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40歳の言いわけ
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40歳の言いわけの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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一言で言いますと、「同窓会を絡めた、という本書最大の特徴が活きてない」と感じる内容でした。 私自身が40代前半なので、同窓会に際して「経済的、あるいは職業的に勝ち組だ。容姿にもまだまだ自信がある。そんなリア充状態じゃないと、参加し辛い」みたいな感覚が芽生えるってのは理解できます。 そのような「あるある、わかるわかる!」話が、同窓会と絡んでどう展開されるのかなと期待して読んだのですが。 なんと言いますか、クラスメート達が抱えている悩みや葛藤が、ちょっと特殊なケースが多すぎるというか。「あるある、わかるわかる!」が薄すぎて、感情移入できなかったです。 加えて、同窓会当日というシチュエーションも、あまり意味を感じられず。 担任の先生のエピソードも、読者に何を感じて欲しいが為のイベントなのか、イマイチ不明(老いることの哀しさ…とも違うか) というわけで、星三つとさせていただきます。 | ||||
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カバーと帯にひかれて手に取りました。とても面白く一気に読みました。40歳…、そうですよね、いろいろありますよね。言いわけ…しなきゃやっていけないですよね。いわゆる同窓会ものですが、コンパクトに、だけどそれぞれの登場人物の「現状」がしっかり描けていて(しかも笑える)、単純に、斉木さん、すごいなと思いました。ここに出てくるみんな、今頃どうしてるのかなー。気になります。紹介文に「人生応援小説」とありましたが、まさにその通りです。人間、生きていればいろいろあるけど、まあ、頑張っていきましょう! | ||||
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「誰も来ない集まりの『幹事』の不安とバツの悪さ」からスタートして、それぞれの「楽しみだったのに、時間に行く事が出来ない」それぞれの事情に展開していく。 「偏食の癖に何が嫌いか教えてくれない」とか、「前もって決めた話に沿った話を聞き出そうとするな」とか「多趣味は生活以外」とか「遺産は貰うけどなにもしないうちに貰うのは違う」とか「愛のない平和な結婚生活」とか、とても好みのフレーズが多くて楽しかった。 特に西村裕子キャラがお気に入り。得たいモノの代りに自分が引き受けるのがどの部分なのか明確で、尚且つそこに悪意がないのが好み的中だった。 | ||||
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あとは読者それぞれの想像にお任せ、という小説は他にも多いがこれもそのパターンで それでもどのエピソードも中途半端感がありすっきりしない。 もやもや。新聞広告で面白そうと思って読んだがなんだかなぁ~の読後感だ。 | ||||
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40歳にもなると既婚か独身かに関わらず、さまざまな問題を抱えているんだなと思います。 それを「同窓会」というシチュエーションに当てはめたのが本作です。 ミステリ小説のような落ちやどんでん返しはなく(あるのかな?)、 ほろっとする作品ですが、☆5でもなく☆3でもないのが正直な評価です。 内容紹介で気になる人は読んでみてもよいのでは。 | ||||
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普段はこういうの書かないんですけど、たまたま他の方のコメントを読んでしまって、気になったので書いておきます。(あとで消すかも) ハガキのところとか、ラストとかで、同窓会に参加する予定のクラスメイトは、もっとたくさんいるとわかりましたよ。まさか全員ってわけにもいかないし、その内の6人をピックアップしたんだなと読んでいて普通に思いました。 あと、ついでに感想ですが、私はとてもおもしろかったです。会社の金を横領したとか、妻を殺してしまったとか、どの話も最初は驚かされ、さらに意外な展開があったりしますが、最後には納得で。読み終わったあとも、この人たちはこれからどうなっていくのかなあと想像が膨らみました。欠けてるところの多い人たちだから、共感しやすかったかも。今どきの未熟な大人? 個人的には、独身なので西村裕子さんに共感しそうなものですが、なぜか夫に浮気された青山久美子さんに強く共感してしまいました。ラストはまあ、ちょっと強引だったけど、ニッコリってことで(笑) | ||||
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同窓会をテーマとした物語にしては設定がおかしい。 リレー小説という流れは理解できるのだが、高校の同窓会の 出席者が主人公を除く、僅か6名という設定が甚だ疑問。 20数年前の高校のクラスは40数名で構成なので、同窓会 なら少なくとも10数名は集まるはず。それが出席者僅か6名で、 誰一人として定時に現れないなんて何か変だ。 短編は40歳にありがちなドラマだが、すべてのストーリーの 結末が曖昧で、結末は読者で勝手に想像してくださいというのが いかにも無責任でフラストレーションが残りました。せめて会社の カネを横領した課長がその後どうなったのか、DVを受けた亭主と 妻がその後別れたのかくらいは知りたいし、それを丁寧に書くのが 作者の務めではないか。 最後のラブレター事件は、無理やりこじつけた様な結末で、主人公 が相手の男に感謝して終わる展開に無性に腹が立った。 全体的にこじつけ感が多く、読後感はよくなかった。 | ||||
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