクター描写も確かで読みやすい。だが、どちらも月並みで感動するほどでもない。むしろ、こうすれば読者は感動すだろう、というような書き方で、覚めた読者から見れば白ける。損したとまでは言わないが、時間の無駄だったと思ってしまった。 | ||||
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情景や人物を巧みに描写できていると言う筆力は感じた。読者を惹き込む導入部分にもセンスを感じる、が、同じく女児凌辱の惨劇を描いた東野圭吾の代表作みたいな、読者が抱く感情突き上げ感には、まだまだ到達はできていないと感じた。次回作に期待。 | ||||
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ミステリーとしては期待外れ。 16年も犯罪を犯していない謎も想像できる。 車が消えた謎も普通にわかる。 この作家さん読者甘くみてませんか(笑) | ||||
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かなり期待して読み始めたのですが、主人公の心情描写がくどい、話の展開が遅く感じました。先が見えても意地になって最後まで読みましたが、もりあがらず、淡々と終わりました。 | ||||
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全く別の場所に居て、事件の謎を解く、一種のアームチェア・ディテクティブなのだろうか?まあ、それは良いとしても、他の方も仰っているように、とにかく、同じようなくどい心象表現が何回も続く。ページ稼ぎか?しかもそれがいちいち稚拙である。嫁さん、娘、娘の恋人、などなどに対して延々と幼稚な独白が続く。数十年も刑事一筋の、いい年をした大人が独白するとき、もっと気の利いた、赤裸々な、清濁併せ持った、本物の大人の言葉があるだろう。カバー裏の写真から、まだ若い女流作家のようですが、人生経験足りないですね、としか言いようがない。刑事の実態や、お遍路さんについても、深く取材したわけではなく、たぶんWEBで得られるような知識だけなのでしょう。テレビドラマにでもなれば、という色気なのでしょうか。表紙と題名から、久し振りに、クールで重厚な女流作家なのかな、と期待しましたが、寧ろ今風の軽佻な作品でした。犯人捜しの要素は全くないから、たぶん家族の物語だと定義したいのでしょうが、人が生きること、そして死ぬこと、そういう事を馬鹿にしているとしか私は思えませんでした。かなり酷評しましたが、もう1作品だけ読んでみようと思います。 | ||||
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柚月 裕子 の作品は全て読んでいる。今まで外れはなかった。慈雨も期待して呼んだが、慈雨は西村京太郎の「旅」を紹介しつつ推理を進めるそういう小説に足利事件を取材した「殺人犯はそこにいる」を絡めた様な作品である。事件の舞台が群馬県と栃木県の境である事、DNA艦艇に問題があったことなど、すべて「殺人犯はそこにいる」に似すぎている。これは大丈夫なのだろうか? なお最後のトリックも陳腐である。すでに使い古されている。まさか、そこかよ?と思った。柚月 裕子 さんの作品にしては、ちと残念でした。 | ||||
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初めて読む作家の小説だったが内容が無さすぎてつまらない。ミステリーとしても中途半端だし、お遍路のくだりも読んでいて退屈で頭に入ってこない。全体的に描写が浅く、土砂降りでもなく嵐でもなくお湿り程度の慈雨といった印象です。 | ||||
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様々な瑕疵があって、ミステリとしては失格の駄作。主人公は元群馬県警の警察官(ただし、何処にも断りがないが、前橋を除く地名は仮名)で、妻と四国のお遍路巡礼(こちらは良く調べてある)をしているという設定。主人公の頭には過去(16年前)に自身が体験した事件及び現在進行形の事件の2つがあって、共に幼女暴行殺害である。お遍路巡礼の目的は主人公の贖罪らしい。主人公は2つの事件が同一犯ではないかと疑っているのである。過去の事件の受刑者は刑務所に居る、という事は当然「***」を意味し、これで主人公は悪夢に悩まされているという次第(四国=死国=悪夢という安易な発想)。 横山秀夫氏「64」を意識している風でもあるが、ミステリ的に遥かに弱いし、作品自身や登場人物に重みがない。現職警察官(主人公の娘の結婚相手候補)が事件の機密事項を元警察官にベラベラ喋るという事があり得るだろうか ? 更に、幼女暴行は再発率が高い(連続事件の場合が多い)のにも関わらず、犯人が16年も事件を起こさなかった合理的理由は「***」しか考えられない。このように、普通に読んで行くと、事件(物語)構造が読者に自然と分かってしまうのである。ミステリ的に弱い、と称した所以である。主人公の娘にもある秘密があるのだが、これまた、普通に読んで行くと、自然と分かってしまう(第一、このエピソードは必要なのか?)。そして、一番の瑕疵は本作における唯一の謎である"消えた白い軽ワゴン車"のトリックが昔のTVドラマ「スパイ大作戦」中の一作あるいはヒュー・ペンティコースト「子供たちが消えた日」と<同一>である点である。一応、ミステリ風の小説を執筆しているのだから、これは大きな傷であり、情けない事限りない。 