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僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ
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僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕への評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 41~60 3/5ページ
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ストーリーが少し難しいが読んでて続きがよみたくなるような最高の本です。 | ||||
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通して読むと結局和音がメインヒロインだったと思えて落ち着きます。 並行世界を描いた物語であるが、とてもよく練りこまれた設定で、もう一つの物語と合わせて読むと とても腑に落ちる。 もう一つの物語で世界を巻き戻したような展開で終わったが、そのもう一つの世界で充実した人生を送る主人公。 並行世界の弊害に苦しむ事もあるが、和音と二人三脚で乗り切り、尚且つ栞と思われる人物との再会もあり、 とてもすっきりとした終わり方で、読後感がとても良かったです。 和音もツンデレっぽくて凄く良い。もう一つの世界の和音の理想とするような世界でとても良い結末に満足です。 | ||||
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こちらでは栞がメインヒロインのようではあるが、やはり途中から現れる和音がとても健気で主人公を支える姿がいじらしい。 並行世界を描いた物語であるが、とてもよく練りこまれた設定で、もう一つの物語と合わせて読むと とても腑に落ちる。 栞を守る為に必死な主人公と、それを支える和音。もう一つの世界に全てを賭けて望みを託す最期なので、 やはりこちらから読むのが正解だと思った。 和音の幸福を祈りつつ、もう一つの物語を読みたいと思う。 | ||||
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僕君→君僕の順に読みました。 平行世界と純愛をテーマにした主人公暦の一生が描かれており、僕君では瀧川和音と一歩一歩穏やかな人生を歩み、 君僕では一生を費やして初恋の佐藤栞を助けるという内容。 他の平行世界との違いが、異なる行動を選択した結果の分岐先である設定が巨大な入れ子構造となっており、任意に他の世界に移ることが出来ても過去までは変えられない事がキーとなっています。 どちらを先に読んでも良いと思いますが、種明かしを最後に取っておきたい人はこちらからの方がいいです。 主人公の幼年期から老年期までの長い時間の経過の中で、今より幸せな未来を信じて一途に行動する主人公と支える人達。 その中で特に和音は知的で強か、優しさのある魅力的な人物で、どちらの世界でも年老いても最後まで暦の傍にいて力になっている姿を見て涙が出てきます。 どうか二人に祝福を。 | ||||
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2冊同時購入 レビューでみると、どちらか読んでも違うということなので 感じ方の違いかなと思いますが、オーソドックスに 僕がから読みました。 次の 君をを読むのが楽しみです。 | ||||
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僕がの後にこちらを、読破しました。 感情のコントロールは難しいですが、感じ方は人それぞれなので 読んでみてから の方が、いいですね。 少し感情の幅が広がる? と思いました。 | ||||
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是非2冊とも読んでいただきたいです。 こちらを後に読みました。そうして良かったと思います。 でもやっぱり君をの方も再読したくなりますね。 これは永久のループになりかねない、それほど面白かったです。 上下ではない2冊というオリジナルなアイデアは素晴らしいと思いました。 | ||||
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何かと考えさせられましたが、 最後まで主人公の僕に共感することはありませんでした。 それでは生まれてこなければ良かったと言ってるのと同じように感じたからです。 生まれてきたら必ず死ぬ、出会いがあれば必ず別れが付いてくる・・・ それは避けられないことなのに。 どちらを先に読むかで感想が違ってくるとのこと、 SFが苦手なので説明が多いとされているこちらを先に読みました。 SFは・・・という方でも十分楽しめる作品です。 | ||||
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さくさく読めた 2冊目もか気になったので読みましたが面白かったです | ||||
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■主な登場人物 高崎 暦 龍川 和音 二人の子供 亮 ■個人的な主な登場人物の人物像 私の中で印象に残ったのは、二人の頭の良さである。 主人公に関しては、勉強せずに難関校に合格し、その後も学年トップを維持し続けるられるほどの秀才。 和音は、主人公ほど秀才ではないが自分の考えたシナリ通りにことを運ぶことができる演技派。 暦と和音は、「お互いのすべての可能性を愛す」ことを約束して夫婦になります。 そのような二人の馴れ初めから、付き合うまでの過程が初めに語られています。 その後、二人が、「平行世界の自分は、自分なのか」といった問に対して、思考し、行動し、 その中で発生する事件に対してその結果をどのように受け入れていくのかといった流れに なると思います。 この物語の前提として、人々は違う平行世界に移動することができ、 自分がどのような世界にいるかを把握することができます。 発生した事件の内容は、別の並行世界で息子の涼が通り魔に殺害されてしまう、になります。 涼を失った悲しみから、平行世界にいる和音は涼が生きている世界に移動してきます。 移動元の世界では、殺害事件が発生しており、通り魔の妻が殺害され、その殺害現場が二人の住む家。 涼が殺害された背景やアリバイを偽装工作していることを警察が明らかにしたため、和音が殺人犯であると疑われています。 しかし、世界を移動した場合、涼が生きている世界にいる和音と並行世界にいる和音の意識は、入れ替わります。 さらに殺人が起きる一週間前から、並行世界にいる和音が涼が生きている世界に移動してきたとの証言を得たため、 和音は犯人ではない。 では、真犯人はだれなのか?という疑問が生まれます。 犯人は、平行世界の暦でした。 罪を着せた理由としては、暦は「お互いのすべての可能性を愛す」ではなく、その場面ではその世界における和音を愛することしか できなかったからです。 その和音を救うために、罪のない和音に罪を着せて、平行世界の和音を涼が生きている世界に送ったのでしょう。 そのように、事件が終わりを迎えます。 そのような困難を乗り越え、幸せな生活を送っていない、平行世界の自分たちがいる。 しかし、自分たちは、幸せな世界で暮らしているのだから、それを悔やんでいては仕方がない。 その人たちの分まで、幸せに生きること。 それが今の自分たちにできることではないのか。 そのようにすべての世界の自分たち、その世界を築いてくれている周りの人達すべてに感謝し、 生きていける人間になったにではないかと思います。 | ||||
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十分に面白いと思います。SFと恋愛を重ねた、いいストーリーです。 ただ、二冊買う必要があるかというと……どうなんでしょうね。 もう一冊をどうしても読みたいとまでは思いませんでした。 | ||||
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連れご同士は結婚できるのですが、それ言ったらやっぱりダメでしょうか。それとも、題のとおりか、「連れご同士の結婚は出来なくなった」という描写を、単に私が見落としただけでしょうか。どちらにせよ、違和感が拭えません | ||||
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こちらから読みました。しっかりとSFテイストもあり物語自体は面白かったですが、2冊読んで明らかになる事実!ってのがあるかと思いましたが、同じ主人公の2つのパラレルワールドの物語で、主人公がちょこっとだけ(?)その2つの世界を行き来して、エンディングの接点をべつべつの世界の視点で描いただけって感じかな。2冊読まないとダメですが、2冊読んだから面白さが2倍になるかというとそれほどでもなく、1.5倍程度でしょうか。2冊読んで面白さ2倍と思っていたので、期待大きすぎました。 こちらを先に読むと「僕→君」のオチが分かってしまうので、ちょっと、肩透かしの部分があります。個人的には「僕→君」を先の読んだ方が「君→僕」のオチが分からないと思うので、良かったのではと思います。まあ、人の好み次第でしょうね。 両方読んで結局分からなかったのが、「君→僕」の和音の気持ち。行動含め謎です。この謎が「僕→君」で明らかになると思っていたので、そこもマイナスポイント。「僕→君」の栞も最後はどうなったのか不明ですが(論理的に説明出来ないのであの終わらせ方?)、この2つは推して知るべしってとこなんでしょうか? あとテイストが違って「君→僕」は狂信的(一途)な男の愛の物語でちょっと悲しい感じで、「僕→君」は二人の愛の話でほっこりとした気持ちになります。 | ||||
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うーん相変わらず面白い! 君を~はファンタジー色の強い作品ですが、僕のが~は恋愛色の強い作品ですね!どちらか好みで選ばれると良いかもしれません! それにしても暦はいつも不憫な目に遭いますねw君を~でもそうでしたがw ひょっとしたら他の平行世界の暦も不憫な目に遭い続けているのかもしれない……w | ||||
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悪くは、ないのですが、、、、、。 評判が、良く期待した分、ちょっと、肩透かしでした。 | ||||
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本当に感動しました。 並行世界という扱うのが難しい内容をわかりやすく書かれていて、読みやすく、最高のストーリーです。 | ||||
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並行世界が人々に認識されている世界観と言うのが素敵でした。 途中主人公の一途さがちょっと怖かったですけど…交差点で待たされている彼女の事を考えれば当たり前なんでしょうね。 SFが苦手な方でも、ビールの泡の例えで並行世界への行き来の仕組みを説明されているのでとても分かりやすいです。パラレルワールド物は大好きなのでとても楽しめました。 | ||||