「慈雨」という題名は、本事件の解決が警察内部や主人公夫妻などの積年の軋轢にとって恵みの雨になった、という事であろうが上述の事由によって説得力が皆無である。人間ドラマとしてもミステリとしても薄っぺらの駄作である。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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柚月さんの作品ほとんど読んでますが、私にとってはかなり残念な作品です。 神場が気づいたトリックはっきりいって、何十年も前からある手口でこの事に警察が気付かないわけがない。かなり無理があります。 近年新刊を出すたびに内容もどんどん良くなっていたので、久々にがっかりしてしまいました。次作に期待したいです。 | ||||
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柚月裕子さんの本はほぼ読んでいて、女性ならではの、時に女性とは思えない描写に引き込まれていました。 特に「孤狼の血」は、これまでと違って、男社会ヤクザの世界に切り込んでとても面白かった。 検事シリーズも大好きでした。 久しぶりに手にとってみた「慈雨」、いいタイトルだな~と期待を抱いて読み始めたのですが…。 定年になった刑事は妻とともにお遍路に出る。元刑事は16年前の幼女殺人事件が冤罪ではないかという自責の念にかられている。 それを知らぬ妻は健気な様子を見せながら寄り添っている、という、私とほぼ同年代なのに、こんな妻はあまり見かけないなーと少し違和感。 同時、群馬と栃木の県境で起きた幼女の殺人事件が起こり、主人公の元刑事が嫌でも16年前の事件を思い起こすことになる。 電話でやりとりしながら、元刑事が若い刑事に指示したり報告を聞いたり。 どこかで見たようなプロットだが、まあ、そこまではいいとして。 16年前の事件のホンボシと今回の事件の犯人は実は同一人物で、では16年間何をやっていたのかという疑問にさらされる。 つまりその間刑務所に入っていたのでは、と思いつき、16年前に刑務所に入所し最近出所した者を洗い出していく。 これって本城雅人さんの「ミッドナイトジャーナル」と同じです。この作品では新聞記者が主人公で、やはり過去の失態を悔やんでいる点も一緒。むしろ刑事の発想でない点が新鮮なくらい。 というわけで、途中からすっかり読めてしまいました。車をトラックに入れて運ぶというのも、ハリウッド映画では使い古されているのでは?と思います。 最後に、ちょうど八十八か所めに到達しようとするときに真犯人を逮捕(これもちょっとあっさりすぎ)するなんて、 ちょっと都合がいいなーという印象です。 人情ものじゃないのだから、トリックや思考回路が分かってしまうのは、ミステリーとして「本懐」ではありません。 しかも、この本の核となっている事件は、どうみても「北関東連続幼女殺人事件」を彷彿とさせる。こちら、ジャーナリストの清水潔氏が、 当時のDNA鑑定が間違っていたことで、結果冤罪を証明した、まさにこの本と似通いすぎている事実がある。 これをヒントにした小説であることはほぼ間違いない。そこはまだいいとしても、肝心の内容まで借り物のような印象を受けて、 読後感は、「がっかり」、その一言に尽きます。好きだっただけに採点は厳しくなりました。 次回、期待しています…。 | ||||
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退職したばかりの刑事一筋の元警察官が過去の取り扱った冤罪かもしれない事件の贖罪で四国八十八か所巡りをする話…ですが、刑事生活を何十年もしてきた人がこんな青臭いことを言うかな。しかも幼女にワイセツ行為を繰り返していた男にたいして引け目なんて…。横山秀夫小説でもプライド高い刑事が出てきますが、あちらの方が今回の小説より現実的かも。最もリアリティーがあるのは黒川博之の小説ですけど。なんか、みんな真面目すぎて青臭くて本当に泥臭い、欲まみれの事件を取り扱ってきたベテラン刑事なの?と思うくらい。普通不謹慎な冗談位会議室とかでは言うでしょ。もたない。もう次ぎはないな。 | ||||
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ひさびさの退屈作品でした。 最後もどうして そう締めくくれるのかわからない位に感情移入出来なかったです。 2度とこの作者の本は手に取らないとこう❗ とおもわせてくれた作品でした。 | ||||
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殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件 清水潔(著) ストーリーが酷似している 上記著書を読んだ後では、インパクトに欠ける | ||||
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主人公の心情描写がくどいです。 設定、ストーリー、会話全てがテレビのドラマ的で軽い印象 テーマの重さとは対照的に話の進行が平坦でたんたんと進みます 真犯人や真実に関してはあっけなく感じました とにかくくどいほど「刑事とは」の心情描写に付き合わされます | ||||
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