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本書の並行世界は、論理学の分野では「可能世界」と呼ばれている。 述語論理では、命題(文)がある現実を反映する(もしくはしない)と考える。 たとえば「今日は雨である」という命題は、現実に参照した結果、真だったり偽だったりする。 だから「現実」とは、命題の真偽を一義的に決定づける参照項として定義される。 しかし、すると困った問題が生じる。 たとえば「現代のフランス国王はハゲである」という命題は、真でも偽でもない。 現代にフランス国王などいるわけがないから、真偽の判断ができないのだ。 これ以外にも、空虚な命題はそれこそ数限りなくある。 では、これらはみな一様に無意味な命題なのだろうか? このような問題に対し、空虚な命題でも真偽が決定できるようにと導入されたのが、「可能世界」の概念である。 この現実とは違う、ある「ありえたかもしれない」世界ではフランスに国王が存在し、ハゲていたりいなかったりする、と考えるのである。 こうすれば、空虚な命題も(一応は)真偽が決定できるようになる。 この「可能世界」は起こりうる事実の可能性の数だけ無数に存在し(世界の事実の総数がnだとすれは、可能世界の数は2のn乗である)、その中の一つが、この現実世界ということになる。 この可能世界という考えは同時に、「必然性」や「可能性」といった様相の概念を、可能世界の量化に還元できるというメリットも生んだ。 たとえば「Xは可能である」という命題は、Xの成立する可能世界が少なくとも1つは存在する、という量化の命題に還元できるのである。 (パッと見では意味不明だが、哲学的にはとても画期的なことなのだ) しかし、この可能世界はあくまでも空虚な命題や様相を扱うために仮構された論理的存在であって、実在する保証はない。 ただ、どの世界にも過激派はいるもので、哲学者の中にも可能世界が実在する、と主張する人もいる。 かなりの少数派だが。 しかし肝心なのは、たとえそのような可能世界が実在したとしても、それはこの世界の「彼岸」にあるので、 その存在を確かめることはもちろん、相互に影響を与え合うことも不可能なのである。 可能世界同士は互いに独立で、「閉じて」いなければならない。 すべての可能世界を包摂する論理空間は、「空間」という比喩で語られてはいても、そこを横断するような何かが存在しえないのだ。 つまり、可能世界が実在したとしても仮想だとしても、結局は同じことなのだ。これは可能世界の実在論者であっても認めていることだ。 だからこの小説のように、それらの並行世界が相互に「やり取り」するというのは、荒唐無稽を通り越して「1+1が10になったり5になったりする世界」をSF小説と主張しているようなものなのである。 もしくは、量子力学的な「重ね合わせ」の概念を導入すれば、「並行世界の重ね合わせ」の状態ぐらいは起こりうるだろうが、事実が観測された瞬間にそれらの世界は互いに独立となり、別の系へと分岐してしまうだろう。 それから、本書で「可能性のすべてを愛する」というが、可能世界では、「すべての確定記述において異なるが同一であるような人物」という奇妙な存在が成立してしまう。 「身長が175で、カレーが好きで、○○大学を卒業して、ルックスは平均的で…」といった確定記述で特徴づけられるA君が、ある可能世界では「身長が175ではなく、カレーが好きでなく、○○大学の卒業でなく、ルックスが平均的でなく…」であるにも関わらず、A君でありうるのだ。 (本書における「IP」は無限大の遠さにあるが) これはどう考えても他人なので、この人を愛するということは本来のA君とは別の誰かを愛することになってしまうだろう。 つまり、本書の「暦」君は哲学的には支離滅裂なことを言っているのである。 | ||||
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詐欺ってほどじゃないんだけども。事件がおこったSIPを考えると範囲内にいる僕は同じ行動をとるわけだから「君を愛した(ある範囲の)すべての僕へ」になるはずだよね。 どっちを先に読むかとか帯にありますがぶっちゃけ1冊1日あれば余裕で読めますのでそんなにこだわらなくてOKです。上下巻(違うのか)とも読みましたが合本で1100円税込ぐらいが適正価格かと思います。この手のものは読んでいて「ああ、これが次巻に関係するんだな」「伏線回収!」とわかってしまうのが欠点。あまりその辺の隠し方がうまくないくバレバレなのでめくるめくパラレルワールド世界を想像されると肩透かしをくらいます。読後感はいいですよ。 | ||||
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私はこちらの方から読みました。 並行世界技術が確立されているという前提の設定の元、その世界特有の倫理観を考えるお話は好きでした。 原始的な感情にも迷いなく言及するため、人によってはその部分を不快に感じるのかもしれませんが、避けては通れない議論になると思うので、必要だとは感じています。 この「僕が愛したすべての君へ」は、見方によっては、これのみでも完結します。 ただ、「君を愛したひとりの僕へ」はそれ単体では完結とはいいがたい面があります。 完結するお話を見て、なぜそれが完結するのかを探りたい人は、こちらからを。 理由を知ったうえで、お話を楽しみたい人はもう一方からを。 どちらも味がありますし、おそらく後から読んだ方の読了後、最初に読んだ方をもう一度見返したくなるはずです。 迷ったら、最後は直観で決めていいと思います。 | ||||
